どっかの変なカットマンのブログ Tリーグ 2020年11月21日 英田選手(彩たま)対宇田選手(琉球)

 ついに全日本王者と英田選手の試合がやってまいりました。TT彩たまが英田選手を獲得したおかげですね!!早速、試合の感想を書いてみました。

■各セットの展開
・第1セット 英田 9‐11 宇田
→宇田選手は相手のバックにしっかりかけていく展開、英田選手は最初からリスク覚悟でバックハンドをガンガン振っていました。9-9までもつれ込みましたが、最後は、宇田選手のエースサーブである順横回転サーブでセットを取りました。

・第2セット 英田 11‐10 宇田
→最初は宇田選手が点数を離していましたが、4-8辺りから英田選手のバックサーブから攻撃が入っていきましたね。また、6-8からはツッツキ、カットからの展開で点数を重ね、8-8まで追いつきました。10-10までもつれ込みましたが、最後は宇田選手のサーブを読み切った英田選手がレシーブエースをとり、セットを取りました。

・第3セット 英田 11‐6  宇田
→3セット目は、英田選手がバックサーブから点数を重ねていく展開になりました。また、宇田選手は、バックサーブに意識を取られ、安定策を取りに行ったところをさらに英田選手がつけ込み、大量リードのまま英田選手がセットを取りました。

・第4セット 英田 11‐10 宇田
→3セット目同様、バックサーブに気を取られ、やや消極的な宇田選手のプレーを英田選手は見逃さず、7-3までリードを広げました。しかし、宇田選手はそこから積極的にフォアドライブで強打をし、7-7まで追いつきました。またしても10-10までもつれ込みましたが、最後は英田選手がフリックから有利な展開を作り、勝利を収めました。

■スーパープレー
3セット目3-0 英田選手の強烈な引き合い!!
3セット目8-5 お互いの激しいラリー!!

■見どころ
・英田選手のバックサーブ
この試合は、英田選手のバックサーブがカギを握っていましたね。宇田選手は、最後の最後までバックサーブをうまくレシーブできていませんでしたね。また、バックサーブのコースは、結構フォアバック長短がかなりばらけかつ、全日本の優勝者である宇田選手でもミスが1セット3本以上はあったと思うので相当辛そうでした、、、さらに、宇田選手がバックサーブに意識を取られ、消極的になったところを英田選手はしっかり畳みかける見事なゲームメイクでした。ってか、今日もあんましカットしてなかったなぁ(;^ω^)
余談ですが、宇田選手は調子が悪そうではないですし、しっかりラリー戦は勝っている場面があるのですが、試合中になんか変だぞと思わされて、最後は英田選手がいつの間にか試合の主導権を握っているような展開になっていますね。(先日の町選手も同じような展開だった気がします。)英田選手の一セット目からリスク覚悟の積極的なプレーが相手をそうさせているのではないかと思いました。(違ったらすいません)
 また、他のカットマンと違いラリー戦で分が悪くても、バックが裏面であるためサービス、レシーブで先手を取ってくるため、他のカットマンと全く違う戦い方を強いられているのかなと思いました。

■後記
 正直、宇田選手勝つと思っていましたが、英田選手が見事な大金星を飾りました。英田選手の試合は明らかに内容が変化するので見ていて非常に面白いですね。英田選手がさらに勝ち続けることを祈っています!!

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