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18歳の私へのアンサー

こんにちは。18歳の私。
あなたが、18歳の時に考えていたコト。

「人生」「生と死」「幸福と不幸」


今の私からのアンサーを伝えるね。


「幸福」は、「不幸」があって初めて存在する

うん。そうだね。今でも変わらず。
「幸福」と「不幸」はセットだよ。
「幸福」だけも、「不幸」だけも無いよ。

・・・

「人生」は、辛い事や苦しい事の方が多いから、「幸福」がとても大きなモノになる。苦労して得るからこそ、達成感で何倍もの「幸福」を得ることができる。

うん。そうだね。「幸福」の大きさや度合いは違うね。簡単に手に入るものは、すぐに手のひらをすり抜けていく。より大きな「幸福」は、簡単には手にすることはできない。

・・・

「幸福」とは何だろうか?欲しい物が手に入ったり、願いが叶ったり、好きな人と一緒に過ごしたり、美味しいものを食べたり等、沢山あると思う。「幸福」は人が生きていく為の一つの糧である。

うん。そうだね。「幸福」は、人が生きていく糧となるもの。だからこそ、人は「幸福」を追い求めて生きる。

・・・

「不幸」とは何だろうか?家族が亡くなったり、事故に遭ったり、財布を落としたり等、程度はさまざまである。しかし、本当に「不幸」なんだろうか?

「死」は終わりだが、同時に新しい人生の始まりでもある。一切の苦しみや辛い事から解放される。

亡くなって初めて、その人の大切さに気づく。何かを失うということは、新しい何かを得ることでもある。「不幸」は、次の「幸福」を生む大事なモノだと思う。

うん。そうだね。「不幸」は次の「幸福」を生みだす。この時の私は、「不幸」の先の「幸福」を見据えていたんだね。

「不幸」を定点や固定軸で見ていなくて、「不幸」を「不幸」だと感じていなかったね。

あと、大切な人は、亡くなる前にちゃんと大切だと気づいていたよ。その人との出会いに感謝して、その後もちゃんと生きてきたよ。

・・・

同じように、「辛さや苦しみ」も、「幸福」へと繋がる。

うん。そうだね。その時に経験した「辛さや苦しみ」も、その後に経験した「辛さや苦しみ」も「幸福」に繋がっていたよ。本当、辛さや苦しみは、成長の糧になってるよ。


・・・

「ピンチ」こそ人間を大きくする最大の「チャンス」である。

うん。そうだね。窮地に立たされた時に、逃げずに戦うことで、人は大きく成長を遂げる。

あなたはちゃんと、そのピンチを乗り越えてきたよ。その後も、ちゃんと自分の力で乗り越えてきたよ。その度に成長して、視野が広がり、視座も高まっていったよ。


・・・

「人生」は、辛い事ばかりで、「死」に近づくだけで生きていく意味が無いように思えて仕方なかった。

でも、「死」は老いた体を新しくするだけだと思い始めた。「死」に対する恐怖は、失ったり、もう何もできないという後ろ向きなモノである。

だけど、それまでの人生を逃げずに頑張って、自分に嘘をつかずに生きていけば、恐くないと思う。とても難しいけれど。

「生と死」について考える方が難しい。永久に答えがでないから。

うん。そうだね。人生は辛い事の方が多かったよ。
でも、得るものも沢山あったよ。

今の私は、「死」に対する恐怖は、後ろ向きなモノではないと思ってるよ。

死んだ後も続いていくものがあるから。残ったものから、新たに芽吹くものもあるから。

・・・

今から、死ぬことばかり考えていたら何も始まらない。しかし、「死」を感じることで、強くなれることもあるということを初めて知った。

うん。そうだね。あなたは、「死」を感じることで、生きていく覚悟を決めて、強くなったよ。
そして、また一つ、新しいステージへ昇るんだよ。


・・・

根本的なモノがなくなったことで、何かが変わった気がする。あとは、生きていくだけである。
「現実から逃げずに戦うこと」「自分に嘘をつかないこと」の二つを守り続けて、生きていきたいと思う。

うん。そうだね。自分は自分から逃げられないことも、自分に対して嘘をつけないことも悟っていたんだね。だから、辛くて、苦しくて、もがきながらも答えを出すために進んできたんだ。
積極的分離という途方もない旅路を。


・・・


今の私は

私の残骸の上に立っている


私を糧とせよ

止まることは許されない



過去の私を越える


そのために


私は私を選んだ



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