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旅と留学

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ちょっと足を伸ばしてみると、何かを得ることもある(たまにね)
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記事一覧

スリランカ・ニゴンボの魚市場で出会う、生と死とその中間

舗装されていない道を自転車で走ること約30分、ようやく港に着いた。 前を走るバスや車、バイ…

ジャカルタのスラム街、そして30階の汚れたホテルの部屋から

ジャカルタの貧困が最も見えると言われる、線路横のスラム街・コタ地区にお邪魔した。どこまで…

旅は人生、人生は旅...|映画『ロスト・イン・トランスレーション』

旅と人生 ─。 その共通点は、虚しさと人との繋がりによって得られる輝きだと思う。 以前、…

内向的な人間が海外生活を生き抜く方法

留学は楽しい。新しい場所を散策して景色を見て、世界各国の友達をたくさん作って交流して、い…

沖縄の離島で過ごした夏。さとうきび畑とミュージックの思い出

自分の知らない世界が好きだ。 知らないのに好きだと言えてしまうなんて、奇妙で少し矛盾して…

空港は世界と、あなたと、私と、繋がっている

空港に着くと毎回心がざわつく。 どこの空港でも、どうしてこうも懐かしく苦しい感覚を覚える…

イラン人のおばあちゃんと2人暮らしをした話

ブリスベンは美しい街だった。街と街を隔てる川に、南北にかかる大きな橋はまるでNYのブルックリン橋のようで毎日心をときめかせた。バスからその景色を眺めると毎朝心のリセットボタンを押されるような、そんな心地いい気分になった。 ブリスベンに留学をしたのは1年以上前のことになる。半年間、西オーストラリアの都市パースにいた後に語学学校の転校制度を使って東へ移ったのだ。引っ越しをしたのは1月で、オーストラリアでは一番暑い季節だった。 学校は英語の資格を取るちょっと変わったコースに通っ