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【Jリーグ】J2個人昇格候補選手(MF編②)

今季のJリーグも残すところあとわずかとなってきました。今季はJ1、J2共に降格枠が4と増えたことでかなり熾烈な残留争いが巻き起こっています。

そして既に各クラブ来季に向けて少しずつ動き出してくる時期になってきました、近年J2からJ1への個人昇格での成功例が増えてきていることもあり、J1クラブがJ2から有望選手を引き抜くケースがかなり増えてきています。

ということで今回は今季のJ2で目覚しい活躍を見せ来季の個人昇格が期待できる若手選手をリストアップしたいと思います。(ジュビロ磐田、京都サンガ所属選手についてはJ1昇格を決めているため割愛させて頂きます。)

①高木善朗(28)(アルビレックス新潟)

早熟の天才かと思われていた選手ですが、今季はその才能を爆発させています。ここまで10ゴールを記録しておりアシストはJ2トップとなる14アシストを記録しています。狭い場所での細かいボールコントロールは天才的で、彼がボールを持つとほぼ必ずチャンスを創出します。多くのJ1クラブでの争奪戦になることは間違いないでしょう。

②佐野海舟(20)(FC町田ゼルビア)

今季町田ではほとんどの試合にフル出場を果たしておりチームの心臓として活躍しています。ボール回収能力に優れ、鋭いボール奪取から攻撃に繋げるプレーが持ち味です。今季は更に得点に絡むプレーも出来るようになり5ゴール3アシストを記録しています。現在進行形で成長を続けるこの選手はJ1クラブの多くが興味を寄せるであろう有望選手です。

③高宇洋(23)(アルビレックス新潟)

今季もほぼフル稼働で新潟の上位躍進の立役者となっています。豊富な運動量とハードなプレスで相手の攻撃の芽を摘み素早くカウンターに繋げることの出来るハードワーカーです。安定感があり多くのJ1クラブも彼にラブコールを送ると思われます。

④高江麗央(23)(FC町田ゼルビア)

有望選手を多く抱える町田で中盤を所狭しと駆け回るダイナモです。守備のハードワークを厭わない選手で、また高精度のフィードも併せ持っているため攻撃の起点にもなれます。熱くなりすぎることもありますが多くのJ1クラブが熱視線を注いでいることは間違いないです。

⑤田中渉(21)(ベガルタ仙台→レノファ山口)

今季途中からのレンタル加入で加わった山口で既にレギュラーを掴みプレーする選手です。司令塔として高精度のパスを前線に供給しチャンスメイクすることが出来ます。所属元の仙台がJ2降格が決まったこともあり来季の去就に注目が集まります。

⑥川村拓夢(22)(サンフレッチェ広島→愛媛FC)

今季降格争いを繰り広げる愛媛で8ゴールとチームを牽引しています。左足から繰り広げられる高精度のパスとシュートが武器で、愛媛では中盤の様々な場所で起用されておりユーティリティ性を兼ね備えています。現在広島からレンタル中ですが、来季はどうなるか注目です。

⑦成岡輝瑠(19)(清水エスパルス→SC相模原)

今季途中から相模原にレンタル加入したパリ世代の注目選手です。相模原では既に確固たる地位を築いており、その非凡なテクニックと前線に絡んでいく動きでゴールを生み出すことの出来る選手です。来季はどこで戦うことになるのか注目です。

⑧山田康太(22)(横浜F・マリノス→モンテディオ山形)

世代別代表の常連だったハマのプリンスは今季は横浜FMから山形にレンタルで加入し大きく成長を遂げています。確かなテクニックを持ちながらハードワークすることが出来るプレイヤーで中盤より前ならどこでもこなせるユーティリティ性も大きな武器です。どのチームにも1人は欲しい選手で来季は横浜FMに復帰するのかなどその去就に注目が集まります。

⑨小野雅史(25)(大宮アルディージャ)

今季ここまで降格争いを繰り広げている大宮ですが、3ゴール6アシストと結果を残し続ける選手です。中盤ならどこでもこなすことができ、フィジカルに優れキャノン砲も兼ね備えるプレイヤーです。今オフの個人昇格もありそうです。

⑩西村恭史(22)(清水エスパルス→ギラヴァンツ北九州)

清水からレンタル加入した今季、当初はFWにコンバートなどもありましたが中盤戦以降はボランチのレギュラーとして定着し、今やチームに欠かせない存在となっています。ダイナミックな持ち出しと高精度なロングボールを蹴ることができ、185cmと恵まれた体格を活かして球際にも非常に強い選手です。来季どのクラブでプレーするのか注目が集まります。

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