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アラサーの僕は帽子を被るのだ!

「マコちゃ〜ん」
この一言が自分の服の系統、センスが変わった瞬間だった。
あまりにも有名なこのセリフ。
かつてTBSドラマにて放映されていた「池袋ウエストゲートパーク(通称IWGP)」に出てきた登場人物の一人、安藤 崇(タカシ)こと
カラーギャングであるG-BOYSのトップ通称「キング」(俳優は窪塚)。
その彼の立ち振る舞い。言動、スタイル全てがカッコ良いんですわ。

高校生、大学生の若いころにハマっていればよかったのかもしれないんですけど、何故かその彼の服装とか好きになったのが、
社会人になって数年経ったアラサーになってからなんですよね。

かつての自分のファッションは系統が全然違ったんですよね。っていうか、なんだこれ。
自分の中では、「民族」がテーマだったと思ってます。

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このよくわかんないベストも古着屋で見つけた時、「ゲキ渋い」って思いましたし、右のネックレス(謎に2つ)も確か母ちゃんの友達のヤバそうなオバチャンからもらった海外の土産なんですよね。
エスニック系というんですかね? 多分、自分の中には確固たる「かっこいい」が存在していたんでそれを体現しようとしていた、そのやる気は伝わりますね。
※学校の中でも自分がおしゃれ番長で、周りの友達ボコボコにダサいって言ってましたね。お前それ、縄文時代でも着ねえぞって。

けどやっぱ若いって良いね。それだけで価値があるし、昔の自分だけど、なんかギラギラしててカッコ良いもん。(ガリガリだけど)


ですが、実際問題アラサー近くになって、流石に、この服装は着れないんですよね。

けど、やっぱ格好良くいたいんですよ。対して顔も良く無い、身長も高くない。髪の毛も天パ。床に落ちてるのが、陰毛なのか、髪なのかわからない始末ですし、年取ってきて自分の中で魅力的なポイントってわからないんですよ。

それに。なぜか体鍛え始めて、上の写真から10キロ太ったんですよね。
となると、もう別人なんですよ。でもおしゃれになりたい、カッコ良いっていつまでも言われたいじゃあないですか。


で、冒頭に戻ります。

パラビ(配信サービス)に登録しまして、TBS系の懐かしいドラマを見れるんで、IWGPを見直したんです。
その時の「キング」の格好良いこと格好良いこと。全話カッコ良い。
※いつもお調子者なんだけど、喧嘩めっちゃ強い。仲間が倒れた時はガチで怒る。しかもオールバックになる。金髪。
家でも奥さんのこと「マコちゃんさあ」って呼ぶほど、かっこよくて、ハマるんですよね窪塚。

で、よくよく見ていくと、同じく俳優として出ていた阿部サダヲが劇中で、G-BOYSっていうカラーギャング(服装はイカついストリート)
紛れ込むエピソードがあるんですよ。当時阿部サダヲは30くらいなんです。その彼がギャングに紛れ込むために、無理矢理そういったストリートのファッションをするわけです。でも、なんというか似合ってるんですよね。
収まっているというか、服装はやっぱり派手なんですけど、老けているはずなのに、おチャラケもあって絶妙な塩梅なんですよ。

「あ、これじゃん」

素直に思いました。
ストリート系。これこそが活路なのだと。それで自分の中で、気がつきました。

ストリート系とは「スニーカーとキャップ」なんです。
それは賛否両論あるでしょう。きちんとしたストリートのメンズからボッコボコにされそうですけど、スニーカーとキャップさえあれば、完成するんですよ。

しかも、キャップかぶると若返るんです。これ、魔法ですよ。前までは帽子被れない因果律の中で生きていたんですが、それは間違いだったようです。
帽子被るとめっちゃ楽。しかもなんかそれっぽくなるんですわ。

※オススメはスケベ被り(サトシ被り、マコちゃん被りとも言うとか言わないとか)です。なんか悪っぽくて好きです。俺は!

※髪を直す必要がない。なので、リモートワークが多くて、髪がボボーボボーボボみたいになっている出不精の権化でも気軽にそこまでお出かけできるんです。

それとスニーカー。正直なんでもいいと思ってます。自分の好きな色、柄。結構高いやつもあるんですが、スニーカーヘッズしか分からないんで、気にしなくて良いです。

アラサーのみなさん。今日は何を着て生きていけば良いのか分からない皆さん。帽子とスニーカーがオススメなんで、騙されたと思って身につけてみることをオススメします。

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