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【2020年1月環境対応追記】ポケモンカード シティリーグ神奈川ベスト16 キングドラGX入り アクアパーフェクション デッキ

◇更新履歴
2020年1月28日
 「対ブルー型レシリザへの回し方」を追記しました。
2020年1月26日 
現在流行っている「ガラルニャイキング入り三神ザシアンデッキ」と「マグカルゴLOデッキ」に対応させたレシピを追記をしました。それに伴い有料部分を追記以降へ変更しました。

はじめまして、リンタロウと申します。
2019年9月からポケカを始めて、普段は職場で昼休みや業務後に楽しんでます。
今だに職場で朝の挨拶は「アローラ!」です。

2019年12月28日のシティリーグ神奈川でベスト16になったデッキの解説になります。

現環境の水系パーフェクションは「モスノウ+カメックスGXやパルキアGX型」の存在を聞きますが、こちらは「ヌオー+モスノウ+キングドラGX型」です。

このデッキのコンセプトは、
モスノウの特性「ひょうせつのまい」とヌオーの特性「おしながす」のコンボで水エネルギーをバトル場のミュウ&ミュウツーGXにたくさんつけ、キングドラGXのハイドロポンプを青天井で打つ
になります。

ソード&シールドのカードリストが発表された当初から、この動きが強いのではないかと考え、新環境のデッキを考えていました。
仲間と回すうちに、2019年12月時点の環境デッキとよばれるザシアンVやピカゼクデッキに対して割と良い勝率を出せるようになってきたため、シティリーグに持っていくことにしました。
シティリーグでは、当日のマッチアップ運も良かったとは思いますが、ベスト16に入り決勝トーナメントへ上がることが出来ました。

■当日のマッチアップ

感想部分はうろ覚えな箇所もあるため、対戦者本人が見て間違っていたらごめんなさい。その場合は間違いを教えてくれたら嬉しいです。

【予選】

1.ザシアン ◯ (ザシアン単騎か三神ザシアンかルカメタザシアンかはわからず)
先行1ターン目にバトル場にメタモンのみで終了したときは負けを覚悟したが、2ターン目から展開出来てザシアン2体を狩って勝ち。

2.ピカゼク ◯
序盤は両者引きが悪く回っていなかったが、こちらのエネ加速が先行したため勝ち。対ピカゼク戦は前日の練習で仲間に沢山回してもらっていたため、相手のプランを上手く邪魔できたと思う。

3.ピカゼク ◯
同じく対ピカゼク戦の練習の成果で、相手のプランを上手く邪魔できて勝ち。

4.レッドパーフェクション ×
相手のミュウ&ミュウツーの成長の方が早く、それに対応できずに負け。

5. モクナシゴリランダー ×
ゴリランダーのボルテージビートの速度についていけなく、相手は盤面にエネルギーが沢山ある状態でエネのついたレックウザGXとシェイミ◇が両方ベンチにおり、バトル場のモクナシを狩りに行った返しでミュウ&ミュウツーがワンパンされ負け。

【決勝トーナメント】

1. 超ミュウ&ミュウツー ×
相手のオーロットヨノワールに殴れ始めたら、こちらのミュウ&ミュウツーが弱点になってしまうと思い、序盤に三神とカメポチャで戦ったまでは良かったが、相手のミュウ&ミュウツーに対してもこちらのミュウ&ミュウツーでフィニッシュを決められるのを失念して全てトラッシュに送ってしまい、細い勝ち筋を手放してしまったのが敗因。当日は席が近くて良く話をしていた方だったので最後にバトルできて嬉しかった。そして優勝おめでとうございます。

■デッキレシピと各カードの採用理由

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ポケモン (20)

ミュウ&ミュウツーGX 3枚
メインアタッカー。
試合中は2枚使うことが基本のため、安定して使えるように3枚。
このデッキはシステムポケモン4体で回す事がコンセプトであり、他に影のアタッカーもいるため、場に2体出すか1体出すかは相手のデッキ次第で変わる。
どのデッキに対してミュウ&ミュウツーGXを何体出すのかは、各デッキとの戦い方にて解説する。
基本はパーフェクションを駆使して戦うが「ミラクルツインGX」で200ダメージ与えつつ味方全員のポケモンのHPを全回復する事が可能なことは忘れてはならない。

ジラーチ(ねがいぼし) 3枚
このデッキの人身御供であり、デッキ回し役。
特性の強さは説明不要のため、省略。
バトル場でスタートしたいため、3枚採用。
ミュウ&ミュウツーの攻撃準備が出来るまで、ジラーチを相手への生贄として差し出す。

ヤレユータン(さるぢえ) 1枚
博士の研究を使用する前にトラッシュに送りたくないカードを山札に戻したり、対ゲンミミにて手札のトレーナーズを山札に戻したりと、現在の環境で大活躍するカード。
このデッキでは、主にカスタムキャッチャーやポケモンいれかえの保護に使用する。
序盤ではモスノウやヌオーの保護にも使用可能。

ヌオー(おしながす) 2枚
このデッキのコンセプトその1。
特性「おしながす」にて、ベンチの水エネルギーをバトル場のポケモンに付け替える。
「アルティメットレイ」の追加効果でベンチにつけたエネルギー3枚を、次のターンでバトル場に押し流せば「ハイドロポンプ」の打点が150上がる。
「ターボストライク」でトラッシュからベンチにつけたエネルギーを、次のターンでバトル場に押し流す。
バトル場で負傷したアタッカーを次のアタッカーへ入れ替える際にエネルギーを付け替えて、即起動可能。
…など、他のデッキではタッグスイッチやエネルギーつけかえを消費する動きが可能。
エネルギーを自分につければ青天井で殴れることも忘れてはならない。
1進化のためガラルタチフサグマの「ブロッキング」を突破できる優秀なポケモン。
レッドパーフェクションのビクティニVやヒードランGXも弱点をついてワンパン出来る。

ウパー 1枚
スタートしなくても大丈夫でありメタモンも採用しているため、1枚だけ採用。
サイドに落ちていた場合は、メタモンからヌオーを立てる。
1〜3ターン目までにベンチに置きたい。
ウパーとユキハミの両方がサイドに落ちていた場合は、ヌオーを優先して立てる。

モスノウ(ひょうせつのまい) 2枚
このデッキのコンセプトその2。
特性 ひょうせつのまいにて、手札の基本水エネルギーをベンチの水ポケモンに何枚でもつける事ができる。
ギミック無しで進化ポケモンを2体立てるのは結構大変なので、無理して立てなくても大丈夫という上振れ期待役。
手札に来た水エネルギーを調子に乗ってつけ過ぎると「スプラッシュメーカー」でつける水エネルギーが無くなってしまうため、打点計算や試合運びを意識して最低限つける注意が必要。
後半はGXポケモンを倒されたくない場面で、人身御供としてバトル場に差し出す。

ユキハミ 1枚
スタートしなくても大丈夫でありメタモンも採用しているため、1枚だけ採用。
サイドに落ちていた場合は、メタモンからモスノウを立てる。

メタモン◇ 1枚
ウパーにもモスノウにも進化出来る。
しかし、アーゴヨンGXにも進化出来ることを忘れてはならない。
対ガラルタチフサグマデッキの場合は、最悪モスノウを諦めてアーゴヨンGXを優先して立てること。
アーゴヨンGXからの「ベノムシュート」はガラルタチフサグマのブロッキングを突破し、ワンパンで気絶させることが出来る。

キングドラGX 1枚
メインのわざマシンその1。
「ハイドロポンプ」で水エネルギー×50+10打点を出すことが出来る。
ミュウ&ミュウツーにGX水エネが6つ付くと310打点で大抵のGXポケモンを気絶させる事が出来る。
7エネではVMAXポケモンもワンパンする事が出来、ダメージは青天井。

アルセウス&ディアルガ&パルキアGX 1枚
メインのわざマシンその2。
「アルティメットレイ」で150ダメージを与えつつ、追加効果でベンチに3枚までエネルギーを好きなようにつけることが出来る。
このデッキでは「ミラクルツインGX」を温存するために、基本的に「オルタージェネシスGX」は打たない。
対パーフェクションデッキでは、バトル場に出して戦う。

カメックス&ポッチャマGX 1枚
「スプラッシュメーカー」で150ダメージを与えつつ、手札の水エネルギーを自分のポケモンに好きなように付け、各ポケモンにつけた枚数×50ダメージずつ回復することが出来る。
中打点メインやダメカンばらまき系のデッキに対して有効。
対パーフェクションデッキでは、バトル場に出して戦う。

ソルガレオGX 1枚
「ターボストライク」で120ダメージを与えつつ、トラッシュのエネルギーを2枚までベンチのポケモンにつける事が出来る。
他のパーフェクションデッキでは序盤のエネ加速に使用されるが、このデッキでは序盤では使用せず中盤以降に「ベノムシュート」でトラッシュしたエネルギーを盤面に戻すために使用する。

アーゴヨンGX 1枚
「ベノムシュート」でバトル場やベンチ問わず、相手のポケモンに170ダメージを与える事が出来る。
モルペコV、デデンネGX、ガラルタチフサグマ、カプ・コケコ◇をワンパン可能。
対モクナシゴリランダーデッキでは、モクナシを無視してでもゴリランダーへ「ベノムシュート」を送り続ける事が大事。

エーフィ&デオキシスGX 1枚
「クロスディビジョンGX」にて、ダメカン10個を相手のポケモンに好きなように置くことが出来る。
更に3エネつけて打つと置くダメカンは20個になる。
対モルペコ人形デッキでは、カプ・コケコ◇とピッピにんぎょうをまとめて気絶させたりすることが可能。

グッズ (19)

クイックボール 4枚
わざマシンポケモンをトラッシュに送りつつ、たねポケモンをサーチ出来る優秀なカードのため、最大枚数の4枚採用。

しんかのおこう 
3枚4枚欲しかったけど、枠の都合で3枚採用。
サーチする優先度はヌオー、モスノウ、キングドラGX、アーゴヨンGXの順。

カスタムキャッチャー 4枚
基本的には2枚使用で、そのときに殴りたいポケモンをバトル場に呼ぶために使用する。
最大枚数の4枚採用。
ヤレユータンのさるぢえでトラッシュに流れないようケアする。

グレートキャッチャー 1枚
「ハイドロポンプ」で高打点を出せるようになったら、タッグチームGXをバトル場に呼んで殴るために使用する。
カスタムキャッチャーを4枚採用しているため、最低限の1枚採用。

エスケープボード 2枚
バトル場のジラーチにつけるという基本的な使用方法のため、ジラーチ-1の2枚採用。

ポケモンいれかえ 4枚
このデッキにはふうせんが採用されていないため、最大枚数の4枚採用。
ヤレユータンのさるぢえでトラッシュに流れないようケアする。

隠密フード 1枚
ミミッキュ シャドーボックス対策。
最低限の1枚採用。
ほとんどの場合使用しないが、抜くとこちらの攻撃がストップしてしまう場合があるので抜けないカード。

サポート (7)

博士の研究(マグノリア博士) 3枚
ソード&シールドで復活した最強サポート。
わざマシンをトラッシュに送ってワザを打つパーフェクション系デッキとの相性は抜群。
本当は4枚欲しかったが、隠密フード採用する枠を確保するため泣く泣く3枚採用。
使いすぎて必要なカードをトラッシュに送ってしまったり、LOしないように注意。

かんこうきゃく 2枚
必要なカードを手札に残しつつ他をトラッシュしながらデッキを回せるという、このデッキと相性の良いサポート。
かわいいので4枚採用したかったが、マリィとの枠争いに負けて2枚採用。

マリィ 2枚
文句なしに手札干渉は強い。
山札をシャッフルしないで、下に戻すのが更に強い。
どのタイミングで使われても相手は嫌だと思う。
最初は1枚採用だったが、試合中2回くらい使うと勝手に相手のプランが狂ってくれるので、2枚採用。

スタジアム (2)

混沌のうねり 2枚
無人発電所対策。
基本的には後張りだが、対雷デッキでは、先に張ることによりサンダーマウンテン◇を張られづらくする効果もあり。

エネルギー (12)

基本 水エネルギー 8枚
このデッキではヌオーのおしながすでバトル場のポケモンへエネルギーを移動させることが可能なため、盤面のエネルギーはオーロラエネルギーも含めて6枚あれば戦える。
サイド落ち考慮や気楽にトラッシュへ送れるよう8枚採用。

オーロラエネルギー 4枚
水エネルギーになって打点を上げたり、鋼エネルギーになって「アルティメットレイ」を打ったり、超エネルギーになって「ミラクルツインGX」や「ベノムシュート」を打ったりする事が出来るこのデッキと相性の良いエネルギー。
盤面に2枚はおきたい。
エネルギーサーチ系のトレーナーズを採用していないため、最大枚数の4枚採用。
エネルギーの手張りでは、オーロラエネルギーを優先して手張りする。

■不採用カード

スターミーGX
水エネ1でトラッシュからエネルギーを2枚までベンチにつけることが出来るため序盤のエネ加速に有効かと考えていたが、序盤に攻撃準備の整っていないミュウ&ミュウツーGXを前に出すと次のターンに返しで大きなダメージを負うことが多くリスクのほうが高いため不採用。

パルキアGX
150ダメージ与えつつ相手の場のエネルギーを全て山札に戻す「ゼロバニッシュGX」が強力だが、このデッキではGXワザは「ミラクルツインGXやクロスディビジョンGX」を打つ事が多いため不採用。枠があれば入れたい。もしくは入れ替えるとしたらカメックスポッチャマGX。

マーシャドー (リセットホール)
特性「リセットホール」により、場に出ているスタジアムをトラッシュすることが出来る。フィールドブロアーが使用できなくなった現環境では採用率の高いカード。しかし、攻撃時のベンチはヌオー、モスノウ、ヤレユータン、ジラーチ、控えのアタッカーと既に5体いるため枠がなく不採用。
相手のスタジアムは基本的に混沌のうねりで剥がす。

デデンネGX (デデチェンジ)
特性「デデチェンジ」により、手札を全てトラッシュし山札から6枚引くことが出来る。先行1ターン目の展開に有利かと考えていたが、ベンチにヌオー、モスノウの他にヤレユータンも置きたいので枠がなく不採用。
1ターン目は山札を掘ることを急がずにジラーチでクイックボールをサーチしてきてウパーやユキハミを立てることを祈る。

おじょうさま
当初のデッキコンセプトでは、おじょうさまでサーチしてきた4枚の水エネルギーを「ひょうせつのまい」でベンチにつけて「おしながす」と強い動きになるのではないかと考えていた。だが、序盤に手札にあると腐るし使用したターンは山札の他のカードへタッチ出来ず展開が遅くなるため不採用。

カスミ&カンナ
山札から基本水エネルギーを3枚持ってくることが出来る。追加で手札から5枚トラッシュする事により水ポケモンはGXワザ打った後でも再度GXワザを使える。GXワザを再度使用出来るのは強い動きだが、このデッキでは水たねポケモンはカメックス&ポッチャマGX1枚のみのため不採用。パルキアGXを採用していたら1枚採用していたかもしれない。

ふうせん
逃げエネが2つ減る。ミュウ&ミュウツーGXにつけるとちょうど逃げエネが0となり前後入替えに有効かと考えたが、相手の盤面にアブソル(あくのはき)が出てきた場合に逃げエネが必要になってしまうことと、安易にふうせんをつけてしまうとミミッキュ(シャドーボックス)が出てきた際に隠密フードをつけることが出来なくなってしまうため不採用。
代わりにポケモンいれかえを最大枚数の4枚採用した。

リセットスタンプ
相手は、相手の手札をすべて山札に戻し、相手のサイドの枚数ぶん山札から引く。サイドを先行された返しのリセットスタンプの強さは説明不要だが、ソード&シールドには相手の手札を山札の下に流すという凶悪なマリー様がいるので不採用。

■検討カード

ラティオスGX
「タッグパージ」により、ピカゼクライライからのワザのダメージを受けない。
クリアビジョンGXにより、モクロー&アローラナッシーの「トロピカルアワーGX」や三神ザシアンの「オルタージェネシスGX」を封じることが出来るなど、相手の要となるワザを打たせない動きが出来る。
枠があれば入れたい。

大きなおまもり
対三神ザシアンにて「オルタージェネシス」後のザシアンに げんきのはちまき をつけると「ブレイブキャリバー」の打点が270となり、ミュウ&ミュウツーGXがワンパンされてしまう。
1ターン耐えるために欲しくなる場面が多々あった。

■基本的な回し方

1ターン目はジラーチをバトル場に出し、ねがいぼしで必要なトレーナーズをサーチしつつ、後ろでミュウ&ミュウツーGXを育てる。1ターン目にミュウ&ミュウツーGXを立てられない場合には、ベンチの適当なポケモンにエネルギを張っても問題ない。後でヌオーでおしながす。
手張りするエネルギーはオーロラエネルギーを優先する。少なくとも場に2枚は張っておきたい。序盤はアルセウス&ディアルガ&パルキアGXとキングドラGXを優先して、トラッシュに送るようにする。3エネ(オーロラ1+水2)ついたところで「アルティメットレイ」を打ち、追加効果で後ろのポケモンへエネルギーをつける。そうすることにより、場のエネルギーが6つになるため、おしながすことができれば次のターンから「ハイドロポンプ」の打点が310になる。
相手のアタッカーが超ポケモンの場合には、弱点となるミュウ&ミュウツーGXを出さずにアルセウス&ディアルガ&パルキアGXを育てて「アルティメットレイ」を打つようにする。GXワザは「ミラクルツインGX」と「クロスディビジョンGX」と「オルタージェネシスGX」を盤面によって使い分ける。
ヌオーが盤面にないとコンセプトが崩れてしまうので、ヌオーだけは死守する。モスノウを派手に(嬉しそうな演出をしつつ)進化させ囮にする。混沌のうねりは、ミュウ&ミュウツーがワザを打つタイミングで特性を消されていた場合に後張りする。

■各デッキとの戦い方

基本的に有利マッチはないが、細い勝ち筋をノーミスで辿っていくと意外と勝てる。

対三神ザシアン
オルタージェネシス後のザシアンにげんきのはちまきをつけると「ブレイブキャリバー」の打点が270となり、ミュウ&ミュウツーGXがワンパンされてしまう。
可能な限り「オルタージェネシスGX」は打たせたくないので、例外的に序盤から「ターボストライク」や「ハイドロポンプ」で圧をかけていった方が相手のプランを狂わせる事が出来る。

対ルカメタザシアン
このマッチではヌオーの他にモスノウも立てる。バトル場のミュウ&ミュウツーGXに不用意にエネを蓄えてしまうと「フルメタルウォールGX」で剥がされてしまうので、序盤は水エネを手札に溜めながら戦い「フルメタルウォールGX」を打たれた返しで、ひょうせつのまい→おしながす→グレートキャッチャーでルカリオ&メルメタルGXをワンパンする。

注:三神ザシアン、ルカメタザシアン共通
ザシアン ザマゼンタ ボックス発売以降、ガラルニャース(しんかのおたけび)入りでガラルニャイキング(はがねのせいしん)を立ててくるデッキが増えてきた。
GXワザを打たずとも打点20追加な上に複数立てられるため、ザシアン「ブレイブキャリバー」の打点がどんどん上がり「オルタージェネシス」+ガラルニャイキング×2で打点300を容易に出せるようになった。2020年1月以降は2019年12月中旬までと違ってミュウ&ミュウツーGXがザシアンVにワンパンされる可能性が高くなってしまったため、かなりの不利マッチとなる。

対ピカゼクライライ
サンダーマウンテンが厄介なので、混沌のうねりはできるだけ早めに張る。それだけで相手の攻撃を1テンポ遅らせる事が出来る。少なくとも後攻1ターン目にワザを打たれる心配はなくなる。
相手はマーシャドー リセットホールからサンダーマウンテンを張ってくる可能性が高いので、もう一枚の混沌のうねりも大事にとっておいて、張り替えられるようにしておくこと。
ライライのタンデムショックが厄介なので、ポケモンいれかえは雑に使わないように気をつける。グレートキャッチャーが手札に来たらライライをバトル場に呼んでおくのも手。
出来るだけミュウ&ミュウツーをバトル場に出さないように育てて、ワンパンできるタイミングで呼び寄せてピカゼクやライライを殴る。展開のために雑にエレキパワーを使う相手に対してはミュウ&ミュウツーは1ターン耐えられるため有利に立ち回れるが、エレキパワーを大事に使う相手に対しては戦いづらい。たまにいるサンダーマウンテンからの0エネサンダーはやめてほしい。

対モルペコ人形
こちらもサンダーマウンテンが厄介なので、混沌のうねりはできるだけ早めに張る。
こちらの攻撃準備が出来たら「ベノムシュート」でモルペコを狩っていく。場のエネの心配がある場合には、先に追加エネ付きの「クロスディビジョンGX」で1体狩った後に、次に「ベノムシュート」を打つ。人形が場にいない場合は普通に殴っていけば勝てる。こちらもたまにいるサンダーマウンテンからの0エネサンダーはやめてほしい。

対タチフサグマ ヤミラミV
このデッキに対しては、メタモン◇からアーゴヨンGXに進化してブロッキング対策を行う。ミミッキュ(シャドーボックス)が出てくる可能性が非常に高いので隠密フードをミュウ&ミュウツーにつける事を忘れないこと。また、ベンチバリアのミュウが出てきて「ベノムシュート」がベンチ相手に通用しなくなるが、クロスディビジョンGXは通用するため、追加エネ付きで打ってミュウとミミッキュを一気に狩ると有利になる。序盤は、隠密フードをつけたミュウ&ミュウツーGXとアルセウス&ディアルガ&パルキアGXを場に出すと戦いやすい。2体目のミュウ&ミュウツーGXはミミッキュ(シャドーボックス)を気絶させられる目処が立ってから検討する。

対レッドパーフェクション
このデッキに対しては、基本的にアタッカーはアルセウス&ディアルガ&パルキアGXとカメックス&ポッチャマGXを立てる。ミュウ&ミュウツーGXを場に出してしまうと、相手のミュウ&ミュウツーGXの方が育つのが早いため、弱点をついて先に気絶されられることになる。カメックス&ポッチャマGXとヌオーは3エネで相手のヒードランGXやビクティニV等の炎ポケモンを弱点で倒す事が出来る。可能ならウパーからとメタモン◇から2体のヌオーを立てるとサイドレースが有利に運べる。場に出すと不利だからといってミュウ&ミュウツーGXは全てトラッシュに送ってはならない。最後に相手のミュウ&ミュウツーGXの弱点を突いてフィニッシュを決める事が出来るため、1枚は山札か手札に残しておく。

対 超ミュウミュウ
基本的にレッドパーフェクションと同じ回し方をする。
「ペイルムーンGX」を警戒して、ポケモンいれかえは常に手札に持っているようにする。
また、アルセウス&ディアルガ&パルキアGXとカメックス&ポッチャマGXも3エネ以上つけないように気をつける。ヌオーとモスノウを立てておき「ペイルムーンGX」を打たれた後からの返しを出来るようにしておく。相手側にはゲンガー&ミミッキュGXやラティオスGXもいたりとなかなか不利マッチ。

対モクナシゴリランダー
「トロピカルアワーGX」を警戒して、場に出すエネは3枚程度に抑える。
ヌオーとモスノウを立てておき「トロピカルアワーGX」後にすぐに起動出来るように備えておく。可能ならゴリランダーから狩っていくと相手の動きは止まる。相手のサブアタッカーとして、シェイミ◇、レックウザGX、ミュウ&ミュウツーGXがいきなり出てくるので警戒しながら…と言っても、場に出したターンに「ボルテージビート」でエネ加速して即攻撃してくるため警戒しようがない。殴る前にマリーで相手の手札を山札の下に流すのはかなり有効。

■追記 2020年1月環境対応レシピ

2020年1月からガラルニャイキング入り三神ザシアンデッキマグカルゴLOデッキが猛威を奮っており、特に三神ザシアンについては文句なしに環境トップと言えるほどの活躍になります。そしてこのアクアパーフェクションはデッキは相対的に弱くなってしまいました。

今回は、これら2つのデッキに対しての回答があり、現環境にいる他のデッキに対しても強く回せるよう調整が出来たので紹介しようと思います。

ジムバトルへ持ち込んでみたところ、2回ガラルニャイキング入り三神ザシアンと対戦しどちらも勝つことが出来き優勝しました。

以降は有料記事となります。

■デッキレシピ

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