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物事の理解と具体と抽象1

こんにちは。

理解とは 具体と抽象の往復

ものの理解にとても重要なこととして具体と抽象があると思います。

全く同じことですが 逆に言えば 具体と抽象の往復ができるほどよく理解しているし、具体と抽象の幅が広いほど深く理解していると思っています。


AICHAT具体と抽象

例えばりんごを説明する時にどう説明しますか?

ちなみに
AICHATにりんごを具体的に説明して

と頼んだら
「りんごは、丸い形をしていて、一般的に赤や緑などの色をしています。果肉はジューシーで甘みがあり、食感はさっぱりとしています。一般的には生で食べることが多いですが、料理にも使われます。また、栄養価も豊富で、ビタミンや食物繊維が含まれています。」

と回答がありました。

逆に抽象的に説明してと頼んだら
「りんごは自然の恵みの象徴であり、豊かな土壌と太陽の光を受けて成長します。その赤や緑の色は生命力と成熟のシンボルであり、甘みは一口噛めば幸福感と喜びをもたらします。一つのりんごは多くの物語や文化に彩られ、人々の生活に様々な形で組み込まれています。」

どちらもわかるようなわからないような感じになってしまいました。


そもそも具体と抽象って何?


そう。
聞き慣れない人にとっては具体と抽象ってよくわからないものですよね。

具体と抽象は相対的なものです。

りんごは具体的なものでしょうか?

これは具体的でもあり抽象的なものでもあります。

色々な具体化がありますが、例えばりんごの具体的な品種は?
と聞けば 

フジ、ツガル、王林、ジョナゴールド、世界一、シナノゴールド、、、

と様々な種類が上がります。

ではジョナゴールドは具体か?
と聞かれると、
具体であり抽象であるとなります。

それはさらに具体化できるからです。

色んな角度から具体化はできるのですが、具体化するとは一つの個体の一つの瞬間まで具体化できます。

どこ産のものなのか、何年のものなのか、誰が採ったものなのか、何時何分何秒、、、

一個のジョナゴールドの具体的な一瞬の時間まで具体化できるわけです。


それと比べると
りんごとは何と抽象的なものなのか。


では逆に抽象化していきましょう。

これも様々な角度があるのですが、さっくりといくと、

りんごは植物の果実ですよね。
ということは果物です。
果物ということは植物です。
植物ということは生物です。
生物ということは物質でできています。
物質でできているということは原子でできています。
原子でできているということは素粒子でできています。
素粒子でできているということはこの宇宙の一部でできています。
すなわちりんごとは宇宙でできています。


演繹法的にやりましたが、
最後はなんとなく違和感ありましたか?

具体と抽象は階層構造になっているのがわかりましたか?

この階層の最上位は苫米地英人博士がおっしゃるには「空(くう)」に行き着くそうです。

お釈迦様が仰っていることとおなじですね。

長くなったので一旦停止



今日のまとめ

物事の理解は具体と抽象の往復が大切
具体と抽象は相対的
具体と抽象は階層構造


続きはまた次回。


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