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映画 えんとつ町のプペル 感想文…🤔

なぜ感想文記事を書こうとおもったか?

映画開始数分で今までのアニメ映画とは異なる描写と展開に違和感しか感じなかったためだ。絵本原作というのは知っている🤔

まず思った感想が展開に対する説得力を出すための描写を削っているという印象だ。その代わりにキャラ設定説明的セリフはしっかり盛り込まれている…個人的今まで見たアニメ映画の中では特異な作りだ。

ストーリーよりキャラを魅せていくスタイルなのだろう。キャラ設定が強烈なためにキャラの変化描写は必要ないといった感じで、だんだん効いてくるボディーブロー狙いではなく、初弾から鋭いフィニッシュブローを打ち込んでくる印象だ。

この初弾のフィニッシュブローで心が動くかどうかが鍵だろう。

このアニメ映画、説得力解釈を視聴者に委ねている面が強く、視聴者の思い出の歯車に重なるようにできているように思う。今までに映画を見過ぎた玄人には歯抜けに見えてしまうかもしれない。これは過去の映画作品の常識とは違う構成である。

心地良い常識的な面白味にすっかり慣れた自分には空虚な気分になってしまう作品だった。これは非常にユニークな映画である証拠だ。わかりやすい奇抜さが目に刺さる感じもなくユニークと思うのは自分の中では珍しい。

個人的学び映画…それがえんとつ町のプペルだ。

ここで原作者西野亮廣氏を絡めると感想が変わる…これは西野亮廣氏のクリエイター人生にも掛け合わせたものという解説があるためだ。この歯車を合わせて見ることも視聴者の思い出歯車で合わせて見ることも可能としている。

ひょっとすると自分にはクリエイター西野亮廣氏の人生を見て空虚に思うところがあるのかもしれない…どこを見て空虚かはわからないがなんとなくそう思う。クリエイター西野亮廣氏に詳しいわけでもないが映画視聴感想としては、彼は丁寧に細かい状況分析をせず急展開に合わせて急いで状況分析し手を打ってきたかのように見えてしまった。コロナ渦で映画上映を決断もその一つだろう。

どこまで練度があるのかわからないが、怒涛の展開だったのだろうと勝手に察する。彼の体感時間速度は非常に速いもののように思えてしまう、そんな作品だった。自分と比較すれば、その圧倒的に速いと思われる体感時間速度を感じ、空虚を感じたのかもしれない。

春夏秋冬のリズムの何倍も速いように思う。まさに目まぐるしい情報社会時代に生み出されたアニメ映画だと思う。

ここで心配なのがより速く目まぐるしい未来が来るかどうかである。プペルよりも速い映画ならば開始10分も視聴できなさそうだ。だが、その時代の人にとっては視聴可能ではあるはず🤔

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