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「汝、星のごとく」己を生きる覚悟をもつ女性は強いと感じる話

「愛と呪いと祈りは似ている。」

Audibleで「汝、星のごとく」を聴いています。
止まりません。

「生まれたとき、人にはそれぞれ与えられたものがある。」

「恥ずかしい事さらしてなんぼでしょ。」

青野海が没落していく。辛い。辛い。
良いことが1つあると、その後に悪い事が2つ起こる。
もう2つどころじゃないじゃないか。

大きな成功がその人生をゆがませたのは確か。
でも、その前から彼の人生はゆがんでいる。
それをまっすぐにしようとして、さらにゆがんで、ゆがんで、ゆがんで。。

「ぼくたちは誰が何と言おうと己を生きていいんです。」

「「選ぶ」「捨てる」意味は違うのに、限りなく似ている言葉。」

「いいんじゃないかな。」

「どこにでも飛び立っていいと言われると、心細くなります。」

「私は愛する男の為に人生を誤りたい。」

小さな島で出会った高校生の二人が、どうしようもない親に人生を搾取されながら生きる。長くて、短くて、苦い苦い人生を、自分のものだと取り戻す物語。

面白くて、面白くて、聴きたい。聴くのをやめられません。

家事のついでや合間に聴くはずが、没頭してしまって、完全に娯楽です。

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