GetsuFumaDen: Undying Moon プレイ感想

月風魔伝出ましたね~
https://store.steampowered.com/app/1323470/GetsuFumaDen_Undying_Moon/

ローグヴァニア(なんだそれ)っていう事で悪魔城と絡めてきたか!と思って中々チャレンジングに感じたんですが、フタを開けてみると現状劣化Dead Cellsみたいなカンジでちょっとガッカリしています

Bloodstainedが出た事で「悪魔城を作れるのは悪魔城を作った人間のみ」という提起が成され、それを補強してしまうのか反証になるのか楽しみでした
悪魔城シリーズの新作として出すとBloodstainedに対する当て付けになって何も知らん有象無象がとやかく言い出すので、システムの部分だけ抽出して別の死蔵IPと絡ませたのはいいコンセプトですね

とか思ってたんですけど、実際出てきたのはDead Cellsみたいなローグ形式で、Blooodstainedとの真っ向勝負から逃げたように見えてしまいますね~


ゲームとしてはまあそこそこ遊べて、アーリーアクセスでこのぐらいの出来ならまあ及第点だろ、とは思うんですが、最終的な完成形がDead Cellに及ぶとはとても思えません
とにかくひたすら強化が重いですね 1ボス倒して帰還を10回ぐらい繰り返してようやくどっか1コ永続強化が可能になるとかそのレベルじゃないですか?
エフェクト過多で見辛いとかはトレーラーの時点でわかりきってたんですけど、実際にプレイしてみるとシビアなゲーム性のせいでそれがより際立っています
しかも敵の攻撃も発生とか範囲とかよくわからんし威力も高いしで、理不尽ダメージの蓄積でじわじわ死に近づいていくカンジですね
プレイ毎の強化も結構重くて(敵が強化アイテムの魂を全然落とさない)、プレイ時間引き伸ばしたいのがよく伝わってきます

比較のために久々にDead Cellsプレイしたんですけど、動きの軽快さや武器の豊富さは比べようもなく、一度原作を見返してみるとようパクリ元あるのにこの状態で世に出せたなと思ってしまいました
単体で見るとそこそこ遊べるけど原作知るとしんどいな、って例は結構あって、最近ではOne Step From Edenに対するSlay the Spireとかでも似たような事を感じました

悪魔城スタイルにしたらBloodstainedに勝てない上に有象無象からとやかく言われる、Dead Cellパクっても原作に勝てない、かと言って月風魔伝スタイルはあまりに古すぎる、という事で企画の段階から結構厳しい作品のように見えました
伸びしろはあるので本リリースまでどれくらい伸びてくれるかですね 自分は強化の重さが修正されるまで多分触りません

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