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ブラッセリーサンティエールボンさんレポート

大船駅東口を背にして直進していくと、てくてく歩いて10分くらいのところに、地元ファン多し!のブラッセリーサンティエールボンさんがあります。

お店の横にすでにローストチキンの文字があって、ついふらふら入っちゃいますよ!

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温かいおもてなしをして下さる通称「ボンさん」のお店の魅力をたっぷり語ります!

どんなお料理を出すお店?

オーナーシェフの栗原さんと奥様の薫さんは何とどちらも海外でフレンチの修業を積んだ料理人同士。
美味しいフランス料理を食べさせてくださるお店です。

メインは何と言ってもおすすめでもあり、一番人気でもあるローストチキン!
ロティサリーオーブンと書かれたお店の中でもひときわ目を引くマシーンで、美味しそうなチキンたちがこんがりと焼かれています。そしてこのチキンを焼く匂いは、もうたまりません。

名物料理!自家製ローストチキン

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写真公式HPよりお借りしました

ツヤツヤと美味しそうにロティサリーオーブンの中で回っているチキン。口に含むと、外はパリッと、中はしっとり、噛めば噛むほどジューシーなチキンの味が口の中に広がります。ブラッセリーサンティエールボンさんのチキンは塩と胡椒、そしてバターしか使っていないとは思えない美味しさです。

このローストチキンには、フォンドボー(仔牛の骨や香味野菜で作る出汁)を作るように、鶏の骨を一度オーブンでカリカリに焼いてから、香味野菜と一緒に煮込んで作ったボンさん特製のソースも添えられています。このソースも身体に良さそうで、ついつい全部かけてしまいました。

フランスでは駅の売店(キヨスク)でどこにでも売られている定番商品なんだそうです。

専用マシーンで焼くしっとりジューシーなチキン。
これは家庭では作れませんね!
病みつきな人が続出間違いなしです。

魅力的なサイドメニューたち

ライブ配信中にも常連の皆様におすすめを教えて頂きましたが、とにかく何でもおいしいという事なので、隊員が食べたものから抜粋します。

ボンさんパテ

お店の人気商品No.3に輝いた「パテ・ド・カンパーニュ
パテ・ド・カンパーニュといえば、通常肉をすりつぶして作るのですが、ボンさんのは、ちょっと肉の塊が残っているような食べ応えのあるゴロゴロ系のパテなんです。

しかし見た目とは違い、口の中に入れると滑らかで、お肉の味がしっかりして美味しい、納得の人気商品なのです。

人気No.2はキッシュとカレー。
中が滑らかで舌触りが良いキッシュ!具材が上手く混ざりあってそれぞれの具材が主張することなく調和しています。季節の食材を使って作るというキッシュは、季節ごとに違った楽しみがあります。

カレーは辛めで、大人のお味。具材が溶け込んだトロトロのカレーは、確かに野菜の存在感を感じるのに、それぞれが見事に調和されていてとってもスパイシー!しつこくないのがまたいいんです。

どのお料理もとにかく手が込んでいて、栗原シェフの丁寧な仕事や料理に対する愛情が伝わってきます。
他にもお勧めはあるのですが、終わらなくなりますので実際にお店で体感してくださいね。

ドイツとフランスのお酒たち

■ビール■
Warsteigner(ヴァルシュタイナー)
厳選された素材を使用して水にまでこだわったドイツ国内でトップシェアのビール
Kronenbourg(クローネンブルグ)
300年以上の歴史を持つフランスビールブランド。これまたフランス国内トップシェアの人気ブランド
■ワイン■
ケヴェルツ・トラミネール
ライチやパッションフルーツ、バラ、スパイスなどの複雑かつ個性的な香りのフランスの白ワイン。食前酒やスパイスの効いた料理に。
クロスター・リースリング
世界中で大人気のスッキリ甘口なドイツの白ワイン。リースリング種特有のフルーティなアロマ、爽やかな酸味が特徴。

などなど。栗原シェフの修業地である、フランスとドイツのお酒がメインです!頼んだ料理と合うお勧めのお酒を聞きながら選ぶのも楽しそうです♪

ブラッセリーサンティエールボンの経営者さんはこんな人

栗原オーナーシェフと奥様の薫さんご夫婦2人で経営されています。
お2人は料理を最もおいしく出せるように、阿吽の呼吸で連携していらして、身も心も(笑)満足するおもてなしをして下さり、初めて行った人でも居心地の良さを感じるはずです。

まず、栗原克典オーナーシェフの魅力について語っていきます。
あまりのストイックさにきっと皆様も驚かれることと思います。

料理にご興味をお持ちになったのはなんと小学生の頃!
ご両親が料理人だったという栗原シェフは、小学生ながらNHKのきょうの料理が愛読書だったというまさにサラブレットですね。

まさかの元漁師

日本で料理の修業をしながら鎌倉でシラス漁の漁師としても働きながらフランスに修行に行くためのお金を貯めたという驚きの経歴!!

そういえばメニューに「鎌倉もんざ丸のシラスと小エビのクリームコロッケ」がありますが、まさにそのもんざ丸さんで漁師をされていたんですね。
興味本位で始めたら、面白くなってしまったんだそうです。(もちろん料理人としても修行中でした)

漁師系オーナーシェフ…(新しいですね)

他にも築地魚河岸など日本での修業時代の話やボクシングをしていたという話もお伺いしたかったのですが、それはまた別の機会に…。栗原シェフ引き出しが多すぎます。


海外修業はフランスとドイツ

さて、その後フランスに修行に行くのですが、まず語学の勉強をしてから、ボルドー地方の美味しいと思ったお店に飛び込みで修業に入ります。
もちろん、紹介状などなく、扉をたたいてお願いしたとの事。

修業中は無給…。現地のフランス人シェフにビシビシと鍛えられた後に一度帰国。

次にドイツに渡航して、前回の修業と同じように紹介状なしでフランス料理店の扉をたたいて修業を開始。海外で飛び込み修行とは、もう驚きしかありません。。

驚くことに、そこでなんと薫さんに出会います。

奥様も料理人

冒頭でお話した通り、ドイツのフランス料理店で先に修行をしていた薫さんと運命的な出会いを果たしたんですね!

薫さんはいつでもニコニコされていて、いらっしゃるだけで空気が明るくなるような方です。その裏に厳しい修行時代があったんですね。

料理人としての視点をお持ちなので栗原シェフの様子を見ながら、客席のお客様のタイミングを見てお料理をお出ししたり、話しかけたりというお心遣いが素晴らしい。

栗原シェフは寡黙な方なのかな?と思われるかもしれませんが、たまに薫さんが心の声を通訳してくださるので(笑)お2人の心の温かさが伝わってきます。

ちなみに店名はフランス語で「いい香り」。奥様の薫さんの名前と、いい匂いにつられてお客様が入ってきて欲しいという意味から。ほっこりしますね。

鎌倉の地元民に愛される素敵なお店ですよ!

お店情報

【営業時間】
■ 火~木、土■ 11:30~14:30 (料理L.O. 14:00 ドリンクL.O. 14:00)
17:30~22:00 (料理L.O. 21:30 ドリンクL.O. 21:30)
 ■金■ 11:30~14:30 (料理L.O. 14:00 ドリンクL.O. 14:00)
17:30~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)
■日、祝日■ 11:30~17:00 (料理L.O. 16:30 ドリンクL.O. 16:30)
■祝前日■ 11:30~14:30 (料理L.O. 14:00 ドリンクL.O. 14:00) 
17:30~21:00 (料理L.O. 20:30 ドリンクL.O. 20:30)

定休日 月(月曜定休(祝日も含みます))

※自粛期間は通し営業。11:30~20:00(L.O.19:00)
変動がある場合もあります。行く前に予約するのがベストです。

【アクセス】
神奈川県鎌倉市大船2‐24‐21
JR大船駅東口を出て直進 徒歩10分
TEL 0467-67-1218

ご予約はこちらから

取材の様子(YouTube)

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