- 「チョコレートとワインの世界」の会 -【ワイン部|活動報告】
こんにちは!ワイン部広報のスミダです。
今回は、2月に実施したチョコレートとワインの会をレポートします。
ワインとチョコレートのマリアージュを楽しむ、とても大人なバレンタインを過ごしました。ぜひ最後までご覧ください🍷
チョコレートに合うワインとは?
皆さん、チョコレートはお好きですか?
コンビニでもスーパーでもよく目にするので、ついつい手を伸ばしてしまいますよね。
私は、仕事の合間によくチョコレート効果(カカオ72%)を食べています。
一番好きなのは、神戸ショコラのゴーフレットが入っているものなのですが、カロリーがとても高いので控えています…。
さてさて、今回のテーマはチョコレートとワインです。
甘くてとろける食感が魅力のチョコレートですが、なんとワインに合わせにくい食材なのだとか。
理由は主に以下の3つ。
チョコレートの甘さによって、ワインの酸味が強調される
チョコレートにもワインにも渋味を感じるポリフェノールが含まれているため、ダブルで渋味が強調される
チョコレートに含まれるカカオバターによって、ワインの繊細さが失われる
どれも聞くと納得の理由です。
やはり、チョコレートにはホットミルクを合わせるのがよいのでしょうか…?(´・ω・`)
不安になる部員一同。
しかし!ソムリエはワインのプロです。
全ての問題に対して、解決策があると語ります。
それがこちら。
チョコレートの甘さによって、ワインの酸味が強調される
→酸味少なめワインor甘味少なめチョコレートを選ぶ!チョコレートにもワインにも渋味を感じるポリフェノールが含まれているため、ダブルで渋味が強調される
→渋味の少ないワイン・チョコレートを選ぶ!チョコレートに含まれるカカオバターによって、ワインの繊細さが失われること
→繊細でないワインを選ぶ!
かなりストレートな解決方法です。本当にこれらの方法で解決するのでしょうか?
気になるので、テイスティングで実際にこれらの解決方法を試してみます!
テイスティング
まず初めに、「チョコレートの甘さによって、ワインの酸味が強調される問題」を、酸味少なめワインor甘味少なめチョコレートを選ぶことで解決できるのか試していきます。
ワインは画像左、白ワイン「モスカート・ダスティ」。合わせるチョコレートはミルクチョコレートです。
ワインを飲んだ後、ミルクチョコレートを口に含みます。
結果、相性◎で解決!
ワインは微発泡でとても甘口。ミルクチョコレートの甘さも相まって、3時のおやつのような気分になりました。
女子会など、華やかな会におすすめの組み合わせです(*'ω'*)
お次は、「チョコレートにもワインにも渋味を感じるポリフェノールが含まれているため、ダブルで渋味が強調される問題」を、渋味の少ないワイン・チョコレートを選ぶことで解決できるのか試していきます。
ワインは、真ん中2本、左から「マルケス・デ・ムリエタ・レゼルヴァ」と「ヴィントナーズ・リザーヴ ジンファンデル」です。
渋みがないホワイトチョコレートを、「マルケス・デ・ムリエタ・レゼルヴァ」に合わせます。
そして、渋味の少ない「ヴィントナーズ・リザーヴ ジンファンデル」に、ダークチョコレートを合わせます。
結果、どちらも相性◎で解決!
片方を渋味の少ないものにするだけで、全体が丸くまとまりました。
「ヴィントナーズ・リザーヴ ジンファンデル」は、かの有名なオバマ元大統領のお気に入りのワインとのことで、大人っぽい雰囲気の会におすすめの組み合わせです。
最後に、「チョコレートに含まれるカカオバターによって、ワインの繊細さが失われる問題」を、繊細でないワインを選ぶことで解決されるのか検証します。
ワインは、写真右「ポート・レイト・ボトルド・ヴィンテージ」です。
合わせるチョコレートは、これまで出てきたチョコレート全てです。
結果、やはり相性◎で解決!
パワフルな重厚感と強い味わい、そして甘口な味わいがチョコレートにぴったりでした。
「ポート・レイト・ボトルド・ヴィンテージ」はお肉やチーズとも合うとのことで、これまでご紹介した中でどれか1本を選ぶなら、万能なこちらがおすすめです。
まとめ
今回は、チョコレートをテーマにワインをテイスティングしました。
ソムリエの、食材とワインを合わせる技術を体験させていただきました(*^-^*)
昨年はワインが主役だったので、今回のように食材が主役の会は新鮮でした。
いつか、私の大好きなカレーに合うワインの会ができたらなぁ…と思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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