2024/04/16 ショートケーキのいちごで量れるだけの愛

0412

立ち食い蕎麦屋とか牛丼屋が好き。なにより安いし、1人で食事をするのにちょうどいいし、店内は食べることに集中している人しかいなくてなんか安心する。会食以外の外食や自炊へのこだわりはあまりなくて、食べれたらなんでもいいと思うことが多い。なんでも良いと言いつつも、立ち食い蕎麦も牛丼も美味しいから選んでいる。

銀座の映画館でアルバイトしていたとき、近くにおいしい立ち食い蕎麦屋があった。バイト初日、わたしの教育担当をしてくれていた人がそこに連れていってくれた。蕎麦屋なのにカレーも人気で、とにかく美味しい。液がさらさらしているスパイスカレーで、蕎麦とカレーのセットをテイクアウトして、よく劇場の休憩室で食べていた。今日の昼に立ち食い蕎麦屋に行ったあと、寝る前になってから、そういうことを思い出した。

0413

シェアハウス住人Aさんが、台所でメロンを切っていて、お裾分けをひとついただいた。Aさんが笑っているのをみたのは初めてかもしれない。仕事について色々聞いた。メロンをいただいたお返しに、母から送られてきたいよかんをひとつ渡した。

昼過ぎに姉の家に向かう。高速バスの車中で一つ前に座っていたおじさんが弁当を開け、ビールを飲んでいて、新幹線みたいなくつろぎ方をしていた。旅みたいで良かった。

夜に恋人と会う。明らかに制御できないイライラがPMSだとわかっているのに、イライラが収まらなかったし、今こういう状況ですと説明しない自分のことがすごく嫌だった。関係性に甘えるなよ。夜に韓国版の寄生獣をみた。面白かった。

0414

姉の家から今のシェアハウスへ荷物を運ぶ。正式なお引越し。恋人のご老体スイフトで2往復してもらい、引越しは完了。近くのモールでご飯を食べた。私は唐揚げやカボチャのコロッケがのった定食を頼んで、唐揚げのひとつを最後に食べるために残していた。違う定食を大盛りで頼んでいた恋人のほうが早く食べ終わり、それでも足りなそうだなと思ったのでとっておいた唐揚げをあげた。
昔、友達がマッチングアプリのチャットのやりとりで「愛ってなんだと思いますか」という話を軽くしていて、その相手が「ショートケーキに乗った苺をあげること」と言っていた話を思い出した。友達はあ〜ね、という感じをだしつつもちゃんと返していて、それって既存のネタ(出典)があるのかな〜と思った。とっておいた唐揚げをいっこあげるくらいの愛なら誰にだって渡せるだろ、と思うけど、大盛りを食べてもそれじゃあ足りないかもと気付くことに、その本質はあるんじゃないかと思った。

0415

旅行で不在にしている姉夫婦の家の猫の世話をしに泊まりに行った。

0416

沼に車ごと突っ込む夢を見た。隣に乗っていた知らない男の人に好意をもっていた。沼に落ちても車体は沈まなかった。なんなら私の座っている方の窓は空いていたのに、水も入ってこなかった。「門」のような文字が頭の中に浮かんでいた。それが音でも聞こえた。男の人は終始落ち着いていた。沼に落ちてるのに。とにかく好きだった。

生理で身体がだるすぎる。それなのに、冷たいレモンティーが美味しくてたくさん飲んでしまった。もりもり仕事をした。夜にはだいぶ判断力が死んでいた。明日結婚祝いの飲み会で友達に渡すポストカードを買った。東京の友達にも送りたいけど、ほとんど絵柄でメッセージを書くところがなくてやめた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?