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1.幼少期-人生で最も古い記憶は"くすぐられたい"欲望を自覚したことだった。

人生第一章を振り返ろうシリーズ。
私の思い出せる限りの最も古い記憶をもとに、どのような幼児だったのか書いていきます。
⚠️特殊な性癖についての話を含みますので、性の話が苦手な方は閲覧をお勧めしません。


私の1番古い記憶は、3歳頃。
近所の広場で開催されていた親子向けイベントに参加している記憶です。
Eテレ『いないいないばぁっ!』でお馴染みのワンワンがステージに立っており、親子でコミュニケーションを取りながら楽しく体操をするという内容のイベントに参加していました。

体操の途中でワンワンが「お母さんは子どもをこちょこちょしてね〜!」と声をかけると、
あちこちかで子どもたちは親御さんにくすぐられ、広場は幸せそうな笑い声で満たされました。

そんな中、3歳の私は1人ポツンと広場に佇んでいました。
あの時孤独の中で思ったことを、今でも一字一句違わず覚えています。
「くすぐられたいなあ。」とぼんやりと、それでいて強く性急に感じたのでした。
くすぐられたいという強い欲求が自分の中にあることをはっきりと認識した瞬間でした。

大概の子どもはくすぐられるのが好きなのだと思います。
ただ、当時の私は、「くすぐられるのが好きな子どもというよりも、「くすぐられたい気持ちをひたすら内に秘めた子ども」でした。


同時2歳下の弟に手が掛かっており、良いオネエチャンであろうとした私は自分の要求を口に出せず、日々くすぐられたい欲求ばかりが募っていたのでした。
(先述したイベントの際も弟がイベント会場から逃走したか何かで母がその場を離れなくてはいけなくなり、「あなたはここに居てね」と会場に1人残されたのだと思われます)


ぬいぐるみたちから複数くすぐり責めを受けるストーリーを考えて1人で遊んでいたし、
風で揺れるカーテンの下に足の裏を投げ出してカーテンに足の裏をくすぐらせていたし、
誰かにくすぐられることを期待して両手をバンザイして枕の下に入れて寝ていました。
(腕を上げて寝る癖は今でも直らない)


そして長い年月の間貯め続けた感情は小学生の頃のとあるきっかけにより性欲と結びつき、
やがて私はくすぐられて肉体的精神的苦痛を与えられることに性的快感を得る大人へと進化していきました。

「くすぐり」という通常は性と結びつかない事柄に興奮を覚えることから、私は自らを「異常性癖」の持ち主であると考えています。

異常性癖は幼少期に満たされない感情を持ち、歪んだ形で性的に現れると聞いたことがありますが、まさに私は幼少期に異常性壁の基礎を築いていたのだろうと思います。
三つ子の魂百までとはよく言ったものですね。

『三つ子の魂百まで』

幼時に表れた性質は、いくつになっても変わらない。教育を受け、大人になって経験を積んでも、幼い頃の性癖や思いは根強く残る。
コトバンクより

次はくすぐられたい気持ちが性欲と結び付くきっかけとなった小学生時代を振り返りたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。

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