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百貫島灯台|愛媛県上島町弓削百貫

百貫島灯台(C)|愛媛県上島町弓削百貫 2024年6月3日

1894年(明治27年)5月15日点灯。保存ランクC。
福山市横島から南に2km沖にある孤島に建てられた百貫灯台は三原瀬戸航路上にほぼ同時期に設置された9つの灯台のひとつ。
 設置当時は5等級6面レンズを回転させ20秒1閃光だった。
点灯開始当時は二名の灯台職員が家族とともに常駐。付属の短艇で大浜埼灯台と長太夫灯標を巡回保守していた。

 1968年(昭和38年)に百貫島灯台は無人化され、以降も無人島であるものの百貫島宛ての郵便番号〒794-2503は現在も存在する(配達はできない)。
また百貫島灯台は志賀直哉の小説「暗夜行路」にも登場している。

百貫島灯台
航路標識番号 4462  
塗色・構造 白塔形
灯質 単閃白光 毎10秒に1閃光
光達距離 22海里(約40.7km)
塔高  9.3m
灯火標高 75m
初点年月日 1894年(明治27年)5月15日

灯台表 第1巻 平成2年2月

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