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中孝介さんコンサート2022.12.03

東京公演 16:00開演
@大手町三井ホール

中 孝介(あたり こうすけ)さんは鹿児島県奄美大島出身で、クリスタルボウルのような魂に響きかけてくる歌声が素敵なミュージシャンです。 
11月16日にNew Album「声をきかせて」をリリースされています。

中さんの歌を会場で聴くのは、9月11日のBSフジ日本遺産物語コンサートに続き2回目です。
今回も単身での参加で緊張していましたが、開演前の波の音で自然に和みました。

中さんの三味線の音色、歌の選曲。とても良かったです。クリスマスにちなんだ歌は、昨年私がユーフォニアムで練習した曲だったこともあり、感動モノでした。

伊藤ハルトシさんが演奏するチェロとアコースティックギターの温かみ。
黒木千波留さんの包みこむような優しいピアノの音。
神秘的な雰囲気だったり、ポップな空間になったり…曲調に合わせて変化する照明。
どれも、みんな本当に素晴らしかった。

ござさんのピアノも凄かったです。
ANSERと寒月の2曲は、中さんの歌と一体化して切なさが込み上げてくる感じ。島唄は、平和への祈りが溢れ、ラストは頭から雷をバーン…と受けるような感覚でした。感動して、ちょっとした放心状態になりました。

アルバムのタイトル曲『声をきかせて』は、心が震えました。
歌詞に込められた中さんの思いを伺って、私も会いたい人に思いを馳せました。
天国のおじいちゃんおばあちゃん…。
ふたりは今の私の行き方を見て、どう思っているのだろう。
笑ってくれるかな。叱るかな。
…そんな風に想像しながら歌を聴いていたら、涙ボロボロでした。

アンコールでは、歌に合わせて手拍子と手踊りで会場が一体化。
お隣の方が、右隣の手踊りしておられる女性を指さして、「この人、奄美の人で孝介の知り合いなんですよ」と、ニコニコしながら教えてくださいました。
後ろのお席に座られていた方々の合いの手も花を添えていて、私は何と贅沢なお席に座らせて頂いたのだろうと感激でした。
「こうすけ〜!」と声援も送られていて、中さんはたくさんの愛に包まれていらっしゃるのだなぁ…と、ほっこりした気分になりました。

コンサート終了後、お隣の方と少しお話ししました。思いがけず、スペシャルダンサーズ&コーラス隊の方々とご一緒出来て、すごく楽しかったこと。歌に感動して涙が出てしまったこと。
「またどこかで、お会いできたら良いですね」とご挨拶して会場を後にしました。
とにかく胸が一杯になり、最高な時間を過ごせました。本当にありがとうございました。

空がすっかり暗くなり、寒さを一層感じる夜道を幸せな気持ちで帰路につきました。

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初めての投稿でしたが、読んでくださった方に感動が少しでも伝わっていたら嬉しいです。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。

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