生きている実感――若者の場合
正しい評価制度って何か?
その人がどんな実力か?
今日一日で何をどれだけできたか?
そういうものすべてが可視化され、数値化されて、能力の倍率がかけられて給与が決まるのだとしたら。
それは、恐ろしいですね。
ただ、そっちの方がいいと思ってしまう自分がちょっとだけいるのも、若干の絶望ですが。
わたしは社会に出てから、自分が何の仕事をしているのかよくわからないし、
できることがあっても立場が違うから話も聞いてもらえない。
まずは笑われることから始まる毎日を生きて、
生活もぎりぎりで。
世の中のため、会社のため、組織のために力を発揮する必要なんて、
あなたには要らないから、
言われたことだけやっておいてって、
誰かに言われ続けている気がしています。
そして同じような、
たくさんの「わたし」が存在している気がしています。
生きている実感って何でしょうか。
しあわせとは、豊かさとは何でしょうか。
わたしにとってそれは、創造力であり、問いをもつ力です。
これはそれぞれの「わたし」にしかできないことです。
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