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湧いてくる水をとどめておけないように

心からわくおもいも留めてはおけないし
留めておくものでもないんだけどこうし
て留めておける手段があるということは
みんな留めて残しておきたいのだなと思
う。

やあ、まゆんだよ。

数年前は留めておきたいことや伝えたい
ことが溢れてきていたからブログも頻繁
に書いていたけど、いまはもう湧くそば
からこぼれては流れてゆくようになって
しまって書けない。

それでも時折文章を書きたくなる。
そうなるとどこかここかに書きちらかし
てはほったらかしにしている。

留めておくとその時に湧いてくるものを
取りこぼしそうでね。

山に行ってお水を汲もうとすると汲む分
より取りこぼす方が多いのよね。
もうそれは仕方がない。

だけどずーっと汲んでいては持って帰れ
ないし、置いていても腐ってしまう。
感情も同じようなものでそればかりを溜
めていてはもう飲み込めなくなってしま
うからなるだけ新鮮なうちに飲んじゃう

取りこぼしたものはどうなっていくかと
いうと、流れて大地や海に取り込まれて
雨になりまたどこかに染み込み新しい何
かを含めて湧き出してくれる。

汲んで飲んでも、汲めなくて流れていても
それは何かの一部になりぐるぐる巡る。
触れたものの何もかも何かを取り込み又は
何かの一部になり姿を変え経験を得てゆく

留めていてはそれが出来ないのよね。

留めて濁り腐っていってもそれはそれでそ
こにしか住めないもの、それしか飲めない
ものたちの何かにはなるから好みの問題で
どちらでもいいんだけどわたしは旅をして
いたいなと思う。

わたしはわたしが大好きなわたしを誰かに
もらってもらいたいからね。

なんて考えた今日。

おしまい。

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