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#我が家のペット自慢:イースターだけど猫祭り

オーストラリアは日本と季節が逆で2週間の「秋休み」が始まりました。四月のお休みはイースター、すなわち復活祭の休みも含まれます。詳しいことはウィキペディアに説明を任せますが、キリストが十字架に掛けられ死亡したGood Friday (聖金曜日、「受難日」、「受苦日」とも言われる)からEaster Mondayまでが一般的に祝日となります。月の満ち欠けで毎年日付けが違いますが今年は4月2日がGood Fridayです。

日本でイースターを祝う習慣はほとんど見たことないですが(ディズニーランドくらい?)「生命」「多産」の意を込めウサギやヒヨコ、そしてタマゴで象徴される事が多いです。職場の同僚から貰ったチョコレートなどもこんな感じです。

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でも自他共に認める猫バカの私にとってウサギやヒヨコは眼中にありませんw。イースターは4年前にサビ猫の女の子、「サビー」が我が家にやって来た大きな記念時期です。

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時は遡り2017年2月、15年一緒に暮らした先代猫のドイルが亡くなりました。ドイルもサビ猫で「あんたは犬か?」と思うほど甘えん坊、いつもトコトコついてきて毎晩一緒に寝ていました。

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ドイルについてはまた別記事で語りたいです。

猫がいない我が家は寂しく虚無感が溢れていましたが丁度仕事も一学期が始まったばかりですぐに新しい猫をお迎えするのは控えていました。それから2ヶ月後、イースターが近付くとそろそろ心の準備と秋休みで時間に余裕が出来、新しい猫を迎える決心をしました。2017年の聖金曜日は4月14日でしたがその前日の13日、学校は午後1時に終業しその後いそいそと準備しました。

オーストラリアのペット事情ですが私の知る限りでは野良動物は圧倒的に少ないです。家や庭が広くペットを飼う環境に恵まれ、動物愛護、保護も規則や団体が働きかけています。その中の一つ、英国発祥のRSPCA (Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals)はオーストラリアでも活動をしています。

住んでる州とは違いますがRSPCAシェルター訪問のYouTubeはこちら

里親募集の動物はネット検索でき色々見ていたのですが、やっぱり直に会いに行き相性などを確認するのも大事と思い家から車で20分ほどのRSPCA動物シェルターへ。母には「見に行くだけ」とは言ったもののキャリーケースを抱える私を見て「いや、絶対迎える気満々でしょ」と一言。確かにそうでした。

シェルターに到着し猫コーナーへ。広間に入ると網で囲われた一角には子猫たちが。この子たちはシェルターに来たばかりでネットには載っていませんでした。奥にいた成猫たちにも会いに行き色々考えに考え、ぐるぐる見回り一時間くらいたったでしょうか

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最終的には子猫コーナーに戻り、先代猫ドイルと同じサビ猫に注目。この子をお迎えすることを決意しいよいよ譲渡手続きが始まりましたが最初に私が確認し手渡された書類は違う猫のものだったことが判明。実際のこの子の書類には

名前 Clementine
性格 Party Animal

とありました。

性格がパーティーアニマルって… ドイルはおっとりさんだったのでサビ猫でも性格違うんだなあとは思いましたが子猫ならではの元気さもいいなあと改めて飼い主になる決意を固めました。誕生日は1月25日で避妊手術や迷子防止のマイクロチップ装着済み、費用などを含む150ドルを払いいよいよ我が家にお迎え。帰路の車の中では結構大人しかったです。

家に到着し猫のおもちゃやトイレを置いていた部屋へ。早速探索したり走り回ったりでなかなかシャッターチャンスがつかめず、ビニールトンネルくぐり遊び中の一息でやっと一枚目が撮れました。

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本当に小さかったなあ。

書類に記載されていた名前Clementineではなく自分で命名するつもりでした。実は先代猫ドイル(Doyle)は譲り受けたので自分で命名しておらず、yからlの発音に苦労していました。

発音しやすい事
日本語でも英語でも通用する
意味にもこだわりたい

この3つの条件をもとにぐるぐる考えていると「サビ猫だからサビー?」とふと頭に浮かびました。そこから赤ちゃんの名前辞典英語版で調べるとSabbyがSabrinaの愛称の一つであることが判明。サブリナはオードリー・ヘプバーン主演の「麗しのサブリナ」も素敵だったし「伝説のお姫様」という意味があるそうです。

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命名お披露目の写真。サビ猫は毛の色合いでなかなか顔の表情も分かりにくくこの写真も明るさ調整に四苦八苦でした。

あれから4年、サビーはある意味「大人な猫」になりました。最初に言われたParty Animalではなく落ち着いています。ただ猫らしい猫というか本当に気まぐれ、我が道を行く感じであまり甘えてくれません。
それでもやっぱり可愛らしい。ずっとシャッターチャンスを狙っていますし、いつか添い寝してほしいなと願っています。今年のイースター休みもおひとり様と一匹でまったりします。

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Happy Easter, may all the cats be happy and blessed!





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