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【記者会見】かまくら優太、日南市長選出馬会見(2024年5月20日)

 私、かまくら優太は、5月20日に日南市長選出馬に向けて、記者会見を実施しました。「声を形に、新しい日南。」をスローガンに、皆さんの声をしっかりと形にするスピード感のある市政を実現し、新しい日南をともにつくります!


かまくら優太の日南市政への想い

 私は高校卒業まで、日南市で過ごし、大学卒業後に新聞社に就職しました。行政や地域の取材を中心に8年間汗を流す中で、リーダーがかわることで地域が大きく変わることを目の当たりにしてきました。ここ数年、故郷の日南から漏れ聞こえてくる声がありました。「以前に比べて、日南に勢いがなくなった」「日南市をニュースで見る機会が少ない」。こういったものです。皆さんの実感としてはいかがでしょうか。

 物事が目まぐるしく変化する今の時代において、地域が抱える課題は、恐ろしいほどの速さで深刻さを増しています。

 このまま現状維持を選べば、間違いなく、全国、いや県内の他の地域からもどんどん遅れを取ることは明らかです。

 皆さんの声は市政にしっかりと反映されていますか?

 私は地域の人たちの声に行政が寄り添うだけではなく、一つ一つの課題をスピード感をもって形にしていく。
 そうすれば、市民の方々と一緒に、この難題に打ち勝っていけると信じています。

 賃金が少ない、働く場所が少ない。こういった声をよく聞きます。だからこそ、しっかりと「強い経済」をつくっていく必要があります。

 日南にはJAはまゆうや日本一になったカツオの一本釣り漁業など、魅力あふれる一次産業がたくさんあります。

 こういったものをしっかりと伸ばしていていくことが大事です。

 こうした強い経済をつくる上で、新しいことに挑戦する人も生み出していかないといけません。「起業家育成と事業承継」を進めていきます。

 起業家育成では、まず日南で活躍している起業家たちを集めて、「日南スタートアップ戦略会議」をつくります。

 日南で新たなビジネスを生み出すには、どんな行政の支援体制や規制の緩和が必要なのか。今、頑張っていらっしゃる方々の声をしっかりと聞いて、スピード感をもって実行できる組織を市役所内に設置します。
市内の子どもたちに起業家精神を培ってもらえるような教育も推進します。

 事業承継では、日南市で、廃業するか悩んでいる事業者の方がしっかりと次の世代にバトンを渡せるような仕組みをつくります。

 現在、日南では15歳~64歳の現役世代とそれ以外の年代の比率は1対1です。今後はさらに、地域で働ける現役世代は少なくなり、人手不足は深刻化していきます。

 今の時代、企業誘致をしようにも、そもそも地域に人手がありません。だからこそ、地域の魅力を再整理し、少ない人手でもしっかりと稼げる経済をつくっていかないといけません。

 こうした政策と並行してデジタル化とEBPM(根拠に基づいた政策立案)を積極的に進めていきます。

 さまざまな手続きでデジタル化が進むと、市民の方々の生活がもっと便利で楽になります。市民の方々のお困りごとを素早く察知でき、スピード感をもって解決することにもつながります!

 デジタル化によって、データがしっかりと蓄積されると市の色んな情報が見えるようになります。地域の課題を解決するためには何をすれば良いのか、根拠に基づいた政策を実行することができます。
 
 これはつまり、市民の方々からいただいた税金を、透明性を持って、より地域のために必要なことに使うことができるということです!

 日南市には、定年を迎えられてからも、元気に市民活動を頑張ってくださる先輩世代の方々がたくさんいます。 そんな方々が日南市で、いつまでも活き活きと活躍できるような場所づくりに力を入れます。 地域医療の充実にも力を入れます。介護、福祉、医療の情報もデジタル化によってスムーズに連携し、良質な医療を受けられるようにします。

 市民がさまざまなことに挑戦し、そこで実現した新しいビジネスがまちを豊かにする。行政のデジタル化やデータの蓄積による根拠に基づいた政策が、その取り組みを後押しします。財政的な土台をしっかりとつくることで、未来を担う子育てや教育などにも力を入れることができます。安心安全に子どもを育てることができる。先輩世代がいつまでも元気で健康に、日南のために活躍できる!そんなまちづくりに力を入れていきます。

 私はその先頭に立って、誰よりも汗をかく「日本一働く市長」として頑張っていきます!

工業団地造成について

 会見でメディアの方々からの質問で目立ったのが、総事業費28億円と言われる東郷IC近くの工業団地の造成です。会見でも述べていますが、ハローワーク日南の最近の統計では生産工程の有効求人倍率が1・97で、事務が0・39です。

ハローワーク日南 求人求職バランスシート(3月)

 こうした数字から考えると、いわゆる生産工程の求人を増やすような工業団地の造成をしても、人手が集まらない可能性があります。

 企業を誘致するのであれば、工業団地ありきではなく、どんな職業が求められているかを見極めた上で実行していくことが大事です!

 このほか、政策の詳細については今後、noteで紹介していきます。ぜひ、皆さんフォローしてくださいね!

感謝の気持ちを忘れずに

 今回、質問する側ではなく登壇する側として記者会見に臨みました。
 人前で話すのはこんなに緊張するものなのか、と改めて思わされました。前日は全然、眠れなくて何度も記者会見の原稿や質疑応答を頭の中でシミュレーションしていました。
 記者としてたくさんの記者会見に参加してきましたが、登壇する側の苦労をまざまざまと感じました。
 何より、この会見のために私のほかにたくさんの方が尽力してくれました。政策については、いろいろな方からアドバイスをいただきましたし、会見の練習にも、私を支えてくださる方が前日まで、何度も付き合ってくださいました。
 
そして、映像には映っていませんが、この日は私を応援し見守ってくださる方々が多く、集まってくれました。
 
一人ひとりからの気持ちの重みを改めてかみしめながら、演説に向きあうことができました。
 本当に感謝をしてもしきれません。

 この記者会見が私の政治活動のスタートです!
 私を支えてくださる方々への感謝を忘れずに、今日から一歩ずつ、皆さんと一緒に、新しい日南をつくっていきます!


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