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映画 ブラフマーストラ

5月12日、インド映画「ブラフマーストラ」が日本公開された。

https://brahmastra-movie.com/


最近ではテルグ映画の「バーフバリ」「RRR」が世界でも日本でもヒットしているけれど、ヒンディー語映画は今ひとつぱっとしていなかったので、日本公開してもらえるだけありがたい。

公開初日、午前の回を観てきました。以下、あらすじ程度に内容に触れて感想書きますので、一切ネタバレ不可の方は、ここでお引き返しください。


簡単に箇条書きで感想を。
・多少なりともヒンドゥー神話がわかると、「ナンディアストラ」とか言われると、「お、牛が来るわね」とかわかって楽しい。
・チョイ役が豪華。アミターブ・バッチャンのナレーション、お話の導入部だけ登場するシャールク、いいとこだけかっさらうアッキネニ、ほぼモブのディンプル・カパディヤー。
・音楽とダンスは力入ってない。Pritam&Battachariyaのゴールデンコンビなのに。
・要するに、アベンジャーズ。
・過去から脈々と受け継がれた謎の能力を巡って争う、というのは進撃の巨人的展開。
・演技やセリフやストーリーにエモさは無し。ちょびっとだけ、チビっ子が頑張るところはよかった。
・ランビールはもっとデキる子なので、アベンジャーズ的な作品で消費するのはどうかと思うけど、クロマキーの前で演技してるところを想像したら愛おしいのでよし。

ランビールはSanju、Barfi!、Ae Dil Hai Mushkilなどでは、なかなかの狂気じみた演技力を見せてくれたので、それからすると物足りない感はあるものの、たまにはこういう作品もよいんではないでしょうか。

たぶん、本当に私が年をとってしまったのだと思うけど、ランビールとアーリヤの若々しさがまぶしかった。あんな娘息子がいる人生を経験してみたかったな、なんて考えてしまった。

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