【OpenFOAM】ミッフィーちゃんまわりの熱流れ

こんにちは('ω')ノ
本日もOpenFOAMの内容となっています。

前回はミッフィーちゃんの周りの流れを解析しました。

今回は、ミッフィーちゃんから熱せられる流れをシミュレーションします。
浮力(重力)による力を考慮するため、わずかな微小密度変化である仮定のもと、ブシネスク近似で解析を行います。

熱の設定

前回の設定から熱の設定を追加します。

境界条件はこんな感じでだいぶ適当に設定します。

設定が終わったら「エクスポート」でファイルを出力します。

計算実行

計算実行の前に重力の方向を変えておきます。
ミッフィーちゃんはy軸に平行に立っているのでy方向に重力が向くように設定します。
constant/gというファイルを以下のように編集します。

FoamFile
{
    version     2.0;
    format      ascii;
    class       uniformDimensionedVectorField;
    location    "constant";
    object      g;
}
dimensions [0 1 -2 0 0 0 0];
value (0 -9.8 0);

計算実行

では計算実行します。

blockMesh
snappyHexMesh
decomposePar
mpirun -np 4 buoyantSimpleFoam -parallel
reconstructPar

全然、残差とか見ていないので収束しているのか見ていません(笑)

結果の可視化

paraviewで可視化を行うためには*.foamという拡張子の空ファイルを作成する必要があります。
ファイル名は何でも良いのでa.foamという空ファイルを作成します。

touch a.foam

では、paraviewで可視化してみましょう。

よくわからない結果になりました(笑)
熱の解析ははじめてなのでもう一回設定を見直します!!
本日は以上です_(._.)_💦

参考書

PENGUINさんサイトを体系的に学べる書籍となっています。ネット記事でも十分勉強できるのですが、OpenFOAMの初学者でOpenFOAMをインストール済みであれば一冊持って置き、体系的に学ぶのが良いでしょう。

あとは初心者向けに丁寧に解説がされているこちらの書籍もお勧めです。最後の章にはオーバーセットメッシュ(重合メッシュ)の機能を使った解析を最後まで丁寧に解説しているので挫折することはないでしょう。

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