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映画の監督、プロデューサーと脚本家は何をする人?

最近notionで映画を整理している時、ある疑問が浮かんだ。

「なんで映画は監督なものなの?」、脚本とプロデューサーもストリー構成で、大事な仕事をしていると思うけど、実際みんながどんな仕事をしているかがピンとこない。

なので〜〜!!

色々検索した!!

主な役割

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役割の幅の広さを見ると、映画の製作ではプロデューサーは鍵となる人物でなる、脚本家のシナリオをもとにして、監督が映画を「作る」。

映画を作る流れにおける仕事の役割

映画によって、ちょっと違うと思う。マーベルファンなので、キャプテンマーベルの説明動画にそって、自分なりに整理してみた。

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プロデューサーが集めて、これからMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)今持っているキャラクターのストーリー進行や、マーベルコミックスの中のどのキャラクターを新たにMCUに入れるか、どのようにキャラクター達を同じユニバースに融合させるかを討論する。

一般の映画だと資金調達するため苦労するが、マーベルはディズニーという大きなボスがいる。キャスティングが終わって、ディズニーに報告したら資金が調達できる、撮影への準備にもスムーズに入れる。他のMCU映画が同時進行しているため、あまり躊躇する余裕がなく、いつも時間に追われているそうだ。

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キャラクターとストーリーの方向性が確定したら、プロデューサーがストーリー作成に必要となる脚本家を選び始める。今回は二人の脚本家が協力して、シナリオを作成を始めた。

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脚本家が頑張っているとき、プロデューサーが主人公と監督のキャスティングもし始める。
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この段階は映画の作成で一番大事な部分。監督が動き出す、映画スタッフを集めてロケハン、衣裳合わせ、絵コンテなど、撮影に必要なものを準備する。

最初の二人の脚本家は全力を尽くしてもらったのから、ここでプロジェクトから上がった。ここからはセカンドオピニオンとしてもう一人の脚本家を入れて、監督プロデューサー三人で討論して、撮影に移せるようにより明確にシナリオを整理する。

マーベルはいつも複数の脚本を用意して、映画が仕上げに入るまで何回も修正と再編成するので、シナリオ作りは上映する直前まですると言った。

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動画の中では撮影を「家づくり」にたとえた、骨組みと部屋の数はシナリオ作りで決めたので、撮影段階で肉付きをし始める。

ここから、プロデューサー、監督が二人三脚で進行させる。上にも言ったように、MCU映画は上映するまでシナリオを修正することが多いので、脚本家も撮影現場にいることが多い。

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撮影したカットに音声とCGを入れてから、つなぎ合わせる。

仕上げでから、より良い作品になるように、内部試写会を行って、みんなの意見を集める、ここで監督プロデューサーもメンズを捨て、編集し直してから、また違う人たちを集めて内部試写会をする、この工程は上映ギリギリまでやることが多い。

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複数の台本があるので、内部試写会に参加できなかったスタッフやキャストはプレミアショーで、普通の観客のように、初めてどんなストーリーになったかを知ることができた。

ネタバレ兄弟で言われているスパイダーマン(Tom Holland)とハルク(Mark Ruffalo)は特にプロデューサーに警戒されているそうだ。

まとめ

監督兼脚本や、監督兼プロデューサーなどいろんなパターンがあるが、大まかにこの三つに分けられている。

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プロデューサーがいないと映画ができない、いい脚本がいないといいストーリーができない、いい監督がいないと映画にならない。

映画の作成はチームワークだ。

では、一番最初の疑問に戻る。

なんで「映画は監督のもの」?

プロデューサーは一番偉いが、作成現場で監督はかなりの権限を持っている、キャストと色んな技師は監督の指示のもとで「脚本」を「映画」として仕上げる、自由度は大きいから、いい脚本があってもの、監督の腕が足りないといい作品にならない。

映画は色んな人の力が合わせて作ったものだが、
監督の思いは作品に跡を残る。

たとえ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはもともとマーベルコミックスでそんなに人気がなかった作品、そして選ばれたジェームズ・ガン監督はもともとB級映画しか作ったことなくて、みんなはこの作品は多分コケると思った。でもこの無名のヒーローチームは監督の手によって、大ヒットした。

または、マイティソーシリーズは最初はかた苦しいと言われた。三作目でタイカ・ワイティティ監督に変わったから、急にテイスティングがコミカルになって、より人気が高まった。

ディレクターズ・カットの存在

ディレクター•カットが存在することがあるから、より監督の魅力がどれぐらい大きいかがわかる。

色んなバージョンが上映された『ブレードランナー』のリドリー・スコット監督は、ディレクターズ・カットを出すのが有名。

アメリカのハリウッド映画では伝統的に映画の最終的な編集権(ファイナル・カット)は映画の製作者であるプロデューサーが有する。ディレクターズ・カットは、プロデューサーによって不本意な編集を行われた監督(ディレクター)が当初劇場公開されたバージョンとは別に改めて編集した映画のバージョンである。この作品は映画館で再公開されたり、ソフトでリリースされることが多い。(出典: Wikipedia)

リドリー・スコット監督の作品は意味深なものが多くて、劇場公開版では説明が足りない部分があるから、ブレードランナー以外でも、ディレクターズ・カットがある作品が多い。

(劇場公開版)→(ディレクターズ・カット)
『グラディエーター』
155分→172分
『オデッセイ』
141分→151分
『キングダム・オブ・ヘブン』
145分→194分

自分はエイリアンとブレードランナーしかみたことないが、最初は設定が細かくて複雑、鑑賞中で消化しようとすると脳がパニックしてしまった、予備知識が足りないと楽しめないと感じた。

でもボーとして映像だけ楽しんで見て、見終わって内容を沈殿させてから、自分なりに消化してから映画を見直すとまた新たな発見ができる。映画の中で答えていない部分が多くて、調べるほど面白い、人によって解釈が違って、何度も楽しめる。

ディレクター•カットはファンたちにおうじて、自分がもともと伝えたかったことのヒントを出した。ハリウッド映画のなかの『エヴァンゲリオン』って感じ、討論度が高い作品で、監督自身も「自分の作品には正解がない」と言った。

おわりに

映画が好きなので、このままだと、プロメテウスについで熱弁してしまいそうなので、いつかまた他のnoteでまた紹介します!

六本木ヒルズ去年開催した『PIXARのひみつ展』で映画製作の「技師」の仕事を知る機会があった(当時自分が取材したもの)、今回はこのnoteで「監督、プロデューサーと脚本家」が映画での役割を改めて勉強できた。

本当に映画が好き❗️

最後まで読んでいただいてありがとうございます。


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