2024年前期に遊んだゲームの振り返り②

続きです よろしくおねがいします


☆ふつうのやつ☆

1.未解決事件は終わらせないといけないから

Legal Dungeonの人の新作 事件のタイムラインを整理して真相を暴け!

割と良かった が、UIが凄まじすぎる 2時間ぐらいで終わるのでよかったですが、もっと長尺だったら気が狂ってたかも
途中オッとなるシーンはあったんですが、トリックの根幹がありがちすぎてウーンとなる所はあり
話はこっちの方が明快かつ遊びやすかったですが、体験としてはLegal Dungeonの方が断然良かった こっちは悪意がない故に葛藤がない 犯罪と悪意ってセットにしないとダメかも
主人公も前作では割とダーティな警察官だったと思うんだけどその辺全部なかった事になってない?

翻訳は相変わらずレベル高いですね、Legal Dungeonがかなりスカしてる一方でこっちは質実剛健といった感じ ゲーム全体の雰囲気が結構違うのでどっちも合ってると思います
やっぱりこの人のゲームReplicaだけふざけすぎじゃない?

2.Momodora:月影のエンドロール

世に星の数ほどあるメトロイドバニヤの中でもかなり出来のいいやつの続編

悪くはなかった 手触りの良いメトロイドバニヤというだけで貴重なんだけど、いくらなんでも難易度が低すぎる ある程度のゴリ押しが利くのが前作の良さだと思ってたんですが、ゴリ押すまでもなく呼吸してるだけで倒せるボスが多すぎて張り合いなし
一方でマップ単位では悪意がチラホラ散見され、ちぐはぐでストレスが無駄に溜まる
多少のシビアさがあるにしても前作のが良いと思います
別にこのゲームに限った話じゃないんだけど、ACTで触れただけでダメージ入る敵とそうでない敵の判別不可能ですよね問題40年ぐらいずっと放置されてるのそろそろなんとかしてほしい

ストーリーは全くわからんのですが(悪魔城のストーリー気にしながらプレイする人誰もいないと思います←後にそうでもない事が判明)、前作といいみんな自己犠牲が過ぎませんか?

3.Pizza Tower

ワリオとソニック足したやつ

この手の高速アクションってスピード感を売りにする割には何度も何度もこっちにちょっかい掛けてきて、100%味わうには全知全能を要求してくるのがおもんねえよなと思っています ハイジャンプとか壁登りとか一度コケるとプルバック必要なのダサすぎませんか?感性がメガドライブで止まってる
アメフト見てても思うけど、アメリカ人プレイ中にいちいち横槍入れられてテンポ阻害されるやつ好きすぎるだろ
トッピング程度に探索要素もあるんだけど、ハイスピードアクションしてると観察する隙が一瞬たりとも存在しないのも結構信じがたい
ソニックと大体同じ理由でこれもダメでした RTA村のゲームすぎる 出来はちゃんとしてるのでつまらないとは言わんけど、少なくとも自分は嫌いです
基本的にこういうのって上手い人のプレイしか視界に入らないから実際に触れた時の手触りが想定と違いすぎる

とりあえずクリアはしとくか…と思って最後まではやったんですが、ラスボス戦がかなり最悪で突然ボスラッシュ始まって気が狂うかと思った テンポも悪い
ワリオやりたい人はワリオやればいいし、ソニックやりたい人はソニックやればいい


4.14 Minesweeper variations

息苦しい

5.Balatro

世に星の数ほどあるStSライクのうちの一つで、これはポーカーをフィーチャーしています

ローグライトの乗算の気持ちよさを引っこ抜いたようなゲーム 概ねパチンコ 逆にポーカー要素の方がオマケかもしれません
爆発した時は楽しいんですが、ジョーカー(StSで言うレリック)の比重が高く、そこに行き着くまでの序盤の金策やらデッキの強化やらをしっかり仕込まねばならず、結構息苦しい 特に金策レリックを序盤に引けないとジリ貧
StSだとカードとレリックの相乗効果で序盤/終盤にしか役に立たない物がほとんど存在せず、アップグレードによる強化幅も一律でないのでゲームの懐がかなり広いんですが、こっちはその辺かなり雑だと思った

デッキの種類が無駄に多い割にはあまり見える景色が変わらず、アセンションもそこそこ高くそんなにやり込む気起きんよ…となった 基本的に得点のボーダーラインが上がっていくだけなのでゲームの進行も緩急がない
これに限らんけど特定のレリックを持ってスタートみたいな形で無理矢理デッキの数増やしてるゲーム多すぎんか カードプールにテコ入れしないとどれも無理矢理同じ勝ち筋に乗せるだけになるんだが

BGMが1種類しかないのかなりコロンブスの卵で、うねうねした背景も合わせてギャンブル中毒者の白昼夢みたいな雰囲気を生み出している ローグライトとの相乗効果でよりプレイヤーの頭を狂わせられる事が判明
でもStSほどガッチリロジックが噛み合ってるゲームではなく、登れば登るほど粗が目立つので20時間ぐらい気持ちよくなって利確するのがええ付き合い方だと思います

6.どうぶつコレクション

賽の河原

7.Anodyne

ガイジン夢をみる島とゆめにっき好きすぎだろ

8.SANABI

「サンナビ」とは一体何なのか…?

アクションパートがほんまにおもんね〜〜〜〜〜
スタイリッシュワイヤーアクションに見せかけた何かをシナリオパートの間にずっと挟んでくる
ダメージ床とかダメージ壁とかダメージ空間がひたすらハメ殺してくるのかなりしんどいし、いちいちステージが長すぎる 難易度が高いのではなく、ひたすら鬱陶しい
割と絶賛されててその理由もわかるけどいくらなんでもここまで問題点に目瞑れる事ある?

ストーリーと見せ方は確実に良いんだけど、味の濃い部分が終盤に固まっており、そこまでひたすら嫌がらせをくらうのでサビが始まる前に投げる人全然おると思います
年長者がデカい声出して会話の主導権握るのも儒教思想が濃くてなんか嫌
モチベーションも「うおおサンナビって何なんだ!絶対真実に辿り着いてやるぜ!」ではなく「ストーリー気になるけどいつまで続くんだよこれ…」で達成感とかも特になく、これこそ動画でええゲームやと思います
去年のマリオワンダーもそうだったけどエンディングに到達して「もうやらなくてええんや…」で終わるゲーム無条件で評価下がる
アクションパートが半分なら評価上がるかと言われれば別にそうでもなく、根本的にゲーム部分がおもんない

9.鏡のマジョリティア

ルール類推TCG

基本的にMTGすぎて翻訳が簡単すぎるのであんまTCG触れてない人のが手探り感を楽しめると思った
お手つきにペナルティがあってオモロを生み出している一方、ルールの理解が進むほどめんどい手順を省略してくれるのは気が利いててうれしいね
戦闘はTCGに見せかけたパズルなんだけど、あんまり先の方を見通す必要がなく、基本的に初動を咎めて有利盤面作れば後は圧倒できるのでラクかつ爽快でよかった
周りがいよっ町内最強プレイヤー!みたいなカンジで主人公をヨイショしてくれるんだけど裏でえげつねえサマをかましていて笑ってしまう

あらゆる対戦で先手を取られ、殆どの敵に先手1TでBlack Lotusもビックリのぶっ壊れカードを叩き付けられ、多分対人戦やったら一瞬で結論デッキが生まれそうなバランスなんだけど、CPU戦限定のパズルゲーにする事でバランスを保っている

こういうゲームやるとやっぱMTGの時点でTCGのルールって完成してるのか…?という勘違いが発生する
あんま種類触れたワケじゃないけど、TCGってマナ/優先権/位相/統率者の有無で大別できて、後は細かいバリエーションだと思っている

全然使い道がなくてボトムの方に仕込んだこいつが終盤にヘラヘラ出てくると無性に腹立つ

10.パラノマサイト FILE23 本所七不思議

イマイチやる気のない聖杯戦争を生き延びて蘇りの秘術を手に入れろ!

話はそこそこ面白くて中々楽しめたんですが、内容もトリックも演出も最初から最後までチープなのがずっと気になった
オチも弱くて、ノーマルエンドはトゥルーエンドに橋渡しをするためかやたらと唐突、バッドエンドはあまりに雑に流れるスタッフロールでウケてしまう
トゥルーエンドも自分は「あっそういうやつですか…」ってなっちゃった 確かに伏線は所々で張ってるんだけど、今時これか…と思った
ゲームが解説をTipsに頼りすぎで、本来ストーリーで説明すべき所も軒並みTipsに放り込んでるのは明確に手抜きだと思います

演出もなんかダサくて、度々ごんぶと筆文字フォントが画面内にデデンと出てくるの流石におもろい
ホラーゲームらしくジャンプスケアもちょいちょいあり、後ろを振り向く恐怖があるのは中々やるな!と思ったけどそういう演出は序盤だけでした 怖いのヤだからそれなら最初から入れんでくれ 無駄にプレイヤー脱落させてるよこれ
異能を用いた殺し合いで蘇りの秘術を手に入れる聖杯戦争なんだけど、知略駆け巡るバトルロイヤルかと思いきややる気があるのは2、3人ぐらいで、基本は墨田区をあちこち歩き回る探偵業でした
ゲーム的なギミックも序盤だけで、総じて一貫性がないと思った

舞台が7〜80年代の日本なんだけど、時代考証合ってんのかな…みたいな所がちょいちょいあって気になる オレが昭和をナメすぎかも
探偵さんも「現行法では無理だね〜」みたいな事露骨に言ってくるのほんまにダサい 昔の伝承みたいなやつもちょいちょい現代くさい文体が混じるのでなんか違うよな〜と思ってしまう
おっさん同士の掛け合いがおもろいゲームなんだけど、事前情報は全て裏切られるので溶けて残ったのがそこだけ

レイジングループがこれの10倍ぐらい見た目がチープなんだけど、あっちはあまりに話が面白くて全く気にならなかったので筆力の差を感じた
でもまあ値段分くらいは楽しめたと思います

☆おもんないやつ☆

1.Buckshot Roulette

相手を撃てるロシアンルーレット

初回プレイは雰囲気あっていいんだけど、敵のAIがアホすぎて緊張感ゼロ 先攻固定なのでアイテムで圧殺でき、割と無のゲーム テンポも悪すぎる 安いのでまあどうでもええんちゃいますかとも思うけどこれが100万本売れてるのは流石にどうかと思う
一方で運ゲーだからクソ!っつってBadレビュー投げてる奴は自分の頭吹っ飛ばした方が世の中のためだと思う

2.ChronoArk

RPG+StS+ダンジョン!オタクの好きなやつ全部盛り!

カレーにケーキと寿司をぶち込んだ感じで全然おもんない ちゃんと引き算してくれ 絵以外褒める所なし BGMもなんか変
機能とか構造を楽しむStSライクの部分に対してRPG要素がすげー邪魔で、度々挟まるストーリーパートがめちゃくちゃテンポを阻害している DCGでキャラとの絆深めたくねえよ
StSの部分も命中率とかデバフ付与率とか、ドロー以外でサイコロを振るシーンが多すぎてなんかな~と思った
ダンジョン要素も何の意味があるかわかりません

この手のジャンルにしては1プレイがかなり長い(2時間ぐらい)んだけど、ストーリー以外にも要因が様々あり、鈍重で胃もたれするプレイ感
操作感も悪く、マウスでもコントローラでもイマイチピンと来ない 訳もあんまよくない

ダルそうな女が主人公なのはヘキなのでよいのですが、若いうちからこんなダルそうな顔しないで!とも思う

3.メダロットS

もう疲れました

サービス開始からダラダラ4年ぐらい続けてたんですが、あと2年は早く見切れたかも
GB版のシナリオの人呼んできたり、エイプリルフールで初期のOPをやたら気合入れたリメイクしてくれたりで続ければなんかあるかも…という幻想を抱き続けてしまった
たまに気合を入れるのがソシャゲの客を逃さないコツかもしれません
でも全然課金しなかったオレも悪いかも エンドコンテンツに魅力がない上に無料石が多すぎて全然ガチャ引かんでええんですよね
結局オレがメダロットに求めてた物ってロボットが生活に溶け込んだ社会における人間とロボットの営みなんで、機体そのものにはさほど興味がない

あ、面白かったやつ思い出した 一時期毎週謎解きをやってたんだけど、全10回中4回ぐらい最速出して何度も配信で名前出されたのがおもろかったです よりによってゲーム外の話かよ

☆Banana☆

1.Banana

Banana


なんか結構本数やってた 真面目に取り組んでいないのはChronoArkぐらいで、他は最低限エンディング見たりそこそこの熱量を掛けました
P5もずっと放置しててもう濃い目のゲームできないよ~と思ってたけど単純にRPGがもうダメなだけかも
メダロッヨは個別に記事書いていいぐらいには長期間付き合ったんだけど、もう最新の不満しか思い出せない

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