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一時帰国

KHSは、12月23日〜1月7日までお休み。なお、学生と教員はこのスケジュールで休みだけれど、事務職員は土日以外休みはなく通常営業なんだそうだ。事務スタッフかわいそう…というより、なんで教員が休みなんだ。中間テストの採点とか、ミーティングとか研修とか、学生のいない今のうちにやるべきことはいくらでもあるだろうに。本当にそういうところだと思う。

さて、私の学生ビザはトリプルエントリーなので、この範囲であれば帰国や海外旅行は可能だ。または出国せずに休暇をデリーやインド国内旅行で過ごすのでもいい。が、理由があって渡印当時から年末年始のチケットを予約していた。
というのは、海外旅行保険。私は留学(長期滞在)用の保険には加入していない。渡航前にざっと調べたところ、保険料が15〜20万円近くかかることがわかり、あまりの高さに手が出なかった。そもそも高いお金を払って狂犬病等々のワクチン接種しているのだから、二重に対策する必要はないんじゃないか、その金額払うなら一時帰国に使いたいわ、と思った。
というわけで、クレジットカードの付帯保険で済ませることにした。手持ちのカードには「自動付帯」がなく、渡航時の航空券や公共交通機関の支払いにカードを使用することで適用される「利用付帯」ばかりだった。調べた範囲では二重掛け可能のようなので、航空券と空港までのタクシーで2枚のクレジットカードを使ってみた。二重掛けといっても二重に保険金が受け取れるという意味ではなく、医療費等が補償額を上回った場合に、もう1枚のカードの補償額で補填できるという意味。
カード付帯保険の弱点は、補償期間が日本出国から3か月間、ということ。8月に出国しているので、11月に期限切れ。12月までは何もないことを祈って、一時帰国。1月に再度出国して、4月から本帰国までは再びお祈り、とすることにした。

なんてことをつらつら書いていたら、ちょうど在インド日本大使館から「保険入れ! カード付帯保険を過信するな!」というメールが届いたので貼っておく。

ともあれ、一時帰国。ついでにA型肝炎とB型肝炎のワクチン追加接種と歯医者。日本食堪能して、多少の物資も調達したい。

東京は、キリッとした空気が清々しく、空が青く、人々は静かに整然と移動していて、街並みは美しく、食べ物がおいしい。電車で泣きわめく子どもがいると、「うるせぇな」と呟いて舌打ちをする。圧倒的に暮らしやすいけど、別の意味でしんどい街だな…なんてことを考えた。


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