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【さて番外編】25TH ANNIVERSARY TOUR 2024 QUARTER CENTURY KOBUKURO(東京ガーデンシアター)について

最近番外編ばっかりなんですが(笑)、大好きなコブクロの25thツアーの初回、まさかの最前ほぼ真ん中という奇跡を形に残しておきたく、やっぱり書いちゃいました。
とにかく感動しきりで記憶が飛んでるところもありますが、ネタバレ含みまくりますのでご注意ください。

まず今回のステージ。
幕が下りていてツアータイトルが書いてあったんですが、モスグリーンの柔らかツルツルな幕でなんだかとても「帆」をイメージさせる作り。
今回は「RAISE THE ANCHOR」がメイン曲だと思っていたのでなるほど!と始まる前からワクワクしましたねぇ。

そして始まりはまさかの交響曲第5296番
これはアルバムにしか入っていないのですがオーケストラでコブクロの名曲の数々奏でているんですよね。
時にリズミカルに時にしっとりと壮大なスケールで奏でられるのを聴いているだけでもう泣きそうでした。
何よりなんかもう懐かしくて。
それを選んでくれたんだ、という思いでした。

そして幕が開いて歌い出す「心待ちにしていた〜」
眩しくて泣きそうで胸がいっぱいでした。

そして始まる「宝島」。

懐かしくてがむしゃらに夢を追う2人の姿を思い描ける大好きな曲。
最近あまり歌っていなかった印象だけど、やっぱり聴くといいなぁってぐっと来てしまいました。
私が好きな歌詞は「誰より大きな夢誰より密やかな声で」というところ。
この曲は全体的に始まりって感じなんですよね。
少し水溜りボンドを思う曲でもあったりします。
まだ見ぬ未来に踏み出していく力強い歌。
黒田さんの声がなんて力強く伸びやかなこと。
楽しそうに歌ってるなぁと小渕さんに目を向けた瞬間、歌っている黒田さんを見るあまりに嬉しそうな表情に思わず息を呑みました。
25周年にそんな顔を見せられたらこっちはどうしたらいいんですか!
誰より黒田さんの歌が好きなのは小渕さんなんだよなぁと痛感しました。

そして「SUNRISE」

これもまた始まりって感じの力強く輝いていくような歌なんだ。
照明もぐわーっと下から上に光が溢れていって感動的でした。
光が強すぎて一瞬コブクロが見えなくなるくらい(笑)
黒田さんの力強くて伸びやかでどこまでも広がっていく「SUNRISE」、大好きなんだよなぁ。
圧倒的に感動が押し寄せてくる感じ。
これはライブで歌ってもらわないと味わえない気がしてる。
久しぶりに聴けて嬉しかったなぁ。

そしてここで意外だった「サイ(レ)ン」

ミラーボールが何個も降りてきてキラキラしながら歌われるサイレンは少しアレンジも入っててさらにかっこよかったですね!
個人的に最後の2人で一緒に歌いながらたたみ掛けてくるところが大好きなんです。
この2人でたたみみ掛けてくる感じ、コブクロではそんなに多くないんじゃないかな。
聴きながら最近リア友とあんまり会ってないなぁと反省したり、こうしてライブをしてくれるのも時間という究極のギフトをもらってるんだよなぁと思ったりしていました。
水溜りボンドのトークライブもそうだよなぁと思ったり。
水溜りボンドが「こんな人達が見てくれてるんだって思う」とトークライブで言う理由をなんとなく肌と心で感じた瞬間だったように思いました。

そしてMC。
忘れずメンバー紹介。
今回もバンドメンバーは私的ベスメン!!
嬉しい。
そしてオープニング曲3曲がなぜあの曲たちだったのか。
それぞれツアーの始めに歌った曲なんですね!
そういうことか!と感動しました。
歴史、感じさせてくるなぁ。
そして今回のステージは甲板をイメージしているそうで。
これまで作り上げてきた曲や様々な出来事が舞台上のコンテナに詰め込まれているイメージだそうです。
コンテナのペイントも素敵だったなぁ。
と感動していたら意外にあっさり曲へ行こうとする小渕さん。
と思ったら「お前がここで座ってくださいって言うところやろ!」「お前が言ったらええやろ!」の小競り合いがありました(笑)

新しいアルバムから「Blame It On The Love Song」
横文字タイトルかぁと思っていたら思っていた以上に懐かしい青春の雰囲気。
スクリーンに歌詞が出るのも青春感じる色味でいいなぁと思いましたね。
自転車の鍵に内緒で書いた好きな人のイニシャル。
好きな子の鍵に書かれているイニシャルはどう考えても自分のものじゃない。
そんな青春してないのに、夏の暑さや匂い、空の青さを感じたような気持ちになりました。

そして「Mr.GLORY」
これも今まで音源化してないんですよね。
歌詞を暗記できていないのでふわっとしたイメージですが、人に合わせすぎて疲れちゃってるなら言いたいこと言いな?みたいな歌詞が大好きで。
小渕さんの言う「どんな道を選んでも曲がり角から「大丈夫!」って言ってくれる自分が顔を出してる」
そんな気持ちでいられたらいいなぁと心から思います。

そして「hana」

私、自分でも意外だったんですがこの曲のイントロが流れ出した瞬間、自分の中の「愛情」みたいな部分がぶわっと膨れ上がって自分を満たす感覚になりまして。
歌を聴いている間、ずっと心が満たされている感覚で。
今までこの曲を聴いたどのライブより感動した。
凄かったなぁ。

そして始まるMC。
「なんかちょっとチャキチャキ進めすぎ」と小渕さんを止める黒田さん(笑)
あと2つ先のMCでたくさん喋る予定らしいのにまぁ喋る。
選んだテーマは歯医者さん。
いや、なんで(笑)
しかも8年ぶり?とかで歯医者に行って歯石取られた結果肉が歯に挟まる様になったから歯石返せとな?
これだからこの人たちは!!
この方向から無理矢理軌道修正する小渕さん。
無理がある(笑)
それでも突き進むのがコブクロなんだよなぁ。

そして曲入り前の曲への思いを聞いて予想をしていた「Million Films」

温かい歌だよなぁ。
心がほっこりする。
日常の切り出し方が秀逸で思わず想像しちゃうんですよね。その光景を。
コブクロ(特に小渕さん)は景色やシーンを描き出すのがとてもうまいと思っていて。
それが素晴らしく発揮されている一つの名曲だと思います。

そして「雨粒と花火」

夏の定番になったらいいというこの曲。
急に立ってタオルを振るよう煽られる客席。
タオルをふり慣れてなくてうまく回せない我々。
そしてうまく回せない黒田さん(笑)
この曲、いつものコブクロってイメージの曲とは違うと思うんですが、昭和感感じつつ花火の火薬の匂いを感じさせるような曲で聴くたびに好きになります。

そしてまたMC。
いや、ほんとよく喋るんです。この2人(笑)
タオルを上手く回せなかった黒田さんに小渕さんからの物言い(笑)
「やること多いんじゃ!」と拗ねる黒田さんに対し客席にききつつ上手い回し方を確認する小渕さん。
「次からはやります」「うるさいのでやります」と完全にめんどくさい拗ねモードの黒田さん。
仲良しなんだからなぁ(笑)

そしてこちらも新曲「雨」
これはもうイントロから「優しい曲だ」と分かりました。
失った誰かを会えないとわかっていてもを探しに行く。
そんなともすれば悲しさが支配してしまいそうなテーマ。
それなのに優しく感情に寄り添う柔らかい春雨のような、そんな曲でした。
泣いてしまった。

そして「エンベロープ」

何度聴いても温かくて大切なものを教えてくれる曲。
愛やら恋やらの歌もいいんですが、私がコブクロと一緒に生きてきた理由は多分ここにあって。
色んな物、色んな瞬間に寄り添ってくれるんです。
その時その時、一番響く歌は違うけれど、必ず自分に必要な歌があるんです。
だから私はコブクロと生きてきたし、これからもコブクロと生きていくのだと思います。

ダメ押しで泣かせにくる「ここにしか咲かない花」

これまたいいんだ。
久しぶりに歌った気がするけれど、黒田俊介の良さが恐ろしく詰まっている曲だと思う。
脳裏に想像できるあけもどろの空。
サビで確実に涙腺崩壊します。
サビ以外にも毎回「同じ数の出会いと別れ でも割り切れなくて」という歌詞を聴くたび「人は一人で生まれ死んでいくんだな」としみじみ思うんです。
だからこそ同じ数の出会いと別れが待っている。
そしてその中で出会いというものは本当に特別なんだな、と。
サビの黒田さんの声が溢れていく瞬間、また小渕さんが本当に嬉しそうに黒田さんを見ていて、またそれに泣きましたね。

そして喋りたい2人のMC。
まず黒田さんから小渕さんが深夜(2時くらい)にショートメールで何通も用件を送ってくることにご不満を。(ちなみにこの時点で黒田さんは舞台上に正座のリラックスモード(笑))
それに対する小渕さんの答えは「あれは置き配」
いや、天才か!(笑)
「ちゃんと全部宅配ボックスに入れてるやろ」
それに対する黒田さんの返事は「あんなん入り切るか!!」
さすが小渕さん、すごい分量送ってるんだな(笑)
いや、ちょっと想像付く。
ちなみにこの時、黒田さんの近くのスピーカーに腰掛けてる小渕さん。
仲良しでかわいいー!!
そして25日のWANIMAフェスに参加する話へ。
アコギ1本でロックフェス乗り込むの強すぎるだろ!!
そもそもこれはUVERworldのTAKUYA∞さんから「(ワンオクの)TakaとLINE繋いでもいいですか?」という相談から始まったそうで、そこからお誘いがあったらしい。
ここで「LINE」という単語にざわつく会場(笑)
(黒田さんが小渕さんに永遠にLINEを教えてもらえないのは周知の事実)
そして「別に今さら教えてほしくない」みたいなツンデレみたいなことを言い出す黒田さん。
せっかくお仕事関係でLINEグループ作っても小渕さんだけショートメールで二度手間になるとの主張。
真っ当すぎる(笑)
楽屋にLINEのQRコード置いておいてやろうか、とにやつく小渕さん。
仲良しだなぁ。
ついでにWANIMAフェス、黒田さんの知り合いが誰もいないらしい。
それは不安すぎる(笑)
「俺どうしたらいい?」という黒田さんに「ずっと俺の隣にいな?」と保護者する気満々の小渕さん。
ちょっと練習してみよ、と挨拶の練習を始める2人。
コントかな?
「俺人見知り発動しちゃう〜」とか言ってる黒田さんかわいかったな(笑)
なにはともあれファンとしては楽しい時間になるよう祈っております。


そして盛り上げモード突入。
「この地球の続きを」

これは小渕さんの太鼓が見どころでして。
今回は手拍子でコール&レスポンスしたんですが、多分小渕さんのバチに何かしらの信号を送るものがついていたようで小渕さんが太鼓を叩く度スクリーンに花火が咲いていました。
あの演出好きだったなぁ。

そして私も大好きな「tOKi meki」

これは手拍子を一緒にしてくれるストリングスと間奏で振られるキーボードのよっしーさんが可愛い曲!!(笑)
イントロで姉と「よっしーさんかわいやつだ!」と言ってたら本当に今回もよっしーさんめちゃかわでした!!
なんであんなにかわいいおじさんなんだろうなぁ(笑)
ストリングスちゃんたちも美人さん揃いで大好きなんですが、凝視してたらちょっとだけ目があった気がしました(笑)
もちろんみんなでやる「君がいるならOK」の手振りも楽しかったです!!

そして続く「SPLASH」

これほんっっっっとに懐かしかったです。
久しぶり!!
この曲、爽やかさで夏らしくておしゃれで大好きです。
サビのリズム感とパーカッションのマッチ具合がいいんですよねぇ。
歌ってくれて嬉しかったなぁ。

そして最後は「Moon Light Party!!」

はい!大好きな曲!!
これもおしゃれでいい曲だと思うんだよなぁ。
思わず口角上がってジャンプしたくなる曲。
今回は途中でウェイブをさせるという自由さ(笑)
それでこそコブクロ!!
とっても楽しい時間でした。

そしてアンコール。
歌ってくれたのは「轍」

アンコール曲としてはまぁあるんですが。
今回の演出が素晴らしくて。
ギター1本、2人で歌い始めた「轍」
ハッと気づいたらパーカッションのラムジーが参加していて。
そしてまた歌に聴き入っていたらいつの間にかギターの福ちゃんが参加していて。
そしてさらにバンドメンバー、ストリングスの全員が参加で終わる。
そしてその途中に私たちにも歌わせてくれる。
コブクロの歩いてきた道を、そのまま再現してくれたそうです。
泣いちゃう。
2人で歌っていたコブクロはなんて大きく、なんて壮大な物語になったんだろうと感動しました。
実は私にとって「轍」は特別な曲で。
コブクロの曲の中で一番思い入れのある曲なんです。
学生時代、私が生きていていいのかずっと考えていた時。
「そんな時は僕のところへおいで歌を歌ってあげよ」
この歌詞に救われたんです。
こんな私でも、不特定多数の中の「1」としてこの言葉を届けてくれる人がいる。
それがどんなに救いだったか。
そしてコブクロは今でも「どんな時も僕はいつでもここで歌を唄ってるだけ」この約束を果たしてくれています。
本当にありがとう。
25周年おめでとう。
これからも一緒に生きさせてください。
改めてそんなことを思った「轍」でした。

そして最後が「RAISE THE ANCHOR」

これはもう、黒田さんの声が溢れてくる始まりでまさに25周年にふさわしい曲!!
小渕さんがMCで言っていてハッとしたんですが、10周年の「時の足音」では長針と短針に表現した2人をこの曲ではコンパスのひとつの針と表現している。
震えましたね。
この曲の歌詞に「信じ合う2つの針がブレたことはないさ」という歌詞があって。
もう!ね!!
ちなみに20周年で作った「晴々」の時と同様、拳を突き上げる仕草で客席と呼応する感じも良かったです。
この曲は本当に力強くて進むのだという強い意志を感じるパワーをもらえる曲です。
「今を生ききれ」
こんな歌詞初めて聴いたよ。
この曲で終わったことで総合してこれまでを振り返りつつ「これからも進んでいく」をテーマにしているのかなという気持ちになる「楽しい」とワクワクさせてくれたライブになったように思います。

最高のライブだったなぁ。
小渕さんが歌いにくそうな時、黒田さんが隣に寄り添ってマイクを通さず歌っていたり、小渕さんが黒田さんに寄り過ぎてぶつかりそうになっていたり(笑)、いつも以上に「小渕と黒田でコブクロ」が伝わってくるライブでした。
そして、これからのコブクロに期待していいんだなと思わせてもらえる時間でした。
改めて25周年おめでとうございます。
そしてこれからもよろしくお願いします!!
次のライブも楽しみだ!!

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