原作好きにはたまらない漫画『ダイの大冒険 勇者アバンと煉獄の魔王』
よくされる質問に「好きな漫画はなんですか?」というのがあります。
食べ物であればお肉全般が好きですが、これはある程度の広域な回答だと思います。他にも「お酒はどうですか?」と聞かれたら、それもまた体質だったり、ある程度の好みはあったりします。
ただ僕の場合、漫画は読む量も多いのと、手に取るタイミングによって自分のモチベーションも変わったりするので、なんとなく答えにくいんですよね。
それでも、生涯に読んだ漫画のなかでベスト10を決めなさいと言われたら、『DRAGON QUEST―ダイの大冒険―』は必ずエントリーすると思います。
それくらい好きで読み直している漫画のある意味続編がでたわけです。
まずは本編との関連について少しだけ。
実は、今回の主人公であるアバンがカール(地方名)で魔王を1度撃退した後、相棒のロカと一緒に旅をして、必殺技であるアバンストラッシュを完成させて魔王ハドラーを倒すということは、今作でも軽く触れられています。
そもそも、倒したハドラーが復活する、そんなタイミングでアバンはダイを弟子にとる、『ダイの大冒険』はそんなスタートなわけで、しかもこのスピンオフはサラッと出版されていましたが、僕はもっと取り上げられるべき!!だと思いました。
本当に『ダイの大冒険』が好きな人にとっては、たまらないと思います。
『ダイの大冒険 勇者アバンと煉獄の魔王』(三条陸/芝田優作/集英社)1巻より引用
僕的には、特に読んでみて良かったのは次の3つかなと。
1つ目は、絵のタッチが今風なんですよ。もちろんそこに昔ながらのテイストもありますが、それでもちゃんとリバイバルされているのはいいですよ。
アバンの外ハネも、昔と今とではこんな感じに。
『DRAGON QUEST―ダイの大冒険―』(三条陸/稲田浩司/堀井雄二/集英社)1巻より引用
『ダイの大冒険 勇者アバンと煉獄の魔王』(三条陸/芝田優作/集英社)1巻より引用
続く2つ目、アバンという武道の天才が、どうやってそれぞれの必殺技を備えていったのかをちゃんと描かれています。
1巻では、大地斬を習得するまでのエピソードも添えられていましたが、これは嬉しいものですよ。
『ダイの大冒険 勇者アバンと煉獄の魔王』(三条陸/芝田優作/集英社)1巻より引用
最後に3つ目、アバンが魔王を討伐した!ということは描かれてますが、どのように?そしてどんなパーティで?というめっちゃ細かいところは、明かされていません。
だからこそ、この1巻のタイミングでプロキーナ老師が登場したときは、こんな出会いだったんだぁと感動しました。(僕は)
きっとこの後もマトリフ(大魔道士)とか出てくるんだろうなぁと思うと、ワクワクするんですよね。
ここでもきっと、良い形で読者の期待を裏切ってくれると思うとたまりません。そんなことを考えながら読んでいるので止まらないんですよね。笑
オススメです。
©原作:三条陸 漫画:芝田優作 ©SQUARE ENIX CO., LTD.
それではまた明日!
最後に。
読んで頂きありがとうございます。
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