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ギャプライズ式リモートワークの心得

昨今の事情から急激にリモートワークが推奨されている中、私が所属しているギャプライズという会社でも3月2日よりリモートワークを実施する運びとなりました。

弊社では優秀な管理部の方々がほぼ1日でリモート用の備品やらオンライン会議システム(zoom)のアカウント準備やらを超高速で進めて頂いたので、結果スピーディーにリモートに移行することが出来たのですが(感謝)、なんせ急だったものでリモートワークにおけるルールの設定は難儀することがありました

そんな中先陣を切って情報公開してくれた方々のおかげで色々と参考にしながら進めることが出来ました。

そこで今度は我々自身が情報発信することで、少しでも他社さんのお役に立てればと思い、弊社がこの2週間リモートワークを進める中で制定した「リモートワークの心得」を公開しようと思います。

以下は代表である@kaipan_jpが社内向けに当てたメッセージですが、人間味が出てる文章だったので、ほぼそのまま載せてます。

僕らの決めたことが正解ということではないと思うのですが、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

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みなさん、お疲れさまです。
以下、ギャプライズにおけるリモートワークの心得をお伝えします。

まず最初にルールは人間を管理するのではなく、仕事を管理する為に設定していることは認識を揃えておきましょう。

現在の状況が落ち着いた後も、時差勤務やリモートを実施したいですよね。その為にはリモートでも(できればリモートだからこそ可能な)高いパフォーマンスを残すことが最低限必要です。


働き方は手段であり、目的/目標達成に向けて必要だから選択するものだから。

その為には「自己管理」「主体性」「仲間への配慮→心理的安全のある関係性の構築」が重要なポイントだと捉えています。

そしてこれはギャプライズのコアバリューにも直結するものです。
自己管理 → プロフェッショナル
主体性 → 挑戦
仲間への配慮 → チームで楽しむ

以下リモートワークに望む上での心得です。

リモート時の仕事環境(場所や服装)

場所
会話が成り立つ静かさ、機密情報を扱える空間(自宅や個室のワークスペース等)を原則とする。

服装
出社およびクライアント訪問できる服装(既存の清潔感のある服装と同様です)
→仕事へのマインドセットをすることが狙いです

連絡が取れづらい時間帯はGoogleカレンダーに登録

コンタクトがつきにくくなる、休憩時間や作業に集中したい時間は、その旨をGカレに登録
→いま何をしているか、これから何をする予定なのかチームメンバーに共有することが狙いです。

一次回答および即レスを行う(会議中や休憩、集中時間以外、放置しない)

即レスとは1時間以内の返信を指します。もちろん速ければ速いほど相手は助かります。

回答に時間がかかる内容の場合でも、1次回答(確認しました、何時までに回答します)は早々にレスしてください。

CWをチェックせずレスをしない集中タイムを設けたい場合は、集中タイムとGカレに登録してください。
→遠隔だからこそ、スピード感のあるコミュニケーションが重要です。

各部勤怠連絡用チャットワークグループにて業務開始/休憩/終了連絡を行う

リアル挨拶の代用なので、事務的な連絡だけでなく他メンバーに気持ちよく挨拶してほしい狙いです。

日報:勤怠グループで終業挨拶時に記載する

当日の実施業務(何をした)を記載。(〇〇社商談、社内会議、書類チェック、フォローメール等々)、実施内容を箇条書きで羅列。

当日業務の整理と終業の挨拶。また、不必要な疑念も排除したい狙いです。

但し工数管理を実施しているため時間の記載は不要です。
※弊社では最も重要な資源は「時間」であるという考えのもと全社で自身が何にどれくらい時間をかけたかを計測して見えるようにしています。

例)
本日もお疲れさまでした!本日の業務を終了します。明日もよろしくお願いします。
3月9日(月)
社内定例MTG参加2件(チーム、フィールドセールス)
顧客テレカンMTG2件(A社、B社)
パートナー来客MTG1件(C社)
フォローメール送信
資料作成1件(D社への提案)

最後に

ルールには加えないのですがテキスト上での挨拶は実施してほしいな。「開始します」「終了します」だけのコミュニケーションは見ていて寂しいです。
テキストコミュニケーションが増えるからこそ、そこに感情を乗せて欲しい。チームで楽しむを体現するチャンスです。

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以上がギャプライズでリモートワークに取り組む上での現時点における心得です。まだアップデートの余地は十分にあると知りつつ、少しでも皆さんがリモートワークに取り組む参考になれば幸いです。

集合知は個人知に勝ると個人的には考えています。こんなときだからこそ、様々な叡智を集めて日本という国自体が強くなれたらと切に願います。

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