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ラストでひっくり返される映画『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』

「好きな映画はありますか」と質問したときに教えてもらった作品でした。

でも、僕的に序盤はなかなか話が見えてこなくて、なんか違うかもと思ってしまったんですが、映像が綺麗で冒険ファンタジーみたいな展開かと思っていたら、ラスト15分でひっくり返されました

解説
カナダ人作家のヤン・マーテルが2001年に発表し、ブッカー賞を受賞した世界的ベストセラー小説「パイの物語」を、「ブロークバック・マウンテン」「ラスト、コーション」のアン・リー監督が映画化。乗っていた貨物船が遭難し、一匹のトラとともに救命ボートで漂流することになった少年パイのたどる運命を描く。1960年インド・ポンディシェリに生まれた少年パイは、父親が経営する動物園でさまざまな動物たちと触れ合いながら育つ。パイが16歳になった年、両親はカナダへの移住を決め、一家は動物たちを貨物船に乗せてインドをたつが、洋上で嵐に遭遇し貨物船が沈没。必死で救命ボートにしがみついたパイはひとり一命を取りとめるが、そこには体重200キロを超すベンガルトラがいた。第85回アカデミー賞で全11部門にノミネートされ、アン・リーが自身2度目となる監督賞受賞を果たした。

(映画.comより引用)


冒頭では、ネタ探しに困った小説家が「話を聞けば神を信じる」と聞いて、訪ねてきた主人公パイの生い立ちについて語られていきます。

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もともとインドの元フランス領地で生まれ、フランス語とヒンディー語では印象が違う本名を学校でからかわれたけど、機転を働かせて切り抜けたこと。ヒンドゥー教、キリスト教、イスラム教と複数の信仰をもつことになった経緯。ベンガルトラとコミュニケーションを取ろうとして怒られた話。

両親の経営する植物園・動物園の経営が傾いて、インドから引っ越さなければならなくなり、初恋と別れを経験したことなど。

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この後に続くのが、タイトルであり映画の肝になる漂流の話です。

ここまでが僕的には長く感じてしまったんですが、ラストを知った今では、「全部伏線だったんだな」と思います。なので、そこは諦めないで観続けてほしいところですね。笑

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あとは、「漂流」と聞くとなんとなく孤独な印象を受けますが、本作はたった1人で海に放り出されてということではなくて、トラと一緒に漂流します。

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しかも最初は、動物園にいた他の動物も一緒だったんです。
でも、そこには自然の摂理が働くわけで、弱肉強食だなと。

ここは思わず、自分だったらどうするかなと、考えちゃいましたね。

そんな状況でもパイはどうにかして生き延びようともがきます。イカダに用意されていた食料、水、手引書を元に行動するんです。ここでまた、死と隣り合わせにあるパイのとる行動、考える言葉に考えさせられちゃいました。

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あと、映像がすごく綺麗で幻想的なんですよね。

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ずっと海上で過ごすってなると、変化するのは天気ぐらいで画面が地味になりそうな気もしましたが、水面を使った表現が効果的で、2013年公開当時のCGとは思えない引き込まれ方でした。

この後どうなったのかは伏せますが、観終わった後は絶対に考察を調べちゃうと思います。僕は「え、それどういうこと?」ってなりました。

それくらい作中にメタファーが散りばめられていたんですよね。

詳しく書き過ぎてもですが、トラの名前の話が出てきた時点でピンとくる人はいるかもしれません。ネタバレを含みますが、一部この記事でも紹介されていました。

映像が綺麗な冒険ものとしても、生と死についての哲学的な映画としても、見応えがあると思います。

おすすめです。

(C) 2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.


それではまた明日!


最後に。
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