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姫島灯台|大分県姫島村

姫島灯台(B)|大分県姫島村 2023年10月13日

 九州は大分県、国東半島の北にある姫島の東端に建設された姫島灯台は1904年(明治37年)3月20日に点灯を開始。Bランクに分類される灯台。周防灘に位置する姫島は古くより航路の重要な目印とされており、1605年(慶長10年)に小倉藩主細川忠興が姫島の西端に灯明台を設置。これが日本灯台史上始めての篝火とされる。

 灯塔構造は円形石造。石材は山口県大津島産の大津石を使用。大津石は姫島と同年同日に点灯を開始した水ノ子島灯台にも使用されている。灯器のソーターハーレー式石油蒸発白熱灯で、姫島灯台は日本で最初に石油蒸発白熱灯を採用した灯台であった。レンズは英国製のチャンスブラザーズ社製第四等四連閃光レンズ。


旧退息所は休憩室となっている
石造りの雨樋
伊美港から姫島までフェリーで20分

航路標識番号
[国際標識番号] 5252 [M4968]
位置 北緯33度43分50.3710秒 東経131度42分2.5207秒
所在地 大分県西国東郡姫島村
塗色・構造 白色 塔形 石造
レンズ 第4等フレネル式
灯質 群閃白光
毎30秒間に4閃光
実効光度 240,000 cd
光達距離 20海里(約37km)
明弧 全度*
塔高 12.0 m (地上 - 塔頂)
灯火標高 57.0 m (平均海面 - 灯火)
初点灯 1904年(明治37年)3月20日
管轄 海上保安庁
第七管区海上保安本部


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