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退廃的幸福論-制作手記3
初稿が書きあがった時、やっと自分の作品を
つくることができた気がしました。
自分のつくりたいものの質感ってこういうものなのかもしれない、
それが掴めた気がしました。
今回の作品は僕が舞台制作を生活の軸に
しているのと同じ様に、俳優を生活の軸にしている人たちと一緒につくります
それから照明、音響も、それを専門とする方にお願いします。
今日は顔合わせでした。楽しかった。とても。
楽しくて、まだ始点だと言うのに、
「またこのメンバーでやりたいね」と言ってしまいました。
軸となる理論と作品自体を紐解いて、これが
どんな温度で、どんな色で、どんな質感なのかを一つずつ
確めて同じイメージを共有しているなというのを
肌で感じました
例えば、前回の公演はまだサンゴショウが見えたけど
今回は深海だね、という一人の言葉。
本当にその通りで、なんでわかるの?と
思いましたね
![](https://assets.st-note.com/img/1701363210179-fINNdh6aoE.jpg?width=800)
ずっと一緒にやってきた人からの
『今まで僕の中では「大学生、舞台やってみた!」みたいな
感じだったんだけど、いよいよ舞台を作るんだって思う」という言葉
たまらなく嬉しかった。そうだね。舞台をつくるよ。
春、初日の幕があけるとき
みんなで残したこの手記たちが
一つのカタチを成してたらいいなと思います。
みんな春までよろしくね
わがままに付き合ってくれてありがとう。
素敵な作品をつくりましょう。
2023.11.27 日を跨いですぐの1:19
主宰 カワノヨウタ
![](https://assets.st-note.com/img/1701363213610-as6H3bcZIR.jpg?width=800)
劇団ScattoWrightです。舞台をつくってます。いただいたサポートは製作費に充てさせていただきます〜