【ダニングクルーガー効果】間違った思い込みでドヤ顔してた自分の過去話をツラツラと書きます('ω')ノ
こんにちは(@t_kun_kamakiri)
今、☟こちらの「Think Smart」という本を読んでいます。
印象としては、心理学に基づいた「人間が陥りやすい間違った思い込み」について解説し、対策を紹介してくれる本です。
なんと52個も解説してくれています!!
それが、「ダニングクルーガー効果」です('ω')ノ
👆これです。
簡単に言うと「ちょっと知識がついたら調子に乗る効果」のことです。
「ダニングクルーガー効果とは?」みたいな解説は、ネット上にいっぱいあって面白くないし、
まわりの「あいつダニングクルーガー効果だろ草草」とか言ってても情けなくなるし、
自分自身の過去を振り返って「あ~ダニングクルーガー効果だったな~」ってやつをいくつか紹介したいと思います!
の順番でエピソードをつらつらと書いています!
まず、たぶん高校生までずっとダニングクルーガー効果
いきなりやばい過去を暴くことになるのですが、たぶん高校生になるまでダニングクルーガー効果の餌食になっていました(笑)
学生のうちの成果ってだいたい
●学校の成績がいい
●部活でまあまあやれる
●普通に友達がいる
これをクリアしていればイキリ倒せるんですよ!
陽キャではないのでイキっていたわけではないですが、普通にまじめに勉強して、部活に入って真面目に活動して、特にイジメに合う事もなく・・・過ごしていたので、
「俺、完璧すぎる・・・体もでかいし、力もあるし。。。」って心のどこかでずっと思っていた気がします。
それが、調子に乗って「大阪で一番強いバスケ部に入学するぞーーー('ω')ノオー」
ってなったのが自分の考えを改めるきっかけになりました。
大阪で一番強いという事は、そりゃーとても厳しいわけです(笑)
自分の無力を感じて、日々逃げることを考えていました・・・_(._.)_
人生はじめての挫折なので、改善するという思考すらない・・・
大学に入ったとき
そんなこんなしながらも大学に入ることができて、まあまあ勉強もできた方な気がする状態で、大学でも内心「ダニングクルーガー効果発動してたなー」っていうのがあります。
まず「俺、レポート自分でやるし状態」
何を意味するかというと、大学から出される課題があるのですが、友達が多い人たちは皆で図書館にいったりしてゼミをしたり、レポートを見せ合ったりして良い意味では切磋琢磨にしていましたが、
僕は、「レポートは自分でやる」の一点張りで、ひとりで頑張っていました。
理由は、ちょっと人より勉強したくらいで必要以上の自信がついている状態「ダニングクルーガー効果」ですよ。
これがぶっ壊れるエピソードとしては、大学院の先輩とのディスカッションの時です。
最近Twitter流行っている☟これですよ。
←学部時代の自分 先輩とディスカッション中の自分→
やっぱり、ただ勉強だけできる人と、実際に研究で勉強した内容を使う人とには雲泥の差があって、先輩の言っていることが理解できないし、研究者としての心構えも叶わないし・・・・完全に意気消沈しました(´;ω;`)ウゥゥ
そして、(元から行く気はなかったが)博士課程はやめて修士課程で修了して就職しました。
でも、研究するのは面白いなーこの生活もいいなーって思ったので、研究者には今でも憧れます(^^)
大学院を卒業して社会人になってから
社会人になってから速攻で「ダニングクルーガー効果」を発動し散らかします!!
☟こちらにも書きましたが、たぶん大学院で奨学金全額免除したのがきっかけなのか、それくらい頑張ったという自負があるからなのか・・・
どういう生活を送っていたかというと、
👆ここに詳しく書いています。
5時半に毎日起きて朝1~2時間くらい勉強してから会社に行くという生活を2年くらい続けていたんです。
大学で入っていた部活も結構厳しかったので、これくらいいけるという思いで、「社会人はこうでなくっちゃ」精神を2年くらいやっていました。
なので、会社での先輩へのアタリもまあまあきついし、上司にもくちごたえするし・・・・完全にイキッていました('ω')ノ
今、社会人8年目とかになりますが・・・・たぶん、今も治っていないけど新入社員の時よりはマシになったと思います。
理由は「5時半に起きるのをやめたから」です!
朝早起きすぎるのは、本当にダメです!朝7時より早く起きるのは、寿命を縮めますし、寝不足は共感力が著しく落ちるみたいで。
あと眠いし、出社も人より遅いし誇れる体力が落ちてきて「のんびりと生きたい、けどコツコツと毎日小さく積み上げたい!」精神になっています。
流体力学を勉強してから
僕は、大学で量子力学的効果による流体現象というのを研究テーマにしていたので、自分では流体力学をそこそこ知っていると思っていました。
なので、社会人5年目くらいでCAE(簡単に言うとコンピューターのシミュレーション)をさせてもらえるようになって、
流体解析をしたい!!
と思って色々と調べて、無償で使えるOpenFOAMに出会います。
ちなみに、今冷静に振り返って「流体まあまあ知ってる感でOpenFOAMを使おうと無謀にも挑んでいるなー」っていう感想です。
計算力学の試験も実務経験がないのに2級と1級を一発で合格して、どや顔は止まりません。
しかし、資格を持っているやつが、
●流体解析の乱流モデルとは?
●メッシュってどうする?
●残差ってどう考える?
●どの解き方にする?
●計算時間は?
などに、ちゃんと答えることができるかはかなり怪しいです!笑
色々分からないことが出すぎて、あえなく撃沈しました。
👆とは言いつつ、地道に今も勉強は続けています_(._.)_
あと、たぶんダニングクルーガー効果発動しそうな案件
ダニングクルーガー効果を発動しそうな案件はいくらでも出てきそうです・・・・
調子に乗ってどんどん前に進むのはとてもいいことだと思いますが・・・
必要以上に調子に乗るのは「ダニングクルーガー効果」だってことです!
勉強すればするほど、自分は何もわかっていないことに気づく。
全体を振り返ると、「ダニングクルーガー効果」の落とし穴は、
という事です。
いや、折れていいんです。
むしろ、折れなきゃいけない。
認知が歪んでいて、正しい自己評価ができていないために「ダニングクルーガー効果」というのが発動するんです。
まとめ
こうやって過去を振り返ると、自分のことは自分が良く分かっていると思っている人がほとんどですが、自分のことは実はよくわかっていないというのがよくわかります。
一時的にダニングクルーガー効果になっても良いと思いますが、ずっと勘違いで生きる人生も嫌ですよね。
僕は、それを回避するための方法は、
だと思っています。
間違った思い込みを避けて、賢くいく抜くためのヒントになれば良いと思います_(._.)_
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