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石田スイさんが描いたヒソカ秘蔵ネームを読み直しました

最近ぼくの中での「石田スイ」さんへの熱が加速している。なぜなら、ジャックジャンヌをプレイしているからである。

それに輪をかけて『東京喰種トーキョーグール』を読み直している。(いまは9巻あたり)何度も書いていますが、金木くんが白髪になっていくところがたまらないのです。

そしてもちろん展覧会についてもチェックしています。100の質問についての回答がどうしても見たんだよな、、、

こんなことを考えていたら、以前も読み直したこの作品を、もう一度読みたくなりました。


石田スイさんのネーム

冨樫義博さんと石田スイさんの特別対談。しかも、石田スイさんが描かれた、ヒソカのネームが69Pも掲載されています。

この経緯については記事の冒頭に書かれていましたが、編集部の方々は本当に素晴らしい仕事をされていると思いました。よく実現してくれたなと。

まずネームということは、漫画にとっての下地にあたるわけですが、好きな作家さんのネームが見れるのって、読者としてはすごく嬉しいんですよね。

しかも普段よりも描き込みが多いと。もうそれだけでもやばいんですが、描かれているのは『HUNTER×HUNTER』のヒソカなんですよ。

つまり石田スイさんのヒソカが見れると。


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これは顔をはっきりと確認することができる最初のコマなんですが、まず画のタッチに注目してしまいましたね。

描かれているのはヒソカだとはっきり伝わってくるのに、なんとなく『東京喰種トーキョーグール』を感じるというか。石田スイさんの解釈しているヒソカ像が伝わってくるというか、もうなんとも言えません。


冨樫義博さんから見た石田スイさん

さらに、あの対談の中で、冨樫さんが

「このキャラクターもそうなのですけど、石田さんの描く人物って、みんな雰囲気が良いんです。今まで石田さんが読んできた漫画とか、好きな絵とか、そういうものが滲み出ているんだと思うんですけど、いかついおっさんも含めてキャラクターの顔に華がありますよね。これは、努力で出せるものではないと思います。」

と仰られていたんですが、本当にその通りだなと。

ネームのストーリーとしては、『HUNTER×HUNTER』本編でも過去は謎に包まれているヒソカのキャラクター性を踏まえつつ、「本当にこんなことがあったのかも」と思わされる内容になっています。

あのメイクが生まれる瞬間だったり。

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そうやって思いついてたの?ってシーンだったり。

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他にもバトルだけじゃなくて、修行水見式のシーンまであるんですけど、あまりにもヒソカすぎて。

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この間合いといい、立ち姿といい、最高ですよ。

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しかも対談では、冨樫さんがこんなことまで仰られているわけです。

「ところで、今回石田さんの漫画を読ませていただいて、あの冒頭シーンに続くような形で、ヒソカの過去を漫画にしてみたいなと思ったんですよね。いつになるかはわからないですけれど(笑)。」

本当にいつになってもいいから、実現してくれないかなって思っちゃいますよね。

ここまで紹介したのはあくまでほんの一部なんですが、特別対談もネームも、お二人の感性に触れることができる濃厚な内容になっているので、まだの方にはぜひ読んでほしいです。


それではまた明日!


最後に。
読んで頂きありがとうございます。
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