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月刊剽窃日記12月25日号

今週の剽窃:お腹を壊した

 お久しぶりです、noteさん。お元気だったでしょうか。今週はお腹を壊していたのであんまり記事を更新できていなくてごめんなさい。あと来週から香川に帰省するので今までより更新できなくなると思いますが心配せず帰りを待ってくれるとうれしいです。週刊連載って難しいですね。私はここ二ヶ月ぐらい平日は授業と課題とスマブラをして時間を使い切ってしまって絵とか文章とかかけなくてつらいな~と言いながら休日は気分が沈んでdアニメストアでアニメを見ながらだらだらと授業と課題とスマブラをして時間を使い切ってしまって絵とか文章とかかけなくてつらいな~と言う生活をしています。この秋冬は放送中のアニメをいっぱい(6本)見ました。高校生ぐらいから同じアニメを飽きるまで繰り返して観ることにハマっていたのでこんなに色んな種類のアニメを見たのは中学生のころにニコニコ動画で一週間しか見られないアニメを見逃さないように5,6本、曜日を覚えて見ていたとき以来かもしれません。ニコニコ動画でアニメを見ていたときは見るのを忘れて一週間が経過したり旅行して一週間アニメを見れないような時間が出来てしまったりしたらもうそのアニメを見ることをやめてしまっていたので早くプレミアム会員になりたいなと思いながら過ごしていました。大学生になってプレミアム会員にはなりましたがニコニコ動画ではSuperMario64をしてる男の人たちの生放送や動画を見るだけで肝心なアニメはdアニメストアやprime videoで見ていてしかもアニメ最新話を一週間も見逃すなんてことはなくなっていたのでプレミアム会員になったところで全然、全くゆっくりアニメを溜めて見るなんてことにはなりませんでした。いつだってなりたかったものにはなれることなんてなくて、なりたかったものモドキにしかなれない。僕は四月に大学生になったはずなのに十二月には大学生モドキに成り下がっていた。生まれてから一度も大学に行ったことがない。折角放送中の新しいアニメをいっぱい見たので感想を言っていくやつをやってみたいと思ってやってみます。6本も見たので大変ですが頑張ってやっていきたいと思います。

1.『たまこまーけっと』

出てくる人物がみな”かわいい”人たちしかいなくて凄いと思いました。北白川たまこさんも常盤みどりさんも牧野かんなさんもうさぎ山商店街の人たちもモチマッヅィの名を冠する人たちも女子バトン部のみなさんもかわいくて凄いと思った。前観たときは気づかなかったが木更木先輩が凄く魅力的に思えたし小説版だと結構深堀されてるらしいので読んでみようかなと思った。日本語覚えたら読みます。

2.『ダイの大冒険』

なんかアニメ化二回目らしい。漫画は何回も読んだのでめちゃくちゃ楽しみだった。呪文のエフェクトがめちゃくちゃかっこよくてよかった。まだヒュンケルと戦っているところなので全体的に明るい感じだから安心してるがバラン戦とかぐらいまでいくとどうなるか結構不安だ。早く素手でオリハルコンへこませるヒュンケルが見たい。

3.『魔女の旅々』

面白いって聞いたから見たら面白かった。イレイナさんが好きになればこの作品を見る人としては勝ちだと思ったし勝ててよかった。旅に出たくなってしまったので禍を生きる人としては負けだと思ったし一勝一敗になってしまった。イレイナさん、今度会ったらスマブラで勝負しましょう。

4.『ひぐらしのなく頃に業』

まだ祟り騙し編の4までしか見てないからこれからどうなるか分からなくてめちゃくちゃ楽しみ。もう始まってしまったのでいいけどリメイク前観ておけばもっと楽しめたんだろうなあと鬼騙し編のときは思ったけど今となっては上限まで楽しめているので別にいいです。枕がデカすぎますことよ。

5.『ご注文はうさぎですか?BLOOM』

中学一年生の四月に初めてニコニコ動画で見たアニメが『ご注文はうさぎですか?』だったので特別な感情があります。やっぱり『メカクシティアクターズ』の方が見るの早かったかもしれない。まあそんなことはどうでもよくてお話としては、明確に時間が進んで進路だったりキャラが増えたりしてこれからも実際に進学して香風チノさんたちの日常が進んでいくのを見て「俺も前に進まないとな」と思ったけど、一期の頃は香風チノさんより年下だったのが今や天々座リゼさんよりも年上になったので自分も結構やるじゃんと思いました。一年に一つ年を取るのが得意です。お前らにはできない。

6.『たまこまーけっと』

出てくる人物がみな”かわいい”人たちしかいなくて凄いと思いました。牧野かんなさん、ドキドキする。SpotifyやAmazon Musicでサウンドトラックを聞いて『かんなのテーマ』という曲が好きだなあと思って調べたら『キルミーベイベー』の音楽をつくっていた山口優さんのつくった(多分)曲だと知って一生聞くことになるなと思った。五話が一番好きになった。

7.『安達としまむら』

友だちが好きな作品だったので迂闊なことは言えないなと思ったけど安達さんがあまりにもキモくていいねと言ったらその友だちに許されることはなかった。原作も読みたくなったから早く日本語を読めるようになりたいと思った。

8.『『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rhyme Anima!』

僕は全人類を愛しているので男性も女性も自分の性別がよく分かってない人もパンダもシロクマもコウテイペンギンもピゴセリス属の人たちも笹子さんもみんな好きなので、下手に大人数のアイドル的なものに触れてしまうと大変なことになるだろうなあと思っていたのでなんとなく避けていたんですが遂にうっかり触れてしまい大変なことになりました。正直今までラップバトルというものに触れたことがなかったのですが顔のいい男たちがチームでいちゃいちゃしたりバトルしていちゃいちゃしてるのを見て最高になりました。腐女子とか夢女子とかがお互いを嫌っているのが正直なぜか分かりませんでしたが今となってはものすごく分かる。俺の左馬刻様に近づいてんじゃねえぞクソ女が。アニメはなんといっても躑躅森盧笙さんと白膠木簓さんのお話がよかったですね。学校の職員旅行で最悪の気分になって帰ってきて部屋の前に座り込んでる白膠木簓さんを見つけたときの躑躅森盧笙さんの顔が一番好きでした。あの二人はベッドでもそこそこ饒舌で会話を大切にするのがいいですね。二期があるなら原作の指輪買いに行くお話は是非見てみたいです。

9.『たまこラブストーリー』

 木曜日は4限の講義が終わってから鴨川まで歩いて、日が暮れるまで川岸で本を読むのが習慣になっている。夏が近づいてきているがまだこの時間の川沿いは少し肌寒く、本当は今すぐにでも帰ってアニメの続きを見たいんだけど京都の大学生になったからには鴨川に誰よりも長く触れていないといけないと思ってこの習慣を続けている。本は難しくて正直よく分ってないけど読んでるフリしてる。夕日がさしてオレンジ色になった川の真ん中に高校生の男女二人組(カップルだろうか?)が立っているのが見えた。飛び石の上に二人で立って、男の方が女子高生の手を掴んでなにやら話をしているようにも見えたしなにも話していないようにも見えた。きっとあの二人には二人だけの世界しか見えてなくてオレなんて視界の端にも映ってない箸にも棒にも掛からぬ存在なんだろうなと思った。いいなあ~青春だな~。オレの青春は住吉川に流したからよ。多分今ごろ瀬戸内海を漂って高松港までたどり着いてるぜ。親切な人が居たら網で掬っといてやってください。オレは取りに行かないから差し上げますが。そんなことをボンヤリと考えて本にまた目を落とそうとしたらポシャリと水になにか重いものが落ちた音がしてオレは驚いて顔をあげる。すると女子高生が川に落ちていた。すぐに男の方が引き上げる。少し前に見た川の水難事故のヤバさを説いたニュース記事かなんかを思い出して今すぐ助けにいかにとと思ったけどそんな必要はなく女子高生はずぶ濡れのまま走り出していった。取り残された男子高校生とオレは茫然としていて多分今この世界にはオレと男子高校生しか居ないんだろうなあと思った。

「帰るか。」

そう呟いて本を閉じて立ち上がる。グッバイ。もう二度とこの本を開くことも、もう二度と鴨川に訪れることもないだろう。まず鴨川って大学から見て家の反対方向だしな、あほらし。


 休日。最近は家にこもって何回も同じアニメを見続けるのにも飽きてきたので久しぶりに外出することにする。近くの公園まで歩いていくとマーチングフェスティバル?というのをやっているらしくて暇だったので見てみるこたにした。次の演技はうさぎ山高校、近所の高校だ、の女子バトン部によるものらしい。バトン部はちょうど最近見ていたアニメに出てくるので生バトンだ!とワクワクしていた。上を向いて歩こうに合わせてバトンを美しく扱う女子高生に感動してると一瞬で演技が終わっていた。最後に直角ポーズをかっちりキメた牧野かんなさんにドキドキした。

帰りはすき焼きでも食べて帰ろうかなと思った。いい休日だった。


 「早く着きすぎちゃったな」

 11時30分発の新幹線を待っている。時計が示すは9時10分。僕はいつもこうだ。極端に時間に遅れることを恐れてしまう。誰にも迷惑をかけていないのかもしれないかも知れないけど僕にとっては迷惑だから本当にやめてほしかった。ホームに座ってスマホを付けたり消したりして時間が経つのをひたすら待つしかなかった。

「なんで東京行っちゃうの。遠いよ。東京、遠いよ。」

糸電話を抱えた女子高生が息を切らしながらそう叫んでいた。そう、東京は遠い。僕は東京タワーの見える部屋で暮らしている。東京タワーはクリスマスツリー風にライトアップしていて、クリスマスのイベントになにも参加できなかった僕を慰めてくれるようだった。だけど0時を回るとライトアップが終わってしまって薄情なやつだなと思った。

「京都、遠いな。」

東京に行くことが決まってからというものの不思議と寂しいという気持ちは湧かなかった。だって東京からなら日本のどこへでも電車・飛行機・バス・フェリーその他ですぐ行けるんだもの。神戸にだって京都にだっていつでも電車一本ぐらいで行ける。だけど結局行くことはなかった。京都はどうしようもなく遠かった。今年はついにたどり着くことが出来なかった。来年は、行くぞ。京都、神戸、福岡、キスミー、コミティア、芳文社、ウメブラ、EVO Japan、and more。


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