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台湾ではどうやって新型コロナを正しく恐る

世界で大流行している中で、いまだに水際対策を取れるのは、台湾人が煽られやすいからと思う。政府とメディアがその特性をうまく使って、ウイルス対策ができた。

一月からメディアが感染して重症化したらどうなるかのを、ずっと報道をして、恐怖を与える政府は情報を全て公開して、新型肺炎対策本部も毎日記者会見を開いて、多い時1日3回、信頼と安心感を与える。飴と鞭のように、両方うまくバランスとれている。

去年の年末、台湾でみんなが大統領選挙注目している時、疾病予防管理センター(以下台湾CDCで略称)すでに武漢で発生した道な感染症に警戒をしていた。2019年12月31日に中国のCDCとWHOの国際保健窓口に情報の確認が取れてから、すぐ警戒の注意報を出した。

1月11日の大統領選挙が終わった後にすぐ体制を整えて、まだ感染者がいないのに、1月20日に台湾CDCが「新型肺炎対策本部」を設立し、早め早めの対策をとった。

政治的な理由で対立をしていた野党は、与党の指揮を全力でサポートすると宣言した。3月13日で600億元(約2100億円)の特別予算案もスピート可決した。

台湾では感染者の確認順で番号を振ってある、記者会見や新聞も感染者の番号で呼ぶので、お互いの関係もわかりやすい。

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感染拡大予防の邪魔にならない程度で、プライバシーを守る。日本では人のプライバシーを守るため、情報の公開はできない、その不透明な感じがみんなの不安を募ったと感じた。

みんなは知っている、いつか国内で絶対感染が拡大する、水際対策は政府が人の自由な生活を守るためにやっている。台湾は小さな国、自分の身は自分で守らないといけない。おかげで、感染の疑いがある人以外、みんなは学校と会社は通常通りで、外出もそこまで厳しく規制されていない。

台湾の医療用マスクでは1日あたり200万枚ぐらいしか作れなかった、ずっと輸入に頼っていた。生産量を上げるために、政府が一月で海外から機材を買って、職人たちが力を合わせて、今では1日当たりで1000万枚の生産が可能になった。蒸留所が酒の生産を中止し、消毒用アルコールを製造している。タクシー業界で、医療関係者たちの運賃を割引する運動もある。色んな業界が助け合って、今回の新型ウイルスで、台湾で久々に団結の力を見せてくれた。

政府を信じて正しく恐る。

医療関係者の方々にも、本当にありがとうございます。

最後まで読んでいただいてありがとうございます、新型コロナウイルスは早く落ち着くように祈る。

見出し画像 出所
(左:行政院院長、中:CDC指揮官、右:IT大臣)

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