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シュールで再現度の高い実写化映画『ザ・ファブル』

多分ぼくが「映画を毎週観よう」って決めてからはじめて、忙しくて映画館で観ることが出来ずにいた作品。いつの日かちゃんと観ようと思っていたのが、たまたまAmazon primeにありました。

あらすじ
どんな相手も6秒以内に殺す――。
“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋(岡田准一)は、裏社会で誰もが「伝説」と恐れる存在だった。しかし、ちょっと仕事をし過ぎた彼に、ボス(佐藤浩市)はある指令を与える。
「一年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」ファブルは、佐藤アキラという偽名を使い、相棒のヨウコ(木村文乃)と共に生まれて初めて一般人として街に溶け込む生活を始める。インコを飼ったり、バイトしたり…。
殺しを封じ、《普通》を満喫し始めた矢先、ファブルの命を狙う裏社会の組織や、ファブルに助けを求める者たちが次々に現れ、事態は思わぬ方向へ急発進する!
【絶対に殺してはいけない】指令のもと、絶体絶命のピンチを切り抜け平和に暮らせるのか―?!
Filmarksより引用)


原作漫画もずっと読んでいましたが、ファブルの良さはシュールなところだと思います。漫画のタッチを通して描かれている面白さをどうやって映像で、映画で表現されているんだろうと見ていましたが、「なるほどな」と。

もう少し原作について書くと、ぼくの中では「ファブルはここのシーンがめちゃくちゃ好きだな」というよりは、もう20巻以上発売されている漫画を読んでいくなかで体験できる世界観を言葉にすればシュールという表現になるし、「やっぱりファブルだよね」って感覚になるわけです。

この世界観と特徴を2時間のなかで出すということは、やっぱり盛り上がりポイントを作って、そこに対してストーリーの山を持っていくという映画の作り方をしないといけない。とすると、、今回その盛り上がりにあたるのはアクションシーンだったと思います。


ファブルが漫画の中で当たり前にやっていることを、映像化するというのは大変だったんだろうなって思いましたね。


ちなみにぼくにとってのポイントは、また別のところにあったので、3つほど書いておきますね。


・俳優陣の演技力が高い

岡田准一さん、木村文乃さん、佐藤浩一さん、安田顕さん(TEAM NACKS)、柳楽優弥さんなど、登場される方々のなりきり度合いが全般的に高い。「これは漫画では違うけど」というシーンであっても、演技というレベルを超えていて、のめり込みましたね。このあたり、「流石だな」の一言でした。

・ファブル=佐藤のセンス

漫画でも、就職したファブルが職場でひょんなことから絵のセンスを炸裂させていましたが、映画でも炸裂します。

そして映画ならではの宮川大輔さん演じる、ジャッカルと呼ばれる芸人さんが最高。それを笑うファブルも最高です。これはぜひ見てみてください。

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・次回作ができる

ちょうど?いまはコロナ禍で公開が延期になってしまいましたが、ファブルの映画化は一度では終わりません。

そして次の章という形で内容を変えれば、何回でも制作できるなと思いました。漫画の連載も続いているので、このやり方、シリーズ化していくのはお上手という感じです。


全体を通して気楽に観れる映画だったのでオススメです。

©2019「ザ・ファブル」製作委員会

それではまた明日!

最後に。
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