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ブランドを築くために大切なこと_水野学

1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書より~

◆経歴

日本のクリエイティブディレクター、 クリエイティブコンサルタント、good design company 代表 。
相鉄グループ「相鉄デザインブランドアッププロジェクト」、熊本県キャラクター「くまモン」「中川政七商店」、三井不動産、「Oisix」、久原本家「茅乃舎」などブランドや商品の企画、グラフィックデザイン、パッケージデザイン、インテリアデザイン、宣伝広告、長期的なブランド戦略までをトータルに手がける。

◆なぜブランディングが必要なのか

いまはメーカーが違っても機能はどれも似たり寄ったりで、それ以外のところで判断してもらうしかない時代になってしまいました。
つまり、技術の踊り場、サービスの踊り場にきてしまったということです。

ブランドと

ブランドって、すごく大きな岩みたいなものを想像する方が多いんですが、本当はそうではなくて、例えば封筒のデザイン、社員の言動、名刺などすべてにブランドが宿っていくということなんです。
極端な話、経営者がインタビューを受ける時のネクタイの色まで目を光らせなければ、ブランドというのはビルドアップされていかないと思うんです。

◆経営に必要な「人・金・モノ」に次ぐ「ブランド」

いまの時代、経営に必要な4つ目の要素である「ブランド」にどこまで気を配れるかというのが企業にとっての新しい問題で、ファーストリテイリングのように、クリエイティブディレクターを側近に迎えるという時代がやってきたと言えるでしょうね。

◆感想

ブランドは小石を一つ一つ積み上げていく作業だというところに、奥深さを感じました。一朝一夕ではできない、信頼にも通じるものがあると思いました。
私たちKamakura Kazokuも、とても信頼できるデザイナーの方にロゴとホームページを作っていただきました。ロゴには次世代の3人の子供達がのびのびと成長していけるミライを作っていきたいという想いが込められています。
この「ブランド」を守るため、これからも細部にこだわってまいりたいと思います。

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