どっかの変なカットマンのブログ 2020年2月8日 水谷隼選手(木下)対有延大夢選手(琉球)

琉球の試合なのでいつもどおりチュ選手が出るかなと期待していたたものの、チュ選手の出番が今回ありませんでした泣せっかくなので、ドライブマン同士の試合の感想を書こうと思い、水谷選手と有延選手の試合をピックアップしました。ちなみに、この二人は公式試合での試合は過去にないそうです。

■各セットの展開
・試合結果  水谷  1ー3 有延
・1セット目 水谷 11−1 有延
→水谷選手の見事なカウンターから勢いに乗り、9−0まで引きはなす余裕のある展開で水谷選手がセットを取りました。 
・2セット目 水谷 8−11 有延
→有延選手は、序盤は自分から積極的に攻撃をし、得点を重ねる一方、水谷選手はバックに長いツッツキを送り、ミスを誘う戦術でした。最終的に、有延選手が長いバックへのツッツキをストレートに打ち抜きセットを取りました。
・3セット目 水谷 9−11 有延
→お互いストップの応酬となりました。最終的に有延選手の強気なプレーが水谷選手のミスを誘い、有延選手がセットを取りました。
・4セット目 水谷 6−11 有延
→1セット目の水谷選手のお株を奪うプレーで有延選手が序盤から突き放し、有延選手が勝利を収めました。

■スーパープレー
2セット目 8-6 有延選手の横入れ!!
3セット目 5-4 水谷選手らしい回り込みストレートドライブ!!
4セット目 2-0  有延選手の後陣からの強烈なバックドライブ!!
4セット目 4-1  この試合一番のラリー!!

■主な見どころ
・序盤と全く変わった試合展開
今回の試合の見どころは、1セット目と4セット目の試合展開が真逆になっているところでした。1セット目の時は、有延選手の強打を水谷選手がカウンターでポンポン決めていたので、今日は水谷選手の圧勝かと思いました。しかし、2セット目から徐々に有延選手の調子が上がり、最後には逆転していました。逆転勝ちの要因としては、有延選手が水谷選手の読みを上手く外していき、水谷選手に違和感を感じさせ、消極的なプレーにさせたことだと思います。有延選手は、勝負どころではYGサーブから順横回転サーブに切り替えたり、レシーブでは、チキータとストップを混ぜたりという戦術を上手く変更している場面が多々ありました。そうすることにより、水谷選手の読みを外し、なおかつ自慢の両ハンドでプレッシャーをかけ続けた結果、最終セットは、有延選手の圧勝になったのだと思います。

■後記
水谷選手は、決して調子が悪くはなさそうでしたが、まさか今日の水谷選手が逆転負けするとは思いもしませんでした。やっぱり卓球って、面白いですね(*^^*)

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