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ナナシス知らないのにナナシス映画を観てきた話

KALTEです。DTM関連じゃない記事は初めて書くかも。

突然だが、皆さんは『ナナシス』という作品を御存じだろうか。

『ナナシス』こと『Tokyo 7th シスターズ』は2014年からスマートフォン向けにリリースされたアイドル育成リズムゲーム。恐らく『デレステ』『スクフェス』と同じく、アイドルを編成して音ゲーをクリアし、ストーリーを読んでアイドルの成長を第三者視点から見守るゲーム。

何だか曖昧な表現ばかりで申し訳ないが、というのも私自身、ナナシスをプレイしたことが殆どない。リリースされてすぐの頃に少しだけ入れてた時期があったが、音ゲーのUI部分が取っつきにくい印象があり、あまり深入りしないままアンインストールをしてしまった(因みに2017年に大型アップデートが入ったらしく、現在は大幅にUIが変わっている。上の動画はアプデ前、下の動画はアプデ後の画面)。

そのままデレステやガルパといったアイドル音ゲー、ArcaeaやPhigrosなど奇を衒ったUIをした本格派音ゲー、最近新しくボカロ音ゲーとして新参してきたプロセカなど、様々なゲームを体験しながら7年経った頃、ナナシスが映画館で限定上映されるとの情報を聞きつけ、観に行った。


そして、2時間の鑑賞を終えた後…。


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あれ…??ここにあったはずの4,500円(税抜)は…????



感情が溢れすぎて、新宿バルトに置かれていた綾波レイと初号機の周りを5分ほど落ち着くまでぐるぐるしていた。そしてその後、通常版(税抜1,000円)と限定特装版(税抜3,500円)のプログラムを買ってしまった。

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因みに限定特装版の中身は外装を除けば通常版と同じなので、これから買う人はどちらかだけで十分。私はアホだったので両方買ってしまった。確認は大事。

取り敢えず、適当に書き記しておく。映画本編のネタバレは3節以降だが、1節と2節はゲームの内容とかキャラに関して色々考察しているので、見たくない人はそこまででブラウザバックして映画館へレッツゴー。




1. ナナシスに対する印象


音ゲーUIが慣れないという理由で続かなかったナナシスだが、実はゲーム内で最初にあるエピソードが7年もの間、自分の中で蟠りとして残っていた。

それがこちら。


スクリーンショット (93)

な、何だこれは…。。。


序盤にしてはなかなかインパクトのあるシーン。全アイドルの中でも主人公ポジションに当たる少女・春日部ハルは、どうやら何年か前にアイドルをやっていたが挫折して辞めたらしい。因みにこの左にいる六咲コニーという事務員の方は、以前「セブンスシスターズ」というトップアイドルグループの一員としてかなり名を馳せていた時期があったのだが、もしハルの挫折した理由が、知名度ありすぎなコニーたちにアイドルとしての立場を阻まれたとかだったら嫌だな。有名人の眩さで他のアイドルが霞むみたいな。

加えて、2034年のこの世界、セブンシシスターズの解散を契機にアイドル文化が廃れた「アイドル氷河期」の世界観。それも加味して私が7年間ナナシスに対して持っていた印象が、


厳しい現実で以てボッコボコに叩きのめされるアイドルの心象を描いた作品


だった。別にマイナーな評価を当てているわけではなく、寧ろ様々なアイドルゲームが蔓延る中でこういうコンセプトで攻めるのは珍しいなと思った。他のアイドルのストーリーは全く読んでいないが、きっと他の子も何かしらのトラウマを抱えていたり、自分の短所に負い目を感じたりで、トップアイドルを目指す道のりの障碍に打ち拉がれるのかなと勝手に思っている。デレステという微温湯に浸かっていた私は、冷や水でも浴びせられた気分だった。

ただ最近は、半年ほど前に始めたシャニマスのお陰でダークオタクの側面に目覚めて、すっかり免疫ができた。あの界隈はアイドルが死体処理をしたり、アイドルの目の前でプロデューサーが自殺する二次創作が平気で描かれるので、アイドルの挫折なんてお手の物だ。


その折に、映画公開の知らせである。TwitterのTLにも鑑賞報告がちらほら見られたのも後押しし、私は7年前のあの蟠りの真相を探るべく新宿バルトへ赴いた。


2. 各アイドルの第一印象


本編を観る前に、ナナシスに登場するアイドルの印象を記した。キャラに対する無知の瞬間は今この時だけだから、大切にしようと思って。

公式サイトにあるキャラクター紹介から第一印象を只管メモしていく。映画に登場しなかったキャラクターも予想はしていたのだが、あまりにも記事が冗長になるので今回は割愛。

因みに楽曲はかなり知っている。相手に媚びようとせず「輝いた自分」をただ見ろ、みたいな音楽に対する真摯さが刺さりまくってて、曲の好みだけ見たらナナシスはアイドルゲームの中でも一番かも知れない。好きな曲は『SEVENTH HAVEN』『Winning Day』『HEAVEN'S RAVE』辺りなのだが、これらの曲を歌ってる子たちは殆ど本編に出てこなかった。何で?????


春日部ハル

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この子に関しては結構知っちゃってるので書いてもしょうがないが、特技に「お掃除ですッ!!」と書いてあるので、いい子であることは間違いない。「失敗」に関しては他のアイドルとの関係の縺れというよりは、自分自身の健気さがから回って周りの人の迷惑をかけて心を閉ざしてしまった、とかな気がするけど、どんなに努力してもトップアイドルになれなかったという挫折は「失敗」に含まれるのだろうか?

天堂寺ムスビ

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「春日部」に続いていかにも地名っぽい名字が出てきたので、「『バンドリ』と同じで実在する地名をキャラの名前に使うタイプのゲームだ!」と思って調べてみたけど、全然そんなことはなかった。授業中は左手に持ってる赤い眼鏡を掛けるのだろうか。多分自分で悩みを抱えていてもプロデューサー(このゲームだと支配人?)になかなか相談できないタイプだが、それでもファンにはそういった側面は見せず、完璧な自分を演じて見せるのだろう。

角森ロナ

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ニコルのことを「ニコさま」と呼んでいるところから、アイドルの輝きを間違いなく享受しているが、持っている思いは「尊敬」であって「憧憬」ではないのかな。スカウトされた時に「ニコさまはすごいけど、私なんて…」って言うタイプ。特技も「お手玉くらいしか…」と自分をとにかく下げる表現をしてるので、「弱虫な自分を変えたくて」とオーディションに志願した可能性は薄そう。事務員のコニーが元々ニコルのようだが、多分彼女に対して「ニコさまは…どうしてアイドルを辞めちゃったんですかっ!!!」ってギャンギャン泣きわめくエピソードがある。ないわけがない。

野ノ原ヒメ

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やっぱり暗いゲームじゃないか!!!!この見た目で母親亡くしているってあまりないだろと最初は思ったが、幼い妹や弟の世話をしたり、夕暮れの河川敷の芝生に腰を下ろして黄昏ている情景を思い浮かべたら、親が亡くなっている方がしっくり来るようになってしまった。どうしてくれるんだ。自分を可愛いと思ってないそうだが、多分「ヒメ」という名前も内心恥ずかしがってるし、でもファンに「ヒメーーー!!!」って叫ばれる時は満更でもない顔をする。ヒメって名前を付けたのが母親だったら更にエモーショナルさが増す。

芹沢モモカ

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最早ファッションの一部かと思うほどにキャンディーが服に刺さってる。かなり濃い目の緑髪だけど、服がビビットなせいか暗然とした印象は受けない。ぐーたら系のキャラにしてはお目目パッチリだし、『デレマス』の双葉杏と同じでやる気がないと言いつつ、やるべき義務は最大効率でこなしそう。チュウニズムとかmaimaiみたいなAC音ゲーが上手そう。

臼田スミレ

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正直一番読めない。目の前に並べられた仕事を淡々とこなして、終わったら「終わりましたよ」と笑顔で支配人に報告してくるタイプな気がする(媚を売るタイプの笑顔ではなく、純粋ならがも形式ばった笑顔)。通常立ち絵もアイドル衣装の立ち絵も表情が生きてるのか死んでるのか分からなくて、この子が心の底から笑顔になる描写が今のところ思い浮かばない。ネイルとか好きそうだなと思ったら、案の定アイドル衣装で付け爪をしていたので、オシャレに対する関心は高いのかな。

神城スイ

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女性人気が高そう。男性アレルギーというのはアイドル活動においては障碍になるとは思うが、ハルやヒメに比べればそんなに陰鬱な個性ではない。多分握手会をしなくちゃいけなくて、男性嫌いを克服するためのトレーニングをするエピソードがある。そして結局耐え切れずに支配人を殴ってしまうエピソードがある。ないわけがない。制服の中に水着を着込んでいたり、特技が「400メートル個人メドレー」だったり水泳に対する執着心は強いようだけど、男性嫌いの理由がもしも厳しい父親から水泳大会の成績不振を言葉の暴力で責め立てられているとかだったら悲しくなっちゃう。

久遠寺シズカ

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「決定的に」世間知らずとあるように、ここが間違いなくアイドル活動をしていく上でネックになる。そして自分が何をミスしたのかを本気で理解できない。口癖は「そういうものなのですか…」かな。背負っている弓道部の道具と姫カットも相俟って和の名家の匂いをさせてくる反面、アイドル衣装ではいかにもファッションショーを颯爽と歩く現代的モデルという印象だ。多分「プリンセス・プリンシパル」のプリンセスと違って裏で嘔吐してるタイプではなく、普通に才能あるタイプっぽい。この子とスミレ、スースでPerfumeの「GLITTER」をダンス込みでカバーしてくれ。

アレサンドラ・スース

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支配人のことを「ハニー」と呼んでそう。14歳で宝石(もしかしてアレキサンドライト?)付きの革サンダル履いてる辺り、お金持ちなのかな。「故郷が恋しくて夜泣き」とあるが、家族環境がどうなっているのか気になるし、そもそも日本に一人暮らしでもしているのか…?ナナシススタジオはあまりお金が無さそうだが、寮はあるってことなのかな。褐色キャラはそんなに好きにならないことが多いのだが、キャラデザだけ見たら個人的に一番刺さってる。

晴海サワラ

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アイドル界における三姉妹は初めて見た。下二人がしっかり者っぽいが、それとは真逆で陽気な性格。でも、特技の「カメラ」という文字を見た瞬間、渋谷系のイケイケファッションで一眼レフを構えたイラストが思い浮かんだ(『シャニマス』の三峰結華の【それなら目をつぶりましょう】が近い)。公式サイトの画像だと鮮魚店のエプロンをしてるので雰囲気を感じさせないが、きっとファッション界隈の雑誌会社からは引っ張りだこなんだと思う。海に関する仕事を生業としているくせに、特技は「登山」なのがちょっと面白い。

晴海カジカ

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それぞれの魚の旬の時期から、漢字だとサワラは「鰆」、カジカは「鰍」と書くので、春と秋を対応させていることになる。と言いつつ公式サイトを見ると、サワラの誕生日は4月1日だが、カジカの誕生日は2月14日なので、生まれた季節は関係なさそう。鮮魚店を経営している親なら御存じだとは思うが、(魚の)カジカはサワラに比べるとあまり見た目可愛くないような…。何でカジカにしたんだろう。また、サワラは多分あまり気にしてなさそうだが、カジカは妹のシンジュの頭脳が年齢に反してずば抜けていることから、普段の生活においてもアイドル活動においても姉としてのコンプレックスみたいなのを感じていそう。多分、支配人の前ではシンジュのことを「あの子」って呼ぶ。

晴海シンジュ

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「真珠って6月の誕生石じゃん!!」って思ったら8月28日生まれだった。親御さんはどうして「鰆」「鰍」の次を「真珠」にしたんだ。特技が「経理」になってる部分もそうだが、10歳で「現実感が邪魔して上手くできない自分を気にしている」という思考に至れるのすごい。他ゲームで幼女アイドルをプロデュースするときは、その子になるべく業界の闇を見せないように意識してプレイするのだけれど、この子になら寧ろ見せた方が支配人として信頼感が得られるんじゃないかな。


3.本編感想


※以下は映画本編のネタバレを含みます。因みにナナシスを知らなくても映画のストーリーは理解できることはここで明言しておきます。


何というか、7年前に感じたあの「蟠り」をしっかりと確かめられた。最初こそ事務所内の楽しい風景が見て取れたが、段々と社会の現実にぶちのめされて、そっからずっと下り坂。最後はイベントを成功させて盛り上がっていたが、それでも結局スタジオが跡形もなく消えてしまった寂しさは映画を観終わった後もずっと残る。

何なら、予想を遥かに超える厳しさだった。スタジオ前の道路工事、街の過疎化、広告買収…。彼女たちは必死に努力をしているのに、その努力をデコピン一つで消し炭にされている感じがして、鑑賞中ずっと息苦しい。

3日目のライブでハルが涙を隠してライブするシーンで、この作品の容赦の無さが全て剥き出しになった。その後の、最終日本番前にも関わらずライブ会場を片付けられてしまうシーンは当事者でない私まで悲しくなってしまった。10代のアイドルたちにここまでの仕打ちするの怖すぎるし、これ公式がやってるの???ってなる。

映画やアニメって序盤で作品の最終目標が提示されて、終盤に向けてその問題解決に当たるという感じだけど、この作品の場合、結局その目標に関してはバットエンドなわけで、でもそもそも目標を勘違いしているということに途中で気付かされる構成だった。

コニーは基本見守るんだなぁ。終盤で痺れを切らして「アイドルやる意義見出せない奴は、今すぐこの場を去りなさい!」「君たちはチヤホヤされるためにアイドルやってるのか!」みたいなこと言ってたけど、それをぶっちゃけちゃうアイドルコンテンツは初めて見た。「ファンの皆を笑顔にするため」という動機でアイドル活動を始める子、現実に1割もいないだろうし、実際チヤホヤされるためにアイドルやってる人間が9割だとずっと思ってたので(偏見強くてごめんなさい)、真理突いてきたな、と。因みにコニー、その後にもっと大事なこと言ってたんだけど忘れちゃった。

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因みに各キャラに対する印象の変化も一応残しておく。


春日部ハル

思ったより闇は見えなかった。八角スタジオの練習部屋の床を撫でるところが、ここで練習してきた過去のアイドルに思いを馳せている象徴的なシーンに見えてかなり好き。中盤でムスビに対してストレートに「ムスビちゃん大好き!」って告白しててびっくりした。ここ付き合ってる???

天堂寺ムスビ

多分この12人の中でも引っ張る側の人間だと思うので、彼女たちを潰しにかかる大企業の副社長である滑川の攻撃に対して、いざ解決策が思い浮かばなかった時のシーンで自分の無力さを心の中で嘆いているんだろうなと。あれは大人が出くわしてもどうしようもないよ…。あと、青の系譜感を醸し出している割に全然クールじゃなかった。

角森ロナ

特に変化なし。電車の中でハルとムスビが話している最中、隣の男の子の相手をしていたのが微笑ましかった。私もあのショタになりたい。

野ノ原ヒメ

この子に救いは無いんですか!!!!???本当に可哀想すぎる。。。取り敢えずいいもの食べて、この子には幸せになってもらいたい。あと「てやんでえ」って何???

芹沢モモカ

「これからもっとスリーセブンス大きくするなら、これくらい(箱を満員にすること)チャチャっとクリアしないとダメじゃない?」って明朗な声で発言したシーンで、このユニットには絶対この子必要だと思った。最終日のライブの準備が終わった後でいつも通りゲームをしているように、あくまで普段らしさを装う(あるいは素かも知れないが)ところに、メンバーに対する優しさを感じた。ぐーたら系は大体良い奴。

臼田スミレ

ヒメが滑川に対して刃向かおうとした時に、後ろから彼女の体を押さえてまで止めたのがスミレだったので「えっ、そこ君なの!?」ってなった。思ったより表情豊かだったけど、それでも他のキャラに比べると振れ幅は狭い気がしたので、多分あれはギャルに見せかけた上での「一般家庭」らしさを表現した結果なのかな、と理解することにする。

神城スイ

特に変化なし。というかあんまり出番なかった。公式サイトだと夏のセーラー服だったけど、本編では冬服を着てたな。映画だから全員について深堀りできないのは仕方ないのだが、もう少し水泳や男性恐怖症に関する描写が見たかったのが本音。そういえば支配人1秒も出て来なかったな?

久遠寺シズカ

滑川とサシで対峙したシーン、偉すぎる。財力で以て滑川に対抗したらどうしようとか思ってたけど、そうではなく彼女自身の心の芯を武器にして抵抗していたので、多分本当に才知に富んだ子なんだと。でも終盤はムスビと同じで、周りが絶望している状況に対して「わたくしには、何もできない…」と自己嫌悪に陥ってたのかな。

アレサンドラ・スース

「ハニー」じゃなくて「ダーリン」だった。「ハニー」は星井美希だ。それはそれとして、ハルやヒメのように引っ張る側の立ち回りではなく受け身側だったのが意外だった。メンタルよわよわ。「14歳らしい一面も」みたいなことも書いてあったが、そういえばこの子シンジュの次に幼いんだった。

晴海サワラ

ずっと目閉じてたなこの人。とあるシーンの終わりに雨が降り始めて、「お、これはこの後ダークフェーズ入るな…」と身構えてたら、いきなりこの人が大声出して登場して来たので、面白くなっちゃった。ムードメーカーって懸命に周囲の人間を励まそうとする人と、素で狂ってる人に分けられると思ってるけど、この人は間違いなく後者。

晴海カジカ

この子も影が薄かった気がする。見事にシンジュの方が興味を引くキャラをしていたので、姉としてコンプレックスを抱いているという予想が現実になってしまった。まあこの子もスースと同じ14歳だから、やれることは少ないのかもな…。

晴海シンジュ

八角さんと広告代の話をし始めた時、ドン引きしちゃったよ。「特技:経理」が文字通りすぎる。滑川の権力行使に対しても、社会の構造がこういうものであることを知っているかのような振舞いだったので、何なら他のどの年上キャラよりもこの厳しい状況を俯瞰できていたと思う。賢いロリは万事を解決する。


ビジュアルはスースが断トツだが、内面を見るとモモカとシンジュも気に入った。ただ、公式の自己紹介にあった以上の情報はあまり得られなかったので、各キャラについてもっと知りたい場合はゲームで、という感じかな。


あとラストで滑川の意外な過去が明らかになってた。一瞬しか見えなかったけど、PC画面で見ていたのはセブンスシスターズの解散報道だったのかな。中盤でハルたちを「地味な花」と揶揄していたけど、これが自分の応援していたアイドルの方が優れているという意味を含んでいたとしたら、現実のオタクらしさが増してくる。財力のある反転アンチとか一番めんどくせ~。

それ以外はあまり考察要素っぽいところは見られなかったけど、お陰で厳しい世界観に集中して鑑賞できた。因みにモーションキャプチャを使ってるらしく、ライブシーンの作画はすごくよかった。アニメの3Dモデルキャラの踊りって違和感が出てしまいがちなので「ちゃんと2Dで描かれてて良かった~!!」と安心した。

その他、おまけの写真。映画冒頭でスースたちが「写真撮っていいよ!」って言って撮らせてくれた一コマ。毎週変わるらしい。このスミレの表情は、割と好き。

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何というか、感想記事というよりは考察記事になってしまった。アプリをまた入れるかどうかは検討中。


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