【鎌倉殿通信・第7回】鎌倉殿を支えた13人の宿老たち
皆さんもご存じのとおり、大河ドラマの題名は「鎌倉殿の13人」ですね。今回は、この由来を少し掘り下げてみます。「鎌倉殿」については、連載第一回でご紹介しましたが、ではこの13人にはどのような意味があるのでしょうか?
建久一〇年(1199)1月、源頼朝が急死し、息子・頼家が18歳で鎌倉殿を継承します。その三カ月後の4月12日、若い鎌倉殿を支えるため、宿老13人による合議体制が敷かれました。この体制を「一三人の合議制」といい、ここで選ばれた13人が、「鎌倉殿の13人」の由来になっ