スクリーンショット_2019-04-22_14

映画 キングダムについて

月曜がまたはじまりましたね。どこかで書きましたが月曜日はバタバタしてます。今日はラジオの生放送もあり、なんとかnoteを書いているという状況です。

先週末はUUUM経営合宿がありました。僕たちは年に2回、定期的に経営合宿という名前で役員が集まり、予算であったり、各ユニット別のアクションであったりと、未来に向けた議論を朝から晩まで話し続けます。数えてみたら今回で9回目の開催ということでした。そして開催される中で、僕はどこからかのタイミングでファシリテーター側に回って議論をまわすということに努めています。なんで社長がファシリテーターなのか?ということについては明解で、以下の通りです。

・全体を俯瞰する
参加人数は10名ちょいですが、議論としてはなかなか多岐に渡ります。昔と違っていろんなユニットがあり、いろんな角度から議論する機会もあり、非常に活発ですが、時に会話が飛ぶことがあります。これは仕方ないことですしある程度は流れに任せる感じにしますが、やはり会議体、ブレインストーミングには一定のルールがあるので、そのルールにそれてないか?などを俯瞰してないとわからなくなるためです。そして議題に対して考え方、方向性がズレた時には修正するために細かい一つ一つより大きな流れを感じるための俯瞰です。
・社長というポジション
これはかなり大きなことで、僕が発言するとやはり大きな影響を及ぼします。それはいい事もあれば、がっつり議論しましょう、という時には他の発言をかき消すことにも繋がってしまう可能性があり、僕からするとこの経営合宿を通して参加メンバーが成長、理解するということへ繋げていきたい為、まとめる時以外はファシリテートしてます。
また、議題の中でピンポイントでユニットの活動についての良し悪しの会話になる事もあります、これも良い事なんですが当事者からすると頑張ってるのに悪いところを指摘されるのも辛いし、ただ本質的にはそれでも未来に向けた結論に向けていかないといけないので、こういう時は一番フラットに議論をは進めれるのがどこにも属していない僕という立場なのです。

こんな事もあり、僕がディスカッションをまわします。ただ会を重ねるごとに僕が発言してない人に話を振るなどということはなくなり、今ではみんな優秀だと思います。(たまにみんな感情的になるけど。笑)
まだまだUUUMは成長していけると思いますし、何か発表することがあればそのタイミングでまた伝えたいなと。


さて、週末といえば映画キングダムが公開されましたね。

もちろん僕はどうにか時間を作り見に行きました。自分自身でハードルを作ることはあまり良い事ではないのかもしれませんが、僕は映画で漫画の実写化することについてはあまりポジティブでありません。理由は多くの人が感じていることと同じだと思いますが、原作を読んだ感動、自分が想像する世界観を実写化した場合とのギャップに苦しみ、むしろ実写化しなければよかったんじゃないか?という気持ちになるからです。

ちなみにキングダムについてですが、相当大好きな漫画です。ベンチャー業界にもキングダム内の主人公が這い上がっていく様子、また武将の発言、戦略など勉強になると言って流行っていた無性に熱く流行っていた時がありました。(いまもキングダム自体はめちゃくちゃ流行ってます)

ストーリーとしては、秦の始皇帝の話であり、中華統一までの事を描いてあるのですが、僕が単純にこの漫画凄いと思う部分は要所要所は歴史的にしっかりと記録されてるいわゆる史実であることと、その前提でその間の部分などは作者の方の想像がハマりまくって面白いです。

主人公は奴隷出身の信

また同じく重要人物の嬴政(のちの始皇帝)

この2人が偶然出会うところから物語が始まります。僕はキングダムを読んだ事ない人って少ないと思いますし、今回の映画を見る人が事前に原作を読んでないという人も少ないと思うので若干ネタバレになりますが、このまま書きます。

今回の映画については2人が出会うところ、またそのきっかけとなってるのが大王(国のトップ)である嬴政の弟である成蟜(せいきょう)のクーデターを起こし、嬴政を王都から追いやり、逃れた嬴政が色んな人々の力を借りながら王都奪還するまでの部分を実写化してます。
僕の感想としては先ほど実写化にはネガティブな事を書きましたが....


非常に良かった!


この一言でした。少し言い過ぎかと思いますが実際に観て1日経ち改めての感想としてはここにたどり着きました。考え方としては、以下2つです。

・原作が素晴らしい
原作がここまで優れていると実写化しても感動してしまえるものにまで昇華することがわかりました。一度読んだ内容を再度フォーマットを変えて見るということ、知ってる内容でもここまで感動できるというのは漫画でも何度も読み直していますが原作が優れ過ぎというひとことです。(実写化することへの素晴らしさはこの後であくまで原作についてです)
・実写化への情熱を感じた
前段は原作についてでしたが、実写化についての部分ももちろん素晴らしかったです。スケールがちゃんと描かれてたと思いますし、これは映画館の規模だからできたと思いますし、もう一つはキャストについてです。
主人公の信を山崎賢人さんが演じてますが、もう僕には信にしか見えなかったですし、楊端和(山の民の王)については長澤まさみさんが演じてますが、これも漫画とうりふたつでした。王騎については是非劇場でご覧頂きたいです。笑
単純にキャスティングしましたでは成り立たない、演者一人ひとりの努力があって1つの作品になっていると思います。

最終的にはもう一度漫画を読みたいと思ってしまいましたし、実写化についても今もなお続いてるキングダムの序章に過ぎないと思うのでまた続きの実写版もみたいという感情になりました。
そしてもう一つあるとすると、主題歌であるONE OK ROCKの「Wasted Nights」がマッチしすぎてて感動を通り越して、エンドロールまで誰も席を立つことをしなかったです。僕もアルバムごと買って聞いていたのでハマりました。

本当は前回のからくりサーカスみたいに漫画としても書きたいと思いますがすでに文字数が多くなってるので今日は映画までにしておきます。

今日も読んで頂きありがとうございます。


良いと思ったらサポートお願いします。嬉しいので。 もちろんちゃんと返信させて頂きます。