映画『Bade Miyan Chote Miyan』

4月11日、イードに合わせて公開された映画『Bade Miyan Chote Miyan』をINOX Vishal Mallにて鑑賞。3D IMDX。制作は英語字幕ありだが、表示されなかった。

監督 アリー・アッバス・ザファル
出演 アクシャイ・クマール、タイガー・シュロフ、ソーナクシー・シンハー
振付 ボスコ・シーサー

監督はSULTAN、Tiger Zinda Haiの監督。

とても簡単なあらすじ。

ヒマラヤ山中にて重要物資輸送中のインド軍が、謎のマスクの男に襲撃され重要物資を強奪される。追跡シグナルにより、物資はロンドンまで輸送されたことがわかる。物資奪還のために招集されたのは、数年前に除隊したBade Miyanことフレディ(アクシャイ)とChote Miyanことロッキー(タイガー)。彼らは物資奪還に成功できるのか。そして謎の男の正体とは。

ちょっとだけSFな火薬大盛りアクション。ボリウッド史上最大の火薬使用量じゃなかろうか。

リティクの『Fighter』を3D IMAXで観たときに新たな可能性を感じたので、今回も3D IMAXの回にした。リティクの瞳に勝る収穫はなかったけれど、ヒマラヤ山中や砂漠のシーンなどはなかなか良かった。

アクシャイは、出演作の多い俳優だ。仕事を選ばないタイプか。アクションでもコメディでも社会派作品でも80点アベレージを叩き出すタイプなので安心感がある。
タイガーは、すごく頑張ってる良い子。タイガーも、パパのジャッキーも、本当はすごくキレイな美少年系の顔立ちなのだけど、それではボリウッド受けしないのでヒゲをはやしたり筋肉つけたりしてワイルドさを演出しようとしている。それでもつぶらな瞳、シュッとした鼻筋、細い顎がどうにも隠せない。ますます腕が太くなり、回し蹴りが美しくなったタイガー。しかし、微妙に甲高い声と溜めの浅い台詞回しが、今ひとつトップスターになりきれない感じ。

ダンスは劇中2曲、ラストに1曲。ソーナクシーが特別出演扱いなので、ダンスに登場しなくて残念。

Miyanは、ヒンディー語で「主人、主、夫、男性に対する呼びかけ」の意味。「大きいミヤーンと小さいミヤーン」の意味なのだけれど、どうもうまく訳せない。「先輩と後輩」かなー。うーん。

KHSの期末テスト対策で覚えた「過去、現在、未来」(文法用語の過去形、現在形、未来形と同じ)とか、ことわざの「खून पसीना एक करना」(必死に努力する)とかの単語が聞き取れるし理解もできて、KHSの授業もバカに出来ないな…なんて思った。

気楽に観られる楽しい作品でした。

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