初心者向けストリートスナップ考察#1
こんにちは!フォトグラファーのKAMANOIです。
ライフワークとしてほぼ毎日写真を撮っています。
今日は私のライフワークでもある「ストリートスナップ撮影」について私なりに意識していることを超スナップ初心者の方に向けて書いていきたいと思います。
ではまず、ストリートスナップって何?というところから抑えていきたいと思います。
ストリートスナップって何?
ストリートスナップ (Street Snap) とは、街で見かける若者たちの服装や着こなしを撮影したスナップ写真のこと。ファッション雑誌などで、ストスナ(ストリートスナップの略称)と表記されることもある。-Wikipediaより
これはファッションフォトとしてのストリートスナップですね。私も昔はよく撮影していただき大変お世話になりましたが今回はそっちではないです。
ちなみにこっちのストリートスナップは海外シーンがめちゃくちゃカッコ良い。いきなり余談ですが昔EYESCREEMで特集してたのめっちゃカッコ良かった。ストリートで手持ちの望遠レンズのスタイルが超COOLでした。気になる方はこちらからバックナンバーをお買い求めください↓
海外巨匠だとビル・カニンガムとかスコット・シューマンとか。
で、話をもとに戻して今日のテーマの、「ストリートスナップ」とは。
わかりやすく分解すると「ストリート」で「スナップ」。
「ストリート」
道(主に舗装された道)が直訳で、ファッションやカルチャーシーンとしては企業やマスメディアが用意した流行では無く人の中で自然発生的に流行するものなんて意味も。
わかりやすい例でいくとテレビや雑誌では高校サッカーが流行ってるけど地元の先輩がスケボーやっているのを見て憧れて友達と始めた、等
「スナップ」
スナップ写真(スナップしゃしん)は、下準備その他
特にせず、日常のできごとあるいは出会った光景を一瞬の下に撮影する写真。正しくはスナップショット。-Wikipediaより
キャンディットとも言われるものも含まれますね。
キャンディットフォトは、ポージングすることなく撮影された写真です。キャンディットフォトの性質は、写真を撮られているという事実に関する被写体の知識または同意とは無関係であり、さらに使用および配布するための被写体への許可とは無関係です。重要な要素は、実際のポーズがないことです。-Wikipedia英から簡単に訳
つまりストリートスナップとは道で準備しないで撮った写真。ざっくりとはこうですね。広義的なこの定義だときっと知らないうちにたくさんの人がストリートスナップを撮っていることになりますね。
外に出て何を撮るか決めて無かったけどとりあえず良いなと感じてシャッターを切ったらそれはもうストリートスナップ。(個人的見解)
誰でもできて簡単。わかりやすい。
ではどんなストリートスナップを撮るか。
ストリートスナップの細分化 ジャンルで考えてみよう
定義した内容があまりにも広義のため、掘り下げるためにも細分化するとわかりやすいかなと思いました。タイトルにも書きましたが今回はまずざっくりとした印象で分けてみましょう。作例は私の撮った写真のみで分けるので偏りがありますが、あくまで私の主観として私が人を入れたストリートスナップを撮っている時の主観の印象でジャンル分けをしていきます。
シンプルでかっこいいストリートスナップ
ざっくりとしたジャンルの分け方ですがとりあえずストリートスナップ=かっこいいをイメージする人は多いはず。普通に街中で見える光景をシンプルに写して少しかっこ良く。
日常感のあるストリートスナップ
温かい雰囲気のストリートスナップやエモ、ノスタルジー、ハートウォーミング、田舎スナップなんてのもここに入るかと思います。
デザイン的なストリートスナップ
画造りがデザイン的であったりテクニカルであったりシルエットを意識した写真が自分の中ではここに入る気がします。SNSでは1番人気なジャンル。
刺激的なストリートスナップ
決定的瞬間や風刺的であったり、ジャーナリズム的要素も含んだものも多いように思っています。キャンディットフォト等。
さいごに
ジャンル分けと一言に言っても明確な定義が定っているわけでは無いですし、たくさんの印象があります。今回はあくまでも私が意識しているジャンルの分け方をお伝えしました。私はストリートスナップを撮る時はだいたいこの4つのジャンルの中で考えることが多いです。また、ジャンルの掛け合わせも行います。シンプルかっこいいとデザインで6:4でバランスを撮ったり日常感と刺激的8:2でほっこり系ハプニングなど。
自分が撮った写真を見返して自分なりの印象毎にジャンルを分けてみることも自己分析にオススメです!
次回は各ジャンルについても私的見解でもっと掘り下げていきたいと思います!
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