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もう一度、天気の子を再考してみる

朝からRADWIMPSの「天気の子」のサントラを聞き続けてるのでまた思い返しちゃってます。この間ライオン・キングも見ましたがやっぱり最近印象に残ってるというのは天気の子だと僕自身は思ってます。
(ドラクエ映画は試写会よりもっと前に見ちゃってるのでコメントは控えますが、僕はドラクエ5が大好きなのでめちゃくちゃおもしろかったです。)

一応書きますが、ネタバレになると思うのでまだ見てない人は読まないほうがいいかもしれません。(読んでも責任とか取れないです)
さて、それでは書いていきます。

天気の子の終わり方ってどう思いますか?

もうネタバレというか結論の部分を書いてしまいますが、僕は非常によかったと思います。簡単にいうと、考えさせられる終わり方だったなと。

一人の女性を選ぶのか、世界の平和を選ぶのかの二択ですよね。

小栗旬さんが声優をやっていた須賀圭介さんが言ってました、「一人の女性で世界が平和になるならそれでいいんじゃないか」と。映画を見てる上ではそれってひどい言い方だなって思うときもありますが、でも、本当にそれをひどいって自分ごとになったときに思える、言えるのか?
これでいうと、いくつか考えるところがあります。

そもそも映画の内容全体が「死」とか「生」を連想させてるような気がするんですよね。なんかどこまでいってもハッピーエンドには結びつかないような作り方をどこまでいっても感じてしまうんですよね。

穂高とか陽菜たちがホテルに泊まって朝を迎えるシーン、単純に子どもたちの家出みたいな感じなんですが、どこまでいっても悲しいですね。ラブホテルをりっぱなホテルとして騒ぐのもなんか悲しいんですよね。
これはやっぱり天気ではない(曇ったり雨だからなのかなとか思いもしましたが)

君の名はでは誰もが想像する結末だったのが、その次の作品はやっぱり一石を投じる内容を作りたかったんだろうなと。

2時間の映画作品として自分を非日常の世界の飛ばした中で疑似体験する穂高の行動がピストルを拾うのもですが、とにかく高校生の夏の思い出としては濃すぎるし、不幸にしか向かわない、そんな行動でも一つ一つは明るい、ほんわかしたエピソードがあって、でも結果俯瞰してみると陽菜のこともそうですが、悲しいお話なんだなと。

まあ、サントラを聞きながらなので、音楽とともにそのシーンが思い浮かぶのですがnoteに書くとなんか僕の文字力が頼りなくてイマイチな感じになっちゃうかもしれませんが、結論つまるところ、最初に書いた通りで

世界を救うか、女性を取るか

こんな2択だったとしたら、本当にどっちを選びますか?と10代の少年に突きつけられた事象を自分たちだったらどっち?ということで。

僕は女性を取るかもしれません。
でも世界のことを考えるかもしれない(というか考える)

答えは出ないというのが本音で一番ずるいのかもしれないですが、でも綺麗事のように「世界を救いたい」「愛する人を選びたい」というどちらかを単純に選べないというよりは、なんかどこまでいっても、こんな究極の2択の答えを考えさせられるような素晴らしい作品だったんだろうなと思います。

ハッピーエンドはもちろんですが、なにかこう考えさせられるような出来事、印象、インパクト、そんなものを与えてくれた作品だったと。

ぜひもう一度見たいと思うし、タイミングあえば近いところではなくて定期的に見たいなと。サントラも素晴らしかったのでぜひよければ。

まあ、いろいろと書きましたが、まずはお前、君の名はを見ろという感じなんだと思うので、(一度も見たことないんです、すみません)そろそろAmazon プライムビデオでみたいなと思います。

今日はこんなところでー。

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