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【旅情編】20歳女子大生、初めて釜石に行く。

のんちゃんの旅行記

とうとう釜石まで行く日が来た。

5時半に起床し、釜石まで向かう準備をする。

もともとみやっちを含め同じ地域のインターン生3人で釜石に行く予定だったが、緊急事態宣言の延長により、1人になってしまった。そうしたことから来る不安と、寝起きの眠たさと、少しのワクワク感を胸に家を出た。

ところが、大阪は雨が降っていた。いつもこうなのだ。極度の雨女のため、どこに行くにも雨がついてまわる。その上家を出発してから2分もたたずに、キャリーバッグが故障した。相当気分を落としながら、最寄りの東花園まで向かう。

みなさんもご存知の通り、東花園といえば花園ラグビー場の最寄り駅でもある。駅周辺にはラグビーに関するフラッグや、マンホール、トライ君の像もあれば、駅の看板にはラグビーボールが描かれている。さらに、駅構内には近鉄ライナーズの選手の写真がデカデカと掲げられており、駅の自動販売機はラグビーチームの絵柄にラッピングされている(サントリーサンゴリアス、コカ・コーラレッドスパークス、近鉄ライナーズのラッピングも)

まあとにかくラグビー色がめちゃめちゃに濃い。写真を載せるとキリがないので、ぜひ花園ラグビー場に行く機会があったら探してみてほしい。

話を戻そう。東花園から新大阪へは河内永和で乗り換えるのがわかりやすくてよい。出発は朝早かったが、新大阪に着く頃には通勤ラッシュで、多くの人が行きかっていた。

新大阪に着いたら朝ごはんを食べようと考えていて、できればうどんが食べたかった。しかしながら、何を思ったのか新幹線の改札の中に入ってしまい、改札内で朝ごはんを食べられそうなお店がなかったので、仕方なく駅弁を買うことにして、新幹線へと乗り込む。

まずは東北新幹線の乗り換えをするため、東海道新幹線で東京へ向かう。車内では駅弁を朝ごはんとして食べる。なんだかんだ言いながらも、駅弁を食べるとなぜか気持ちがワクワクする。車内では記事を書いたり、音楽を聴いたりのんびりとした時が流れ、、、

眠りから覚めると、まもなく品川に着くというところであった。家を7時に出てからここまで4時間ほどかかっているが、この後釜石まで7時間かかることを考えると、もはや品川までが近かったように感じた。そして東京へ。

東海道新幹線に別れを告げ、東北新幹線へと乗り換える。乗り換えがスムーズにいくか、かなり心配していたが、迷うことなく乗り換えできた。むしろ迷いようがないぐらい簡単であった(笑)

ここからは初めての光景である。やまびこのきれいなグリーン??とピンクの車体に感動し、東北に行くのだという実感が湧いてきた。

朝に駅弁を食べてから、何も食べていないので、車内販売のアイスでも食べようかなどと考えた矢先、やまびこに車内販売はないとのアナウンスが入った。あの硬い硬いアイスは東海道新幹線でしか食べられないのかと、少しテンションが下がり、帰りに食べようと心に誓った。

そんなこんなで、記事を執筆したり、インターンの成果報告会の準備をしながら、長い長いやまびこの旅を楽しむ。

山にまだ雪が残っている風景は非常に綺麗であった。そもそも大阪で雪を見ることはほとんどない。そのため、雨は嫌いなのに、雪は好きだ。ただ寒いのは嫌いである。なんとわがままな!と思った東北の方は驚くかもしれないが、大阪をはじめ、ほとんど雪の降らないところに住んでいる人は8割方同じ事を考えていると思う。

そのほか、私の所属するサークルで依頼されたものの準備など、することはいっぱいあったので気づけば新花巻まで到着していた。

新花巻での乗り換えは事前に調べていたため、スムーズにできた。にしても、調べていなければ不安になるくらい不思議な乗り換えだ。

新花巻からワンマン列車に乗るが、これがまたすごい。乗り方も降り方もまったくわからない。こういうときは前の人の真似をしながらそれっぽくするのが一番良い(笑)前の人がいなかったら、もう冷や汗をかくのみ。

釜石線に2時間ほど乗るのだが、途中電波が入らなくなる時間帯があった。おい!!って思いながらも、スマホにダウンロードしている音楽であれば電波が無くても聴けるため、それで心を落ち着かせる。

気づけば空がもう暗くなっていた。朝出かけたはずなのに、、、

しかし、数字でいえば11時間だが、実際のところ、体感的には5時間ほどの気分だった。途中いろんな作業をしていたから時間が進むのが早かったのもあると思うが、11時間と聞いて、そこまでビビる必要はないのではないかと思う。

なんといえば良いのだろうか、「思っていた以上に釜石は近かった」うん、それだ。

そうして、無事釜石に到着した。

寒い寒いと相当言われていたが、思っていた寒さとは違った。大阪の寒さは冷蔵庫の中で扇風機を回した感じ。釜石の寒さは冷凍庫にぶっこまれた感じ。これで伝わっただろうか。

とにもかくにも、無事に釜石に着いてよかった。これから1週間の釜石ライフを十分に楽しみたい。

のんちゃん

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