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#心に残ったゲーム:02 元祖NieR (2010年版)

NieRシリーズ11周年、及びニーア レプリカントver.1.22474487139...発売を祝してNieRスキ語り第二弾です。

2010年に発売された元祖NieRですが遅ればせながら続編NieR Automata制作発表の2015年6月にその存在を知り10月のParis Games Weekで披露されたプロモビデオに心奪われ是非オリジナルをとAmazonでポチったのが以下3点。

国内版と海外版、ストーリーはほぼ同じだけど設定、言語が違います。日本語版(レプリカント)だと主人公が黒文病という病に侵された妹のヨナを救うための闘いを描いたストーリー。対して英語版(ゲシュタルト)はマッチョな父が主人公でヨナは娘という設定。海外向けにはひょろっと男子の主人公が妹救出するのは受けないと判断されたとかしないとか。

その経緯は真説ゲームクリエイター伝ヨコオタロウ編で語られています。

売上本数としては70万本と業績的には大ヒットとは言えず、評価としても賛否両論。プレイする人を選ぶゲームでしょうか。

大好きな人はめちゃくちゃ好きです。こちらのドイツ人ゲームジャーナリストが続編発表の時に狂喜したのは巷では有名...?

私は日本語版であるニーアレプリカントのみプレイしましたがまずシナリオ、世界観、音楽、キャラクターと好きな要素がたくさんありました。

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新作ニーア レプリカントver.1.22474487139..に引き継がれなかった要素の1つはキャラクターデザイナー。元祖ニーアのキャラクターは影を漂わせストーリーにマッチしていたと思うので新作バージョンに慣れるの少し時間がかかるでしょう。

そしてゲームでも声優陣に注目してしまうのですが大半がお気に入りとまで行かなくても他の役どころを知っている有名な方たちが勢ぞろい。そして極めつけは主人公の旅のお供、元祖ニーア版の白の書の声は池端慎之介さんが担当。

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まだ「ピーター」として知られているのでしょうか。幼少のころから名前は知っていて女装しているイメージが強かったので白の書のバリトンボイスとは結びつかずただ唖然。でも未だに手が出せていないヨコオタロウPS2作品「ドラッグオンドラグーン」(英語版はDrakengard)では主人公カイムと重要な役どころのドラゴン、アンヘルの声を担当とご縁のあるキャスティングだそうです。休業中に新作版が開発されたので残念ながら続投ならず。

このゲームが否定的に語られる理由の一つは周回するストーリー、お使いクエストや武器強化のための素材集めなど「繰り返しが多い」だと思いますが、私は某MMORPGゲームで鍛え上げられているのでそれは苦にならず、むしろストーリーをもっと深く理解できる大切な要素でした。
そしてその長い冒険のお供は素晴らしい音楽。ヨコオタロウ作品でお馴染み、岡部啓一率いるMONACAのサウンドトラックを聴きながらプレイしているとその場を離れたくないとすら思えます。

逆につらかったのは回避やジャンプ移動が得意でなく「よくぶち当たりよく落っこちた」事。特にNieRの代名詞ともいえる「イクラ弾幕」、そして失敗すると体力を削られる石段飛びなどは正直キレてコントローラに八つ当たりも(汗)。後、ホラーゲームではないけど夜一人でプレイしたくない不気味な場所もちらほろ。

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ここはコントローラぶん投げました…

一気にはプレイできない、でも話を読み解いていきたい衝動に駆られる、でも周回プレイで結末を知っているので終わらせたくないと何とも延々と悩まされるゲームでした。2017年2月23日発売の続編NieR Automataを楽しみに待ちながら少しずつ進めCエンドまで。ちなみに最終のDエンドの試練を超えられる気がしないので未だに終わらせていません。バージョンアップ版であるニーア レプリカントver.1.22474487139...を先にプレイしてからまた原点に戻ろうかと思います。仕舞ってあるPS3を出してきて、そして父娘版の「ゲシュタルト」も並行プレイもいいかもしれないですね。 

次回は現在世界累計出荷・ダウンロード販売本数が550万本の大ヒット作、NieR Automataについて書きます。


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