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すべて後付け・・・株式投資情報の渦に巻き込まれない。

2021年7月23日のNYダウ(日本で言うところの日経平均株価)が最高値を記録しました。
理由は「4~6月期の米企業決算」に対する投資家の期待が高まっているためです。

【NYダウ最高値、初の3万5000ドル台 企業業績に期待】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN235KT0T20C21A7000000/

時を少し遡って・・・。2021年7月19日、NYダウは急落しました。
理由は新型コロナウイルスの再蔓延の懸念が高まったため。

何をみなさんに伝えたいかというと・・・

「理由はすべて後付けでしかない」

ということです。

「株価が下がったな・・・理由は何だろう?」
「株価が上がったな・・・理由は何だろう?」

と、世間が納得しそうな株価上昇/下落の理由をメディアはとりあず発表しているだけです。

理想的な話をすると・・・

「米企業の決算が良いから、これから株価が上昇します」
「新型コロナウイルスが再蔓延すると思われるから、これから株価は下落します」

と、株価が上昇/下落する前に発表され、そのとおりに株価が動けば有益な情報と言えます。

ただ、そんなことは不可能なわけです。
株価の上昇/下落を“予測”することはできません。
予測しようとしていたとしても、全ては“推測”の域を出ることはありません。

当たり前の話に聞こえるかもしれませんが・・・

「何事も起こり得る」

これが株式市場です。

でもこの「何事も起こり得る」を“完璧に”受け入れらている人は少ないと思います。

「損失を出して気分が落ち込みました」

という人は“完璧に”「何事も起こり得る」ということを受け入れらていません。
なぜなら、「何事も起こり得る」ことを“完璧に”受け入れられていたら、“落ち込む”なんていう感情は生じないからです。

「何事も起こり得る」を“完璧に”受け入れられたとき、僕たちは初めて何のためらいもなくルールにしたがって行動することができます。

長々と書いてしまいましたが、後付けの情報なんかに惑わされず、自分自身のルールを粛々と守っていきましょう。

それでは~

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よろしくお願いいたします。

かまくら

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