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ラクシャーバンダン

サーワン月最後の満月の日が、ラクシャーバンダン。姉妹が兄弟の手首に吉祥の紐(ラーキー)を巻き、兄弟は姉妹にお小遣いをあげ、姉妹の保護(ラクシャー)を約束する。今年は8月30日がその日にあたり、街角のあちこちで綺麗な装飾の紐が売られている。

…と、いうのは分かっていたのだけど、正直、ディワリとかホーリーとかシヴァラートリーとかほどの規模ではない、日本で言うとバレンタインくらいの感覚かなーと思っていた。

が、けっこう、これもちゃんとした tyohaar त्योहार (お祭り)でした…。
数日間、一時避難的にグルガオンのインド人家庭に滞在していたのですが、このご家族のご主人が長年の日本の赴任から戻って来て初めてのラクシャーバンダン、ということで、親族が続々とお家に集合し始めました。最終的には15人くらい集まるそうです。広いお宅なのでスペースは余裕ですが。

あれ…これ、日本のお盆的な、夏休みに本家に親戚が集まる感じでは…? そんな時にガイジンが1部屋占領してるのって邪魔だよね…? たぶん、聞いても問題ないとおっしゃるだろうし、日本の標準的な家屋に比べてスペースもあるし、メイドもいるし、本当に割と問題ないのだろうけれども、流石に親戚15人に混じる勇気がないので、デリーの自分のアパートに戻ることにしました。

学校はというと、オフィシャルな休みではないけれど、「お休みを取る先生が多いから」という理由で急きょお休みの連絡。(教員、事務、学生が参加しているWhatsappグループで連絡が入ります)
たぶん、そういう感じだろうな〜と思っていたので、特に驚きもしませんが。

町中で売ってるラーキー紐、せっかくなので買っとくかなー(インド文化コレクションとして。いましか入手できないし)と思いつつも、まだ買っていない。電車の中で観察していると、数は少ないけれど、装飾タイプラーキーを巻いている若い女性もいる。「お兄ちゃん」がいない家庭かもしれないし、せっかくのお祭りなのだから、男女問わず巻いているのかもしれない。装飾タイプでない、おそらく寺院で巻いてもらったであろうシンプルな紐をつけた女性もいた。

「お前は捨て子」は万国共通か

こちらは宅配アプリblinkitの季節限定配送バッグ。兄妹って、どこの世界でもこんな感じなんですね。私自身にも兄がいるので、にんまりしてしまう。

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