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気安い

過去のnote記事でもちょこちょこ書いて来たが、デリーの人々は、見知らぬ人でも本当に気安く話しかけて来る。当初は、いったいなぜ平たい顔族の私に…? といちいち驚いていたが、おそらく、特に意味はない。思い立ったらその場で口に出すんだと思う。そして、周りの人々は割と律儀にそれに応える。たぶん、私自身もそうやって気軽に誰にでも話しかけて大丈夫なんだと思う。あまり試せていないけど。

デリー滞在が長くなるにつれ、だんだんと感覚が麻痺してきたので、覚えているうちに「話しかけられてびっくり」をまとめておく。

メトロ車内にて。「(席空いたから)座って」。これは、いつもいつも声掛けされる。
メトロ車内にて。「いま、ナニ駅?」。目的地以外は気にしてないので答えられないことが多い。
メトロホームにて。「コレ、xx駅に行く?」「xxに行くのに出口はどっち?」。答えられないことが多い。
メトロホームにて。「リュックのファスナー開いてるよ」。助かった。
メトロトークン自販機前で、小銭の両替を頼まれた。
色んなところで。「靴紐ほどけてるよ」。これも助かる。
路上にて。「ブラ紐はみ出てないか見てくれる?」。びっくりというか、ほっこりというか。
バス停にて。「いま何時?」。腕時計をしているのでちょくちょく聞かれる。冬場は長袖で隠れるので聞かれなくなった。
銀行にて。「今日何日?」。直前にヒンディー語で日にちの話をしていたので答えられた。
マーケットにて。「コレとコレ(服布地)、どっちがいいかな?」。どう答えたっけか。
シェアオート車内にて。「あなた、クリスチャン? 教会に来ませんか?」。熱心だね。
Flipkartの配達の人。「どこの州の人?」。OTPの次に真顔で聞かれて、配達時の必須項目なのかと思った。
Flipkartの配達の人。「お水1杯ちょうだい」。インドでは、なんとなく、お水は望まれたら絶対に断ってはいけないと思っている。それもあって、いつでもシェアできるようにペットボトルは口を離して「インド式」で飲む。
路上にて。「xxに行くオートに乗るなら、道のこっち側? あっち側?」。すみません、質問が高度すぎます。
スタバで勉強していたら、「ヒンディー語勉強してるの? どちらの国の方?」と聞かれた。

逆に…東京では、これらの会話が発生する可能性がほぼゼロって、それはそれで、なかなかのものだ。

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