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100日哲学チャレンジ☆17日目

 情報というヤツは、幾らでも僕の所へ雑多に押しかけてきては、理路整然と並べられるのを今か今かと待っている。時にその波に飲まれそうになり、僕は心を苦しめる。情報は、飽くまで押し寄せるばかりで、その情報を有用に活用し、進歩しなくてはと焦るのは自分なのだから、その実心を苦しめているのは、僕自身だ。だから僕はいつも敢えて余裕ぶった態度をとって、彼らを威嚇せねばならない。
「僕の脳みそにはまだまだ余裕があるし、第一知らないことなんて世の中に沢山あるのは当たり前のことなんだから、分からないことがあれば醜いプライドをさっさと捨てて、その都度隣の人に聞けば良い」といった感じで。

 だが、いつまでも情報を前にグズグズしていると、周りから「実はあいつは処理する能力が無いだけなんじゃないか」と思われないか不安になるので、”それなりに処理している”感じを出そうとすることが必要だ。100日哲学チャレンジ☆の役割は、此処にあるのだと、挑戦してから87日目で気づいた(因みに実際に達成できた日数は、ご存じの通りである。美味しいものを好きなだけ食べていたら太るという法則が指し示す通り、現実はいつだって残酷なのだ)。

 実は、弟(G-カマイタチ)と共同制作している動画シリーズ、『熟語ダイスケ』のシナリオ制作が、最早面倒くさくなったという連絡を受けた。其処で、自称小説家の僕が、これから担当しようと思う。使う資料を、まずは整理しておこう。

①漢検準一級問題集

 現在カマイタチ兄は、漢検二級を所持。合格した時分に、勢いに乗ってテキストを買ったものの、急に難易度が上がったので、勉強を継続する意欲がなくなった・・・しかし3年越しで、とうとう役立つ時が来たのだ!
 因みに、漢検のサイトにも、『私の好きな漢字と漢検』なるコーナーがあり、言葉を学ぶことと自分とのつながりを、有名人が語っている。矢張り個性を磨いていく為には、自分の言葉で話す訓練が必要で、それには言葉を知ることが不可欠であるのだ。だからこそ、『熟語ダイスケ』シリーズは、楽しく熟語を学ぶことを目指しているのだ(たぶん)!

②感情ことば選び辞典

 漢検準一級のテキストだけだと、故事成語とか、聞いたこともないし、イメージも難しいような単語とかばかり並んでしまう。そこで、「気持ちをしっくりくる言葉で表現したい」時に最適な、この時点を併用することにした。ダイスケは、叫んだり歌ったり踊ったり表情豊かなキャラクターだからぴったりだ。

③四字熟語・故事成語一覧

 これまでの『熟語ダイスケ』シリーズでは、辞書の上での言葉の意味や、例文を読み上げていた。しかし今回、言葉のできかたや、ストーリーから意味も学ぶことができる新シリーズとして、リニューアルすることにした。

 ということで、みんな、今後の『熟語ダイスケ』シリーズも、よろしく!!

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